政府は9日、他人の著作物を許可を得ずに利用できる範囲を定める著作権法改正案を閣議決定した。キャラクター商品が写り込んでしまった写真や映像を使っても同法違反に問われなくなる。インターネット上で個人が写真を掲載するブログが普及するなどデジタル化の進展に合わせた改正で、今国会での成立と来年1月の施行を目指す。同法違反に問わない範囲として4つの類型を定める。写真や映像の背景や一部に著作物が写り込んでし
放送番組における音楽使用許諾契約に関する独占禁止法違反(私的独占)排除措置命令をめぐる、公正取引委員会(公取委)と日本音楽著作権協会(JASRAC)の長期にわたる戦いは、命令取り消しを求めたJASRAC側の勝利という形で終結する見込みとなった。 公取委がメスを入れようとしたのは、JASRACと放送事業者間で結ばれている包括許諾契約について。放送事業収入の1.5%を毎年支払うことで楽曲が利用し放題となる契約だが、JASRACが管理する楽曲以外を利用する際には別途支出が求められることとなり、結果として他の音楽著作権管理事業者の参入を阻害しているというのが大まかな指摘だ。 この排除措置命令に対し「事実誤認である」と反論したJASRACとの間で公取委審判がスタートしたのが2009年5月。そして、命令取り消しという異例の審決案が送られるにいたる流れを決定づけたのが、2010年9月の第9回審判だった。
放尿姿撮られ笑いものに=グーグルを提訴へ−仏男性 放尿姿撮られ笑いものに=グーグルを提訴へ−仏男性 【アンジェ(仏)AFP=時事】インターネット上で地図に沿って街並みの画像を閲覧できる米グーグルのサービス「ストリートビュー」により、庭で放尿している姿を撮影され「村の笑いものになった」として、フランス西部の村に住む男性がグーグルを提訴する方針を決めた。男性の弁護士が1日、明らかにした。 男性が暮らす仏西部メーヌエロワール近くの村は「小さな集落で村民全員が男性を知っている」(弁護士)。撮影時、庭の門は閉めてあり、プライバシーの侵害だと訴えている。 これに対し、グーグル側の弁護士は「信じ難い」とだけコメントしている。(2012/03/02-07:41) 一覧に戻る
鳥のさえずりが入った動画をYouTubeに投稿したところ、音楽の著作権を侵害しているとして扱われた――こんなユーザーの報告が話題になった。 YouTubeユーザーのeeploxさんは2月25日のユーザーフォーラムへの投稿で、屋外を歩いている動画をYouTubeに投稿したところ、Rumblefishという企業が保有している楽曲の著作権を侵害していると指摘を受けたと述べている。動画では音楽は使われておらず、鳥のさえずりが聞こえる程度。YouTubeの著作権保護システム「コンテンツID」が、これを音楽と誤認してしまったようだ。 eeploxさんの投稿 コンテンツIDは権利者から提出された楽曲などのデータをもとに、投稿された動画が著作権を侵害しているかどうかを判断するシステム。侵害と判断した動画は、権利者の意向によってブロックしたり、広告を挿入して収益を権利者に配分したりする。eeploxさんの動
P2Pとかその辺のお話 WinMXとかWinnyとか、日本ではろくな扱いを受けていないP2Pですが、海外ではけっこう真面目に議論されてるんですよというブログ。 以下の文章は、TorrentFreakの「ACTA Anti-Piracy Treaty Criticized by EU Parliament President」という記事を翻訳したものである。 原典:TorrentFreak 原題:ACTA Anti-Piracy Treaty Criticized by EU Parliament President 著者:Ernesto 日付:February 12, 2012 ライセンス:CC BY 昨日の大規模なACTA抗議活動に続き、欧州議会議長マーティン・シュルツが、地元テレビ局にこの条約を批判するコメントをした。 「現在のかたちが良いとは思えません」と彼はARDに話した。 議長は
去る2月14日、政府は、いわゆる「社会保障・税共通番号制」に係る法律(正式名称「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」、略称「マイナンバー法」)案を閣議決定し、国会に提出した。 この法案は、全ての国民と外国人住民に対して、社会保障と税の分野で共通に利用する識別番号(マイナンバー)を付けて、これらの分野の個人データを、情報提供ネットワークシステムを通じて確実に名寄せ・統合(データマッチング)することを可能にする制度(社会保障・税共通番号制度)を創設しようとするものである。 当連合会は、この共通番号制度に対して、昨年7月29日付け「『社会保障・税番号制大綱』に関する意見書」において、①共通番号制の具体的な必要性や利用目的が、全く明らかにされていない上に、費用の概算も効果の試算も公表されていないため、本制度によるプライバシー権などに対するリスク受忍の当否、費用対効果
司馬遼太郎の代表作の1つ「坂の上の雲」の内容などを解説した「『坂の上の雲』大事典」という書籍を巡り、司馬遼太郎記念財団などが、著作権を侵害されたと訴えたことについて、東京地方裁判所は、書籍の販売を禁じる仮処分の命令を出しました。 販売を禁じられたのは、東京の出版社が去年10月に出版した「『坂の上の雲』大事典」という書籍で、司馬遼太郎の代表作「坂の上の雲」の内容の抜粋や登場人物の写真などが掲載され、これまでに9000部発行されています。 これについて、遺族と司馬遼太郎記念財団が、著作権を侵害されたと訴えた結果、東京地方裁判所の小川卓逸裁判官は15日、申し立てを認め、書籍の販売を禁じる仮処分の命令を出しました。 決定について、財団は「司馬遼太郎の名声にあやかって無断で出版したことに対して、裁判所が明確な姿勢を示したことは評価できる」と話しています。 一方、書籍を出版した「洋泉社」は「不本意な決
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1月25日(水)、崔洋一日本映画監督協会理事長、浅石道夫日本音楽著作権協会常任理事、高杉健二日本レコード協会常務理事・事務局長、増山周芸団協事務局長、棚野正士CPRA著作隣接権総合研究所長、大和滋文化芸術推進フォーラム事務局長らが枝野経済産業大臣を訪問し、意見交換を行った。 枝野大臣及び崔理事長からの挨拶の後、大和氏から映像・音楽コンテンツ創造の基盤強化と世界発信に関する民間レベルでの取り組み及び直面している諸問題について、高杉氏から、著作権法に関する問題(映像における著作権法上の課題、私的録音録画補償金制度の見直しおよび著作権等の保護期間の延長等)について、それぞれ紹介があり、その後自由討論となった。 芸団協及びCPRAからは、今後の知的財産推進計画におけるクリエーター保護の視点の強化、2004年から同計画に掲げられている私的録音録画補償金問題の早期解決及び映像実演に関する実演家の権
月額1480円の有料動画サービス「Hulu」を運営するフールージャパンは2月1日、日本国内の映画配給会社である、アスミック・エース エンタテインメント、角川書店、松竹、東映、日活、AMGエンタテインメントの6社とコンテンツ提携したことを発表した。 6社との提携の第1弾として、「さくらん」「セーラー服と機関銃」「バトル・ロワイヤル」「嵐を呼ぶ男」「ゲゲゲの女房」などの作品が同日より視聴できるようになる。またその他の作品も随時追加するとしている。 2011年9月のサービス開始当初は、主に人気ハリウッド映画や海外ドラマを配信していたHuluだが、12月にはBBBとマイシアターD.D.との契約により、日本映画の配信を開始。今回新たに6社と契約したことで、日本映画の供給を受けるパートナーは8社となった。
CPRAは、昨年度に引き続き、インターネットユーザーを対象とした肖像使用の実態・意識に関する調査を、(社)コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)の協力により、実施した。 昨年度の調査結果(⇒調査結果報告はこちら をご参照下さい)では、首都圏在住の中高生の32.8%が、インターネット上に有名人の画像をアップロードしたことがあると回答した。この数値は、18歳から49歳以下の13.2%に比べ、高い経験率であることから、今回の調査では、調査対象を中高生に絞り、全国規模のWEBアンケートのほか、グループインタビューも実施した。 今回の調査では、有名人の画像を、自分のブログやホームページ、画像掲示板などにアップロードした経験があると回答した中高生は、22.6%にのぼった。前回の調査とは設問の仕方が違うため、一概には比較できないが、依然として、5人に1人は、有名人の画像をアップロードしている
「iモード」「おサイフケータイ」「iD」など数多くのサービスを生み出してきた元NTTドコモ執行役員、現・慶應義塾大学大学院政策メディア研究科 特別招聘教授の夏野剛氏。そんな夏野氏は、昨今ささやかれ始めた携帯電話事業者による定額制の廃止について、「ユーザー保護の観点から絶対にあり得ない」と語る。 携帯電話事業者が一度始めた定額制を廃止するというのは、ユーザーにとって絶対にありえない。消費者保護の観点からも考えられない。 スマートフォンが出てきて最も大きく変わったのは、通信業界の進化の主導権がシリコンバレーに移った点だ。iPhone以前は、通信業界の進化は通信事業者が主導していた。 例えば、ぼくがNTTドコモにいた時代、常に社内のネットワーク部隊から大容量のパケットが流れるサービスをやられては困るとクレームを受けながら、端末やサービスなどの商品開発を進めていた。例えばドコモで作った「ミュージッ
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