米ロの両大統領は16日、 スイス・ジュネーヴで会談した。両大統領は個別の記者会見でそれぞれ成果を強調したものの、2018年以来となる米ロ首脳会談は具体的成果には乏しかった。初対面ではないが、バイデン米政権発足後、初の対面会談だった。 アメリカのバイデン大統領は会談後、お互いが相手に異論を伝えたものの、大げさな物言いはしなかったと記者団に話した。また、ロシアは新しい冷戦を望んでいないと述べた。
1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら。 バイデン米大統領とロシアのプーチン大統領は16日、ジュネーブで初めて会談した。バイデン氏は、会談ではロシア国内の人権侵害をプーチン氏に突き付けたと明らかにし、収監されているロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏や米国人2人についても取り上げたと語った。 バイデン氏は会談後の記者会見で「プーチン氏に今回指摘したような人権侵害について黙っているなら、米国の大統領でいられるだろうか」と発言。「だからこそ、ナワリヌイ氏のような事件には懸念の声を上げていく」と続けた。 米ロの緊張がここ数年で最も高まっていることは両首脳とも認めており、会談は緊張緩和を図る目的だった。両国の政府当局者は会談が4時間を超える可能性があると予想していたが、ホワイトハウスによると、途中の休憩を除き約2時間38
フィンランドの首都ヘルシンキで共同記者会見を終えたドナルド・トランプ米大統領(左)とロシアのウラジーミル・プーチン大統領(2018年7月16日撮影)。(c)AFP PHOTO / Yuri KADOBNOV〔AFPBB News〕 米国のドナルド・トランプ大統領とロシアのウラジミール・プーチン大統領がフィンランドの首都ヘルシンキの大統領宮殿で記者会見を開くのを世界が待つなか、頭上のバルコニーからは、記者たちが状況を説明する声が聞こえてきた。 ヘルシンキは過去にもサミットの開催地になった。 1990年に父親の方のジョージ・ブッシュ大統領とミハイル・ゴルバチョフ大統領が会談したのも、1997年にビル・クリントン大統領とボリス・エリツィン大統領が会談したのも、この街だった。 だが、今回のようなサミットはなかった。 「どっち側が花嫁でどっち側が花婿か分からないけれど、我々は結婚式にいるような感じが
フィンランドの首都ヘルシンキで、米ロ首脳会談後に共同記者会見に臨むドナルド・トランプ米大統領(左)とロシアのウラジーミル・プーチン大統領(2018年7月16日撮影)。(c)AFP PHOTO / Yuri KADOBNOV〔AFPBB News〕 7月16日、トランプ大統領とプーチン大統領がフィンランドで会談し、その後に共同記者会見に臨むと、欧米の政界や主要メディアの間でトランプ批判が一斉に沸き起こり大炎上した。特にアメリカでは、これまでトランプ大統領に批判的だったメディアだけでなく、トランプ支持だった右派メディアや共和党のキーマンまでが批判を繰り返している。 ・「米ロ会談でトランプ批判噴出、身内から失望の声」 (ウォールストリート・ジャーナル日本版、7月17日) ・「米ロ首脳会談、トランプ氏は介入疑惑で批判封印 国内から反発」 (ロイター、7月17日) ・「FOXニュースのホストでさえト
[ハンブルク 7日 ロイター] - トランプ米大統領は7日、20カ国・地域(G20)首脳会議の会期中に行ったロシアのプーチン大統領との初の会談で、昨年の米大統領選挙へのロシアの介入疑惑について取り上げた。ただ両首脳はこの問題は両国の関係進展を阻害するとの見解で一致し、「不干渉」の原則にコミットすることで合意した。 ティラーソン米国務長官が明らかにした。 同長官は記者団に対し、両首脳はロシアの米大統領選への介入疑惑について「長く語り合った」とし、「トランプ大統領はロシアの介入を巡りプーチン大統領に複数回、圧力を掛けた」とことを明らかにした。 ただ「両首脳はこの件は2国間関係の進展を大きく阻害するとの見解で意見が一致した」とし、「米国と米国の民主的プロセス、およびその他すべての国に対する不干渉」への確約に取り組むことで合意したと述べた。 米ロ首脳会談で、プーチン大統領は、昨年の米大統領選に介入
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