中国共産党の内部事情に通じる関係者は、党トップの総書記として3期目入りした習近平(シー・ジンピン、69)による最高指導部人事の内幕を明かした。注目点は、早くも4期目も視野に入れる習が自ら指名した異例の「居残り組」の役割である。「(1955年生まれの67歳という)同い年3人のうち、(首相である)序列2位だった李克強(リー・クォーチャン)、4位だった汪洋(ワン・ヤン)を追いやって、5位だった王滬寧
中国の台湾侵攻は「失敗」 米シンクタンクが図上演習―日米台中に甚大な損失 2023年01月11日07時06分 台湾南部・嘉義基地で行われた台湾軍の演習=6日(EPA時事) 【ワシントン時事】米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)は9日、中国が2026年に台湾に侵攻すると想定した図上演習を行った結果、中国が「失敗する」と結論付けた。ただ、中国と台湾だけでなく、米国、日本にも多くの死傷者や損失が発生するのは避けられないという。 【2023未来仮説】台湾有事はあるか、そしてその時日本は CSISは報告書で「かつてはほとんど考えられなかった米中開戦は、いまや安全保障の世界では当たり前の議論となった」と強調。米中開戦の図上演習はほとんど一般公開されていないとして、広く議論を促すために台湾有事のシナリオに沿って実施したと説明した。 CSISは今回、図上演習を24回行った。それによると、ほとんど
九二共識(きゅうにきょうしき)とは、中華人民共和国と中華民国(台湾)の当局間で「一つの中国」問題に関して達成したとされる合意の通称である。 名称は、中国側窓口機関海峡両岸関係協会と台湾側窓口機関海峡交流基金会が、1992年に香港で行った協議に由来し、2000年4月に台湾の行政院大陸委員会主任委員蘇起(英語版、中国語版)が名付けて公表した。日本語では92コンセンサス、1992年コンセンサス、92年合意などと訳される。 合意内容について、中華民国側の主張は「双方とも『一つの中国』は堅持しつつ、その意味の解釈は各自で異なることを認める」(いわゆる一中各表(中国語版))であり、中華人民共和国側の主張は「双方とも『一つの中国』を堅持する」(いわゆる一中原則)であるため、必ずしも一致していない。 概要[編集] 1949年、中国大陸の国共内戦を経て中国を掌握した中国共産党が中華人民共和国を10月1日に樹
【北京=三塚聖平】中国で清朝を打倒した辛亥(しんがい)革命から110年となるのを記念した大会が9日、北京の人民大会堂で開かれ、習近平国家主席が演説で「台湾問題は純粋な中国の内政であり、いかなる外部からの干渉も許さない」と強調した。「中国人民の国家主権や領土を守り抜く不屈の決心や強大な能力を見くびるな」とも述べ、台湾の蔡英文政権との連携を強めている米国などを牽制(けんせい)した。 習氏は「平和的な方式で祖国統一を実現することは、台湾同胞を含む中華民族全体の利益に最も合致する」と述べ、共産党政権と自らの悲願である台湾統一に改めて意欲を見せた。 独立志向の民主進歩党の蔡政権を念頭に、習氏は「『台湾独立』の分裂は祖国統一の最大の障害であり、民族復興の深刻な危険である」と非難。さらに「祖国に背き、国家を分裂させる者に良い結末はなく、必ず人民に唾棄されて歴史の審判を受ける」と迫った。 また、習氏は「平
米首都ワシントンの国防総省で記者会見するジョン・アキリーノ海軍作戦副部長(肩書は当時、2016年6月30日撮影)。(c)SAUL LOEB / AFP 【3月24日 AFP】米インド太平洋軍司令官に指名されたジョン・アキリーノ(John Aquilino)太平洋艦隊司令官(海軍大将)は23日、中国による台湾侵攻の脅威は深刻であり、多くの人が理解しているよりも差し迫っているとの考えを示した。 【編集部おすすめ】中国から撃ち込まれた砲弾で包丁作り 本土から3キロ、台湾の島 アキリーノ大将は、上院軍事委員会の指名承認公聴会で、中国は台湾に対する支配権を取り戻すことを「最優先課題」と位置付けていると指摘し、「この問題は大半の人が考えているよりもはるかに切迫しているというのが私の意見だ。われわれは受けて立たなければならない」と述べ、中国が今後6年以内に台湾を侵攻して支配下に置く可能性があるというイン
中国との緊張関係を背景に、トランプ政権下で米国と接近した台湾。だが今、バイデンの米大統領選勝利によって、台湾のなかでもトランプ政権との関係を見直す冷静な分析が出てきている。地元メディアの反応をまとめた。 バイデン勝利でアメリカの台湾支援はどうなる? 11月8日、台湾の蔡英文総統はジョー・バイデンの米大統領選勝利が伝えられるとすぐに、ツイッターに祝福のメッセージを投稿した。ツイートは、1月に自身が総裁選で再選を果たした際にバイデンが投稿したツイートを「引用リツイート」したものだった。 「今度は私が大統領と副大統領に選出されたジョー・バイデン氏とカマラ・ハリス氏にお祝いを申し上げる番です。私たちの関係がよって立つ諸価値は、これ以上ないほど強固なものとなるでしょう。私たちの友好関係の強化と、国際社会へのさらなる貢献のために協力することを楽しみにしています」 Now it is my turn t
台湾当局は、ネット通販サイト「タオバオ台湾」について、中国のネット通販最大手アリババグループが投資に関する規制に違反した疑いがあるうえ、利用者の個人情報を中国に送っている可能性があるとして改善を要求し、このサイトは台湾から撤退することを決めました。 台湾当局は、中国資本の割合が3割を超える投資案件を厳しく制限していて、アリババは投資会社への出資比率を3割未満に抑えているとしています。 しかし、台湾の経済部はアリババがこの投資会社を実質的に支配下に置いていると認定したほか、サイトの利用者の個人情報を中国にあるサーバーに送っている可能性があるとしてことし8月、投資会社に改善を要求しました。 これに対し、投資会社は15日「市場環境に多くの不確定要素がある」としてタオバオ台湾での商品の購入受け付けを停止し、ことしいっぱいで台湾から撤退すると発表しました。 台湾当局は、中国のネット検索最大手バイドゥ
【台北=伊原健作】台湾の民主進歩党(民進党)、蔡英文政権で政策実行を担う林全・行政院長(首相)が4日までに辞表を提出し、蔡氏が受理した。蔡政権は労働規制改革などで混乱が相次ぎ支持率が低迷。内閣を一新し、政権浮揚を狙う。後任には頼清徳・台南市長が就くとの見方が強い。5日に蔡氏が記者会見し、詳細を説明する。4日午後、台北市内で開いた記者会見で林氏が明らかにした。7日に現在の閣僚が総辞職し、8日に新
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