vol.174 2011.12.07 音楽議員連盟・文化芸術推進フォーラムが 映画監督の権利と著作権の保護期間に係るフォーラムを開催 11月24日(木)、音楽議員連盟(音議連)及び文化芸術推進フォーラム主催による「フォーラム3-懸案の著作権法改正を」が参議院議員会館に於いて開催された。 まず、崔洋一日本映画監督協会理事長から、映画における映画監督の著作権の帰属の見直しを求めた。 現行著作権法では、映画監督が、映画製作の参加を約束した場合には、著作権は映画製作者に帰属することとされているため、著作権法を改正し、著作権は映画監督に帰属すべきであることを主張した。また、大家重夫久留米大学名誉教授からは、現行著作権法制定当時の議論が紹介され、当時と現在とでは、社会状況が異なっていることなどが指摘された。 また、浅石道夫日本音楽著作権協会常任理事からは、著作権・著作隣接権の保護期間延長を求めると