「一回聴くと1円」のロイヤリティーはぼったくりだったのか 「エンジェル投資家とヴェンチャーファンドから集めた数十億円を、ロイヤリティー(楽曲使用料)という装置を使って、レコード会社にごっそり移動する。音楽系ITのスタートアップというのは、そういうビジネスモデルです」 iMeemの買収から9ヶ月後、ヴェンチャー志望家向けスタートアップ・セミナーの壇上に立った創業者のコールドウェルは、皮肉たっぷりにソーシャルミュージック事業のビジネスモデルをこう振り返った(※)。 (※ http://www.justin.tv/startupschool/b/272178844) 彼は今、picplz(ピクプリズ)という写真共有アプリのヴェンチャーを立ち上げている。写真共有アプリといえば、女性受けして大ヒットしたInstagram(インスタグラム)が有名だが、Instagramはこの頃、iPhone専用だった