東京都の小池百合子知事は28日の定例会見で、統一地方選の兵庫県芦屋市長選で初当選した高島崚輔氏(26)について言及した。 質問そのものは、統一地方選での日本維新の会の躍進に対する見解を求める内容だったが、小池氏は「コメントする立場にはございません」と、コメントをしなかった、その上で、自ら「興味深い。むしろこちらのほうに興味がある」と言及したのが芦屋市長選の結果。「もともと出身は芦屋でもあり、芦屋の気風も分かっている。26歳の市長が誕生し、こういう若い人が選ばれるのも、新しい波のひとつなのでではないか」と分析した。 社会を変える3要素として「若者、ばか者、よそ者」といわれることを引き合いに「ばか者といっても、未来をつくるためには突破口として『ちょっと変じゃないの』と思う人でも、すごいことをやるケースもある。こうしたことを許容し、ポジティブに考えられるのがこれからの日本や地域づくりにつながって