ここ最近いろんなところで食事系のマンガは排出されていて、食傷気味であったのだが、おもしろいマンガだった。 このマンガ、食事系マンガである。 ただし、ダンジョンの。 ■ダンジョンでの食事事情 ダンジョンとは、所謂ふぁんたじぃとかドラクエとかファイナルファンタジーとかそこらへんにあるダンジョンの話であり、もちろんそこに出てくる食材となるであろうモンスターたちも幻獣の部類で、この世に存在しているかというと全く存在してない。 つまり、通常の(この言い方も妙であるが)食事系マンガなら、この調味料とあの調味料の組み合わせが! あそこのお店屋さんが!!とかリンクして読者自身が実践したり訪問したりなどのメリットがあったりするのだが、少なくとも今世においてはその恩恵を受けることがないどころからメリットをことごとく潰している、全く役に立たない食事系マンガなんである。 ■確かにファンタジー物語でも食事風景はある