著作権法に関する論点のうち、実務上最も関心の高いフェアユースの問題について、斯界の権威である14名の研究者・弁護士・企業法務担当者で構成された研究会が、様々な角度から議論を展開。日本版フェアユース規定導入を中心とした、著作権法の改正議論の検討・把握に最適な一冊。 ■フェアユース研究会について ■第1部 はじめに フェアユース規定の導入に期待するもの 中山信弘 明治大学特任教授・東京大学名誉教授) 3 フェアユースと競争政策――リバースエンジニ アリングの議論を参考に (泉克幸委員長) 10 ■第2部 ディスカッション 第1回 日本版フェアユースの可能性・必要性 1.発表(上野達弘委員) 25 2.自由討議 55 第2回 ドイツ法における最新の議論状況 1.発表(駒田泰土委員) 79 2.自由討議 117 第3回 考慮すべき諸事情のリスト 1.発表(椙山敬士委員) 143 2.自由討議 16
なかなかおもしろそうなタイトル、というかおもしろそう。 著作権保護期間―延長は文化を振興するか? 作者: 田中辰雄,林紘一郎出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2008/08/11メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (11件) を見る 著作権はいつまで保護されるべきなのか。著作権保護期間の延長問題について理論的整理と客観的な事実を示し、人々の議論に役立てる。 著作権保護期間の延長問題は現在、審議会での議論が続き、一般の関心も高くなってきた。しかし、議論の土台となる理論や事実の整理は必ずしも一般に知られておらず、憶測に基づく主張やごく例外的な現象を大勢とみなす議論がなされがちである。本書の目的は、議論を生産的なものにするため、土台となる理論や事実を調査し示すことにある。 http://www.populus.est.co.jp/asp/booksearch/detai
CODE 2.0とレッシグ2.0 2008年1月 9日 ITカルチャー コメント: トラックバック (0) (これまでの yomoyomoの「情報共有の未来」はこちら) 以前にも書いたことがありますが、昨年秋、ローレンス・レッシグから Creative Commons への寄付を求めるメールが届きました。これはワタシがここ数年 CC に寄付をしているためで、昨年は既に CC-JP に寄付していたためスルーしようとも思いましたが、レッシグ教授のメールの行間から伝わる疲労感が不憫に思え、自身の懐具合も考えずに CC 本家にも寄付してしまいました。2007年は寄付の目標額を上回ったとのことで、当方も少しだけ貢献したことになります。 昨年末、Creative Commons は設立5周年を迎えました。それに先立ち Wikipedia のライセンスが CC 互換になる道筋ができたというニュースもあり
素晴らしい, いや, 抜群に面白い本だった。 こういうのって歴史物語って言うんだろうか。 これは法学の本やその解説書ではないし, 歴史の本ともちょっと違う感じ。 『〈海賊版〉の思想』 は「海賊出版者」アレクサンダー・ドナルドソンを軸とした (サブタイトルにもあるとおり)「18世紀英国の永久コピーライト闘争」の物語である。 (こんなこと書いて著者の方が気を悪くされたらゴメンなさい) 私はあらゆる歴史(観)はすべからく歴史物語だと思っている。 史実だけを追っていては見えないものもある。 それを見えるようにするためには史実同士を繋ぐ「物語」を編む必要がある。 だから100人いれば100通りの歴史(観)がある。 『封神演義』 のまえがきで書かれているとおり 「歴史とは現実に何が起こったかではない。何が起きたか、と人々が信ずることだ」 である。 でも今回は「永久コピーライト闘争」を切り口とした 『〈
駒沢公園行政書士事務所日記 美術・音楽・写真・デザイン・IT系の利用規約・著作権契約書作成、ライセンス監査業務を行う行政書士大塚大のブログ。 2004年開始。このブログでは主に著作権法・不正競争防止法、営業秘密保護、ライセンス契約にかかわる知財判決を取上げています。https://www.ootsuka-houmu.com なお、ブログの内容は加除訂正されることがあります。判決内容については、判決文をご確認ください。 アマゾン経由で時間が掛かりましたが、ようやく手にすることが できた待望の中山先生の著作権法概説書。 ブログ記事でも多くのかたが取り上げているところからもその 期待度が伺えます。 著作権法 先日TBS NEWS23で「高校学園祭での演劇と著作権」を取り上げた特集で 著作権エージェントが著作者の著作者人格権を主張して、 「学園祭だからといって1円も払わないで使えると思うな」(みた
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く