【読売新聞】 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、宇宙船の燃料を月面で製造する技術を実証するプラントの開発を計画していることがわかった。月の水から燃料を作る技術を独自に確立し、月面で2035年以降に燃料工場を着工、40年までの稼働を
堀江貴文氏の宇宙企業、JAXAと協定!「初の打ち上げ契約獲得」 自身が取締役「IST」が優先企業に
「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが人類にとっては偉大なる飛躍である」。1969年に月面着陸を果たしたアポロ11号、アームストロング船長の言葉だ。 【映像】アポロ11号、世紀の月面着陸(1969年) 世紀の瞬間から55年。2024年2月23日、アメリカの企業が民間として世界初の月面着陸に成功した。27日時点で、船体は横倒しだったが電力供給の問題はなく、実験設備でのテストを開始。NASAのビル・ネルソン長官は「きょう半世紀以上ぶりにアメリカは月へ戻ってきた」と述べた。 中国が2020年に月の土を採取することに成功し、昨年にはインドも無人探査機を打ち上げて月面着陸に成功するなど、いま月面探査が再び注目されている。 日本もJAXAが無人探査機『SLIM』をピンポイントで月面に着陸させ、26日にはマイナス170℃の環境で2週間の夜を越え、無事に通信を再開させて驚きと感動が広がった。現在は着地
【ヒューストン=花房良祐】米国の宇宙企業、インテュイティブ・マシンズの開発した無人の月着陸船が米中部時間22日夕方(日本時間23日朝)、月に着陸して地球との交信に成功した。民間企業としては初めてで、米国勢としては「アポロ17号」以来、半世紀ぶりの月への着陸となった。ただ通信状態は悪く、同社は状況を精査している。月着陸船「ノバC(愛称オデュッセウス)」は15日に米南部フロリダ州からスペースXのロ
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は17日、次世代基幹ロケット「H3」2号機を打ち上げ、目標の軌道に投入し、計画通り飛行を終えたと発表した。H3の打ち上げ成功は初となる。安全保障や防災、通信などで宇宙利用の重要性が増す中、日本の宇宙開発をけん引するロケットとして安定運用を目指す。H3は17日午前9時22分、種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)から打ち上げられた。5分後には初号機で失敗した2段目
大阪公立大学などの国際研究チームは観測史上、最大規模のエネルギーを持つ宇宙線を観測した。この宇宙線を構成する粒子を「アマテラス粒子」と名付けた。正体は謎で、発生源をたどれば、天体で起きる新しい現象の発見につながる可能性がある。成果は24日、米科学誌サイエンスに掲載された。宇宙線は天体爆発などで放出される電荷を帯びた微小粒子で、宇宙空間から地球に降り注ぎ、大気と衝突すると、シャワー状に枝分かれし
画像説明, 日本初の月面着陸を目指す探査機「SLIM」を搭載した国産の「H2A」ロケットが7日、種子島宇宙センターから打ち上げられた
日本初の月面着陸を目指す月探査機「SLIM」などを搭載した「H2A」ロケット47号機は、7日午前8時42分に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、午前9時半ごろに「SLIM」を軌道に投入し、打ち上げは成功しました。 JAXA理事長「一歩目を踏み出したことに安ど」 打ち上げの成功を受けて、JAXA=宇宙航空研究開発機構の山川宏理事長は記者会見し「それぞれのミッションの実現に向けて一歩目を踏み出したことに安どしている。製造や運用に関わる企業や関係者の尽力のたまもので、国民の皆さんに成功の報告ができることをうれしく思う。今回のミッションは日本の宇宙開発のプレゼンス向上に寄与するもので、引き続き一丸となって取り組んでいきたい」と述べました。
スペースXが4月20日に世界最大のロケット「スターシップ」のテスト飛行を実施、筆者も何度かの「空振り」を経てようやく見物できた。一緒にいた米国の宇宙ファンと挙げた祝杯の後で思い出したのは、日本の次世代ロケット「H3」初号機打ち上げに対する米国民の反応だった。 2023年4月20日、テキサス州南端の海辺の村、ボカチカ。2年前からファンが待望していた、スペースXが開発中の世界最大ロケット「スターシップ」のテスト飛行がこの日、幾度もの延期を経てロケット製造・打ち上げ拠点「スターベース」で実施された。ブースターを装着して大気圏外への突入を試みるのは初めてのことだ。 筆者が同地を訪れるのは、2度目。3月11日に実施されるとの噂があったので訪問していたが、結果は空振りだった。4月17日、スペースXが正式に打ち上げを発表していたので「今度こそ!」と現地入りするも、着火目前のところでブースター(宇宙船を打
民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1のランダー(月着陸船)がスペースXのロケット「ファルコン9」で月に向けて打ち上げられたのは、昨年の12月。あれから4カ月の時を経てispaceの月着陸船は、早ければ26日午前1時に着陸する予定だった。 ispaceは26日午前0時から2時過ぎまで、東京・お台場に設置した記者会見場で、報道陣にランディング映像を実況中継した。残念ながら着陸寸前のところで、ミッションコントロールセンター(管制室)と月着陸船との間の通信が途切れ、それが回復することはなかった。月面から高度100kmのところで着陸態勢に入ったが、おそらく高度計測にあたって齟齬(そご)が生じていたようだ。そのため月面に対して噴射する燃料が切れてフリーフォール(重力に任せて落下してしまうこと)状態になったと考えられる。だが、月面着陸の直前まで通信は確立できていた。これまでにもインドの
26日未明、日本のベンチャー企業が開発した着陸船が世界初の民間による月面着陸に挑みましたが、着陸予定時刻のあと通信が途絶え、計画していた着陸はできませんでした。 着陸船に何が起きたのか、当時の動きは、時系列でお伝えします。 「ispace」が開発した月着陸船は、26日午前0時40分ごろ、月面に向けて降下を始め、およそ1時間後に着陸する計画でした。 会社の説明によりますと、月面に向けて降下を始めたあともガス噴射で速度を落とす制御を計画どおりに開始し、姿勢を変えながら最終的な降下地点までたどりついたことも確認されたということです。 しかし、着地に備えた状態で降下していた際、着陸の信号をとらえないまま高度の情報が0になり、さらにマイナスの値になったということです。 着陸船はそのまま降下を続け、その後、速度が増加して通信が途絶えたことから、会社では、残りの燃料がなくなり、最終的に月面に落下したと推
地球からおよそ38万キロ離れた月を目指して飛行を続けている、日本のベンチャー企業が開発した着陸船が26日未明、月面への着陸に挑戦します。 成功すれば世界で初めての民間による月面着陸達成となり、注目されます。 発射から約4か月 月面着陸に挑戦 日本のベンチャー企業「ispace」が開発した月着陸船は、2022年12月、アメリカの民間企業「スペースX」のロケットで打ち上げられ、太陽の重力などを利用しながら月に向けて飛行してきました。 打ち上げからおよそ4か月後の4月13日には月の高度およそ100キロを回る軌道に入り、搭載機器の状態や通信の確認など準備を進めていて、問題がなければ、26日未明、月面着陸に挑戦します。 計画では、午前0時40分ごろに降下を始めガスを噴射して減速するとともに姿勢を変えながら徐々に月面に近づき、午前1時40分ごろ、着地の衝撃を和らげる4つの脚で月の北半球にあるクレーター
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は22日、超小型探査機「オモテナシ」の月着陸を断念したと発表した。16日の打ち上げ後に通信が不安定になり、回復を試みたが状態が戻らなかった。旧ソ連、米国、中国に次ぐ4カ国目の月面着陸を目指したミッションは失敗に終わった。オモテナシは、米国主導の有人月面探査「アルテミス計画」の第1弾として米国が16日に打ち上げたロケット「スペース・ローンチ・システム(SLS)」に
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