理化学研究所と富士通が共同開発中のスーパーコンピューター「京(けい)」が、18日に発表になったスパコンの性能ランキングで世界最速の座から転落、2位になった。首位は米IBM製「セコイア」。計算速度は毎秒1京(京は1兆の1万倍)6000兆回余りで、京の約1.6倍だった。9月に本格運用を始める京は今後、速度を上げる開発はしない。2009年の政府の事業仕分けで「なぜ2位ではだめなのか」と話題になったが
しまね産業振興財団顧問 周藤 巌 日本が「失われた20年」と指摘されて久しい。その意味するところは、国家指標のあらゆる分野で劣後現象が著しい、ということであろう。問題は、その素因は何か、ということであるが、単一の素因はありえず、複数の素因が複合的に絡み合った結果の現象に違いない。本稿の目的は、身近な職場風景の革命的変化として、職員全員にパソコンが配布される「パソコン全時代」が、特に中小企業の経営統治システムに与えた影響と、その職員の労働態様に及ぼした影響などを考え、素因との関連性を探ってみることにある。 その起点は、1990(平成2)年ごろとみるのが適切であろう。この年の国家の税収など主な指標は、直近で最も良好な状況であった。その後、今日まであらゆる指標は悪化の一途をたどっているのである。 官民を問わず、職場の風景、特に事務系職場において、この二十数年間で最も大きい革命的変化は、パソ
将棋ソフトの「あから2010」と対局する清水市代女流王将(左)=東京都文京区の東京大学で2010年10月11日、久保玲撮影 清水市代女流王将(41)とコンピューター将棋ソフト「あから2010」の特別対局が11日、東京都文京区の東京大学工学部で行われ、86手でソフトが勝った。コンピューターと棋士の対局は07年の渡辺明竜王対「ボナンザ」(渡辺勝ち)以来で、ソフトが初めて女流タイトルホルダーを破った。 「あから2010」は「激指」など4ソフトが多数決で指し手を決める。「あから」は10の224乗を表し、将棋の局面の数がこの数に近いことにちなんで命名された。 対局は持ち時間各3時間。振り駒で清水が先手番になり、約6時間に及ぶ熱戦になったが、中盤から終盤にかけて「あから2010」がリードを広げて勝ち切った。 清水女流王将は「悔しい気持ちもありますが、途中からは血の通った人間と指している気持ちになりまし
前回は常用漢字表の改定が、IT機器への混乱回避をとるか、あるいは分かりやすさをとるかという困難な選択を迫られるだろうことを述べた。そして漢字小委員会/文化庁は「情報機器を利用して書くことができればよい漢字」の追加であることを理由に、IT機器への混乱回避の方を選択するだろうということも。新しい常用漢字表では全体の1パーセント程度にしても、いわゆる康煕字典体が混入することにより、分かりづらいものになるはずだ。 ただし、そのような改定を行う漢字小委員会/文化庁を一方的に批判することに意味はなく、かえって本当の問題のありかを隠してしまう可能性すらある。ここ10年の漢字政策はいつでも「社会の要望」を実現する方向で動いてきた。漢字小委員会/文化庁も特定の主義主張があって前述のような改定をするのではなく、積み重なった問題のツケを払うはめになっただけではないか。 本当の問題のありか、このような分かりづらい
第2部では漢字小委員会が発表した常用漢字表で追加される「字種候補修正案」[*1]に基づき、これが文字コード規格に及ぼす影響について考えた。検討する中で常用漢字表に略字体が追加された場合に起こる「漢字政策の玉突き現象」や、後発規格だったUnicodeが互換性確保のために規定したUnicode正規化により、結果として互換漢字が、いつ、どこで対応する統合漢字に置き換わるか分からない不安定な文字になったこと、さらにこの互換漢字に代わる技術として異体字シーケンスが実装されつつあるが、これも万能ではないことなどを見てきた。 第3部では、ここまで見てきた「情報化時代」のさまざまな現実を踏まえ、これが常用漢字表の改定にどのような影響を及ぼすのか、そしてそれはどんな意味を持つのかを考えてみようと思う。その前に、なぜここで「情報化時代」にこだわるのだろう。そこで今回の常用漢字表改定の元となった、文部科学大臣の
Mac、iPhone、iPod、歌声合成、DTM、楽器、各種ガジェット、メディアなどの情報・雑感などなど 息子(#3)が中学校の技術の授業でこんなものを作ってきました。 ・3相ダイナモライト 山崎教育システムという学校用教材の専門会社の製品です。 超高輝度白色LED 3カ所使用 1台で3役(LED、警報ブザー、携帯電話充電) 品番 N6700~6701 価格 2200~2500円 効率の良い3相式ダイナモで充電(ニッケル水素電池内蔵) チャージ用ランプ付。 長寿命で消費電力の少ない超高輝LED(白色)3カ所使用 1分間の手回し充電で(約120回転)携帯電話が約3分間通話できます。 USBコネクター付 2分間充電で約60分使用可能 付属の実験基板で8種類のエネルギー変換実験ができます マニュアルを読むと、これでハンダ付けや抵抗などを学ぶようです。 携帯電話やiPodなどのUSB機器を、これを
_ [OSS] 間違いだらけのオープンソース記事 / un article d'Open Source qui est vraiment incorrect オープンソースについて分かったふりをして出鱈目なことを語る人がいます。 「目からうろこが何枚も落ちたオープンソースの“人間的本質”」という記事の中で、こんな記述があります。 オープンソースとは、ソフトウェアのソースコード(人が記述したプログラムそのもの)をネット上に無償公開し、世界中の不特定多数の開発者が自由に参加できる環境を用意し、そのソフトウェアをさらに開発していく方式のことだ。 おくじさんも指摘しているように、これは本当に大間違い。 どれくらい大間違いかは、オープンソースの定義を読めばすぐに分かります。 この記事の著者、梅田望夫さんは、「もうかれこれ十年近くにわたり」オープンソースを取り上げてきたそうですが、そんな彼が、彼曰く「
Wisconsin Alumni Research Foundation(WARF)は米国時間2月6日、Intelの「Core 2 Duo」が、1998年にウィスコンシン大学マディソン校の研究者たちが取得した、命令を個別のストランドに分割することでより効率的な処理を実現するプロセッサデザインに関する特許を侵害したとして同社を提訴した(Engadgetより)。 この特許は、通常他の命令の処理が終了するまで待機していなくてはならない特定の命令の一部を、他のタスクの終了を待っている間に実行することができるというもの。例えて言うなら、自分のレポートを完成させるために誰かのデータが必要なため、その人のレポートが完成するのを待っているが、そのデータが導き出すおおよその結論が分かっているため、先に書き始める、といった感じだ。もちろん、実際にはもう少し複雑だが、先読みは現在のプロセッサ、とりわけ複数のコア
もはや歴史の一こまになっていた、IBMと富士通の知的財産権を巡る紛争が25年ぶりに注目を集めている。紛争の当事者が秘密契約を締結するまでの水面下の交渉を小説の形で発表したからだ。25年前、この問題を取材していた北川賢一コンピュータ・ネットワーク局主任編集委員に、IBM・富士通紛争とは何だったのか、「経営とIT」サイトの谷島宣之編集長が尋ねた。 Y 先日、まだ発売されていない本の紹介記事(「IBM-富士通紛争の当事者が四半世紀ぶりに沈黙を破り、秘密契約締結に至る厳しい交渉経緯を出版」)を書く、という妙なことをしてしまいました。Kさんにとって、2007年のハイライトはやはり、この『雲を掴め 富士通・IBM秘密交渉』の出版でしょうか。 K 貴兄の紹介記事を読んで書店に飛んで行ったら、まだ入荷していなくて、翌日また書店に行ってようやく買った。一気に読んだよ。当時は「秘密契約」とか「秘密交渉」などと
名作をポケットに詰め込んで Posted by yoosee on Gadget at 2007-10-24 22:00 JST1 DS文学全集ポケットに文学全集、こんなん欲しかった。わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 「DS文学全集」レビュー 遅い遅い、Palm でなら青空文庫が流行ったのはもう5年も前のことだっ。 .... 言ってて悲しくなってきた。なにせ 青空文庫: TEXTの読み方にある Palm 関連サイトは今や3つとも不達なのであり、時の流れを感じるというかなんというか、寂しいもんだ。青空文庫Palmの部屋 は二代目てのり文庫に引き継がれているのが救いではある。 かわって最近元気なのは W-ZERO3 をはじめとする Windows Mobile 端末だろう。窓の杜 - 【NEWS】W-ZERO3で“青空文庫”作品を直接ダウンロードできる「PocketSkyV
あまりも当たり前過ぎて21世紀に入ってから言葉にだしたことはあまりないのですが、当然のことながら、プログラムというのは、パルス波を理解して初めて「書ける」と言うのです。 プログラムが書ける、という状態は「パルス波を理解する」という状態の延長線上にあるべきで、パルス波を理解していないということは電子の挙動を理解していない、つまりプログラムを理解していないのとほぼ同じだと思います。 最近はLLと呼ばれる、いわゆる軽量スクリプト言語がメインになってきていますが、それでも依然として、コンピュータというのは電位差で動くもので、プログラムというものは全て電子の振る舞いの延長上にあると思っています。 その意識がないと、たとえPHPやJavaScriptのコードを書いていても、高周波ノイズをうけたり、 バスの同期が取れなくなってしまったときに「なぜだろう?」ということがピンとこないことになります。 まだ大
実のところ機械語はマシンに対する高レベルな挙動を示す命令であって実行を厳密に写像したものではない。(何を言っているんだわたしは?) 「マシン語ってどんな感じか知りたくなった方へ」という大人気のエントリと、ニコニコ動画を見て、昨今の最新マイクロプロセッサでは機械語がもはや機械の挙動と一対一に対応しなくなっちゃったのである、というツッコミをしたくなった。http://d.hatena.ne.jp/shi3z/20070913 「水野拓宏のTK-80講座」これが素敵すぎる。http://www.nicovideo.jp/watch/sm1048903 最近のプロセッサ(Pentium 4とかXeonとか)は機械語を機械が直接実行するのではなく(じゃあ、なんで機械語というだよというツッコミは諸般の事情で却下(w))、機械語をμOPという機械語と一対Nに対応する命令に変換し実行するのである。Java
個人的に興味深い記事が・・・。「An Open Letter to Anyone Asking Me For Computer Help」なる記事です。 コンピュータに詳しいんでしょ?と聞かれるのはいいのですが・・・次のようなことを最低でも知っておいてね、というポイントを紹介しています。 個人的にもよくパソコンについて質問を受けるので共感できる内容でした。きっと同じように考える人も多いのでは・・・。 詳しくは以下からどうぞ。 僕がコンピュータに詳しいからといってすぐにあなたの質問に答えられるわけではありません。多くの場合、まず僕がするのはGoogleで検索することです。コンピュータが手元にないバーや車の中などであなたの質問にすぐに答えられないからといって機嫌を悪くしないでください。 そのGoogleですが、あなたも使ったほうがいいですよ。質問をする前にまずは検索してみてください。1日かけて
Jeff Atwood / 青木靖 訳 2007年2月26日 レジナルド・ブレイスウェイトが書いていることを読んだとき、私はそんなわけないだろうと思っていた。 私と同様、この著者は、プログラミングの仕事への応募者200人中199人はコードがまったく書けないということで苦労している。繰り返すが、彼らはどんなコードも書けないのだ。 彼が引用している著者というのはイムランのことで、彼は単純なプログラムも書けないプログラマをたくさん追い払っているということだ。 かなりの試行錯誤の末に、コードを書こうともがいている人たちというのは、単に大きな問題に対して苦労しているのではないことがわかった。やや小さな問題(連結リストを実装するというような)に対して苦労するということでさえない。彼らはまったくちっぽけな問題に苦労しているのだ。 それで、そういった類の開発者を見分けるための質問を作り始め、私が「Fizz
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