Hewlett-Packard(HP)は、The BeatlesのメンバーだったPaul McCartney氏の楽曲、動画、写真のアーカイブを、クラウド型デジタルライブラリに集約した。 HPは、McCartney氏が1971年に設立したMPL Communicationsと協力して、50年にわたる同氏の作品をデジタル化したプライベートコレクションを立ち上げた。 これは「Paul McCartney Digital Library」という名称で、The Beatlesの作品は含まれていない。 HP Enterprise BusinessのScott Anderson氏は、「このデジタルライブラリは、McCartney氏と同氏のメディア会社MPL Communicationsのために構築された」として、次のように述べた。「このライブラリはMcCartney氏のメディア事業を強化する助けになる。
※追記(14/4) 「著作権」「著作隣接権」の使い方について、指摘をいただきました。細かい説明は時間のある時に改めて出来ればと思いますが、イギリスの音楽コミュニティで当該の問題を議論する時に使われる言葉づかいを、日本語に置き換えた時の微妙なニュアンスの差によるところも大きいと思います。私はイギリスで英語で著作権について学んだのが先なので、その面で至らない点があったかと思います。その点で混乱させていれば申し訳ありません。ただし、その点を考慮した上で、取り急ぎ元のままこの記事は掲載します。 ============================ ●Copyright extension back on the European agenda - CMU blog (13/4/2011) 欧州議会のアジェンダの1つとして、著作権保護期間延長法案が再び取り上げられる方向であると、CMUが報じまし
に速報をお伝えしたとおり、2010年11月17日、ザ・ビートルズの作品がiTunesに登場した。13枚の伝説的なリマスター版スタジオアルバムとともに、iTunes LP、2ボリュームの『Past Masters』コンピレーション、そして『赤盤』『青盤』が一斉に全世界のiTunesに現れたのだ。米国での最初のコンサートを捉えた全世界iTunes限定の『Live at the Washington Coliseum,1964』コンサートフィルムを収録したiTunes LPが付属する、スペシャルデジタル『BeatlesBox Set』も用意されている。要は全部入りだが、それでも23000円という破格のプライスはデジタルならではと言えそうだ。 「ビートルズの音楽をiTunesで提供できることをとても嬉しく思っています。かつてレコードでリリースした曲がそれらが初めてリリースされたときのようにデジタル
米Appleとビートルズの因縁は深い。いくたびの訴訟を乗り越え、iTunesでのビートルズ配信が始まったこの日がAppleにとって「忘れられない日」になったのは間違いない。 米Appleとビートルズの因縁は深い。ビートルズの管理会社である英Apple Corpsが商標権の侵害を主張し、米Apple Computerに対して最初の訴訟を起こしたのは1978年。3年後に和解に至るが、この時の条件は「米Appleが音楽事業を行わないこと」だった。 米Appleの社名は、創業者のスティーブ・ジョブズCEOがビートルズファンだから命名したという説もある(ジョブズ自身は明らかにしていない)。だが企業としての米Appleと英Appleは、法廷で戦いを繰り返してきた。米Appleが自社製品にMIDI機能などを搭載したのを問題視し、英Appleが「和解条件に違反している」として訴訟を起こしたこともある。 当
【ニューヨーク=山川一基】米アップルが、ビートルズの楽曲を近くインターネット販売すると、米紙ウォールストリート・ジャーナルが15日報じた。実現すれば、ビートルズの楽曲が初めて本格的にネット配信される。 同紙によると、アップルとビートルズの代理人、レコードレーベルのEMIグループとの間で最近合意された。近く、アップルの「iTunesストア」で購入できるようになるという。 アップルは同社のウェブサイトに「明日、いつもと同じ一日が、忘れられない一日になります」と大きく表示。日本時間の17日午前0時に「iTunesからの特別な発表をここで行います」としている。 ビートルズは本格的なネット配信をしていない「最大のアーティスト」と言われてきた。アップルとビートルズはかつて、ビートルズが所有した会社が「アップル」だったことから、商標権などを巡り係争を繰り広げたことがある。
[ロンドン 5日 ロイター] レコード会社EMIが、米国の音楽配信サイト「BlueBeat.com」を相手取り、無許可でビートルズの楽曲をダウンロード販売していたとして提訴した。 EMIのスポークスマンは「EMIはBlueBeat.comに楽曲の販売を許可していない」と説明。今週に入り、著作権侵害の訴訟を起こしたことを明らかにした。 同サイトでは、楽曲が1曲あたり25セント(約23円)で販売されており、米アップルの音楽・動画配信サイト「iTunes(アイチューンズ)ストア」などと比べて、約4分の1ほどの価格設定となっている。 ビートルズの楽曲のデジタル販売については、 リンゴの商標などをめぐり裁判で争っていたレコード会社の英アップルと米アップルが和解したことで道が開けたと思われていたが、同バンドは今も音楽配信各社と契約を結んでいない。元ビートルズのポール・マッカートニーは、妨げとなっている
カンヌ国際映画祭で映画『Apotheosis』と『The Flu』を発表するため同地を訪れたジョン・レノン(John Lennon、右)とオノ・ヨーコ(Yoko Ono、1971年5月17日撮影)。(c)AFP 【7月2日 AFP】故ジョン・レノン(John Lennon)のプライベートライフを撮影した映像の公開をめぐり、レノンの妻オノ・ヨーコ(Yoko Ono)さんと、ビートルズ(The Beatles)関連の収集家たちの共同体「ワールド・ワイド・ビデオ(World Wide Video)」が争った裁判で、米マサチューセッツ(Massachusetts)州ボストン(Boston)の連邦裁判所は前週、映像の著作権はオノさんにあるとの判決を言い渡した。オノさんの弁護士が明かした。 しかし、マリファナを吸引するレノンの姿が映ったこの映像をオノさんが公開するかに関しては、弁護士は言及しなかった。
パトリック・ホーリング氏(84)はビートルズの「エリナー・リグビー」がラジオで流れるたびに得られるごくわずかな金銭をめぐって闘っている。この曲は、1966年にビートルズが発表した13枚目のオリジナル・シングル。EU(欧州連合)法に基づき2016年に著作権切れとなる。 バイオリン奏者として録音に参加したホーリング氏だが、録音物の著作権保護期間が失効するため、それ以降、印税収入が入らなくなる。英国には音楽の印税に頼るアーティストが約4万人いて、ホーリング氏もその一人だ。 ポール・マッカートニーやリンゴ・スターのようなスターなら作詞者、作曲者として利益を得られるし、音楽会社と契約を交わしている。作曲家や作詞家の場合、存命中と死後70年間が著作権の保護期間だ。 ところが楽曲の録音に参加したスタジオミュージシャンや歌手に対する「録音物の著作権」の保護期間は米国の95年間に対して、EU域内では録
上林格さんの「この日のビートルズ」という連載記事の「ありがとう海賊放送」という記事は,とても興味深いものです。 英国放送協会(BBC)ラジオが独占していた英国でも、64年になると海賊放送が続々と現れており,BBCラジオ番組のお堅いクラシックやぬるーいポピュラー音楽に飽き足らないポップス・ファンを当て込み、千トン級の船に放送設備を積んで、海上から放送していたのであり,初期のビートルズは拡販の場をラジオに求めていたとのことです。海賊放送が勝手にどんどん宣伝してくれるため、ビートルズはコンサートや映画、テレビの出演に忙しいなか、プロモーションのためにわざわざBBCラジオに出演するメリットがなくなったとのことなのです。 その後,ポピュラー・レコードの売り上げが激減したレコード会社は政府に圧力をかけて電波法を改正させ、海賊放送は違法となったとのことでです。 ここでの一つの教訓は,新しい分野の音楽が普
『Expelled: No Intelligence Allowed』という映画の中に、John Lennonの楽曲「imagine」を引用するくだりがある。それに対して、オノ・ヨーコやJohnの息子たち*1は、無断使用だとして、訴えを起こしていた。 訴状によると、オノらは同映画における楽曲イマジンの使用と、同楽曲に対する批判を違法と訴え、同映画の配信、販売、プロモーションの禁止と損害賠償金を求めている。 IP NEXT ニュース / オノヨーコ、映画製作者を著作権侵害で提訴 そして、昨日、この裁判に対する判決が下った。この件について、Ars Technicaの記事を元に概観してみることにする。 なぜ「Imagine」が引用されたのか この映画自体は、昨今の疑似科学論争と重なる部分もあるのだけれど、進化論 vs. 創造論の論争を、創造論の観点からとらえた映画。実際に見たわけじゃないけど、プ
英紙イブニング・スタンダードは八日までに、ビートルズ元メンバー、ポール・マッカートニーさん(65)が、米アップルの音楽配信サイト「アイチューンズ・ストア」にビートルズの楽曲を提供することを決めたと報じた。 アイチューンズでは、既にマッカートニーさんら元メンバーのソロ活動の楽曲が配信されているが、グループとしてのビートルズ作品の配信は初めてとなる。 同紙によると、配信が予定されているのは「ヘルプ!」や「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」など、おなじみのアルバムやヒットシングルの数々。 配信は数カ月以内に始まり、配信に伴う利益は総額二億ポンド(約四百十億円)に達する見通し。同紙は、ビートルズの曲はダウンロードのチャート上位を数カ月間独占すると予測した。 マッカートニーさんは離婚訴訟中の妻ヘザーさんから巨額の慰謝料支払いを求められており、楽曲配信による利益をヘザーさんへの
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