パソコン(PC)がそのままラジオ受信機に−。東京、大阪の民放ラジオ十三局が、地上波の番組を同時にインターネットで流す「radiko.jp(ラジコ)」の試験配信を始めて一カ月余り。リスナーの反響は大きく、ラジオ業界は実用化に向けて期待を寄せている。 (近藤晶) ラジコは、ラジオ十三局と電通でつくる「IPサイマルラジオ協議会」が運営。先月十五日から試験的にサービスを始めた。これまでのネットラジオサービスと異なり、地上波の放送をCMも含めて、そのまま同時に配信するのが特徴。つまり、PCがラジオ受信機の代わりになるというわけだ。 協議会事務局によると、延べ聴取回数は、初日だけで約百四万回に上り、一週目が約五百二十三万回。二、三週目はやや落ち着いたが、四週目は約四百八十七万回を数えた。参加局の一つ、文化放送の三木明博社長は二十日の定例会見で「大変大きな関心と反響を呼んでいる。広告主にも大変関心を持っ
IPサイマルラジオ協議会は4月12日、地上波ラジオ放送をネット経由で聴ける実験サービス「radiko」を、ウェブブラウザを起動せずに利用できる公式「radikoガジェット」を公開した。 radikoはこれまで、原則的にウェブブラウザで公式サイトにアクセスしなければ利用できなかったが、radikoガジェットを使えばブラウザを起動する必要がなくなる。 radikoガジェットはAdobe AIRベースのアプリケーション。番組表も表示できる。
NHKの福地茂雄会長は8日の定例記者会見で、ラジオ放送のインターネットでの同時配信について「取り組む価値はある」と述べ、前向きに検討する意向を示した。福地会長は「制度上、クリアしなければならない問題はあるが、高層ビルで電波が届きにくいなどの点は解消できる」と、意義を強調した。ラジオ番組のネット配信は、東京、大阪の民放13社が3月から試験的に始め、話題になっている。 [2010年4月8日18時57分]ソーシャルブックマーク
IPサイマルラジオ協議会は4月7日、3月15日にスタートした、AM・FMラジオを放送と同時に丸ごとPC向けに配信する「IPサイマルラジオ」の試験サービス「radiko.jp」の反響が「予想をはるかに超える結果だった」と発表した。Webブラウザを起動しなくてもradikoを聴けるガジェットを、12日に公開する予定だ。 radikoは、関東・関西圏の民放AM・FM局のラジオ放送をCMを含めて丸ごと、Webブラウザからストリーミングで聴けるサービス。開始から1週間(21日まで)の総ストリーム数523万、Webページの総ページビューは約4710万と「予想をはるかに超える結果」。ユーザーからは、サービスを高く評価する声が届いているという。 Webブラウザを起動しなくてもradikoを聴ける、WindowsとMac対応のデスクトップ常駐型ガジェット「radikoガジェット」を4月12日に公開予定。スマ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く