【読売新聞】 映画を通して世界を再発見する。都市の片隅で生きるものたちの豊かな日常を知る。ベルギーの映画監督、バス・ドゥヴォスが、ブリュッセルを舞台に描いた「Here」(2月2日公開)は、そんな「出会い直し」のよろこびを味わえる映画
フランスのセックスワークと法律について、パリ政治学院の研究者、エレン・ルバイさんにインタビューしました。 Part.3では、2016年にフランスで成立した、性サービスを買ったお客さんを処罰する法律「買春処罰法」が、セックスワーカーたちの仕事や生活に及ぼした影響についてお聞きしました。 (Part.1「フランスのセックスワークってどうなってるの?」、Part.2「フランスのセックスワークに関する法律「買春処罰法」はどんな法律か?」もぜひご覧下さい) 以下、動画の字幕テキストです。 2016年の法律の可決後に私と数人の研究者がたくさんのNPOと働いて、2年間に渡って調査を行い、2018年に結果を発表しました。 大勢の人が参加したその調査は、2016年の法律に関係を持った人たち、つまりセックスワークをする人たちが、その法律の可決によって受けた影響を研究の対象にしました。 研究結果がとても多いので
パレスチナ占領に反対し、良心的兵役拒否を訴える19歳のイスラエル人女性アタルヤ(Atalya Ben-Abba)。彼女を中心に、兵役拒否者たちの運動を追ったドキュメンタリー。アジアンドキュメンタリーズ配信。 asiandocs.co.jp アタルヤの家族は、祖父を筆頭にみな元軍人。イスラエルの防衛に貢献することに誇りを抱いている。しかしアタルヤは、占領に加担することに疑問を抱く。ヨルダン川西岸の入植地に足を運び、パレスチナの住民から話を聞き、イスラエル軍が破壊した家屋を目にする。パレスチナ側の団体がスタディツアーのような形で現地を案内しているようだ。現状を知ってもらうための受け入れだが、こうした現地体験は、占領だと認めない立場のイスラエル人にとっては、パレスチナのプロパガンダだということになってしまうのだろう。 召集日、彼女は出頭して拒否を申し出、軍事刑務所に収容される。110日間にわたる
タイ南部ナコンシータマラート県のロンピブン~カオチュムトーン間で、暑さのためにゆがんだ線路のレールを補修する作業員。タイ国鉄提供(2024年4月30日撮影)。(c)AFP PHOTO / STATE RAILWAYS OF THAILAND 【5月3日 AFP】東南アジアは現在、鉄道のレールがゆがむほどの猛暑に見舞われている。ここ何か月も雨が降っていないタイ中部の村では4月30日、雨乞いの儀式に日本の人気キャラクター「ドラえもん(Doraemon)」が担ぎ出された。 ナコンサワン(Nakhon Sawan)県パユハキーリー(Phayuha Khiri)郡の村では見物人が水をまく中、飾りの付いた衣装をまとった人々が、ドラえもんのぬいぐるみの入ったかごを担いで村を練り歩いた。乾季に行われる伝統的な雨乞いの儀式「へーナーンメーオ(Hae Nang Meaw)」(雌猫の行列の意)に新しいアイデアを
Blue-MAX @BlueMAX_VJ うってるんかいーいて思ったらAskulにあるわw askul.co.jp/p/KK09708/ 初期セッティングに専用有料アプリ必要ですとか運用には別途有料管理プランの加入が必要ですとかならんのかしら x.com/tMGhLZ96icCT0i… 2024-05-03 12:23:43 リンク ASKUL PuduRobotics【設置込】ネコ型配膳ロボット ベラボット(BELLABOT)1台(直送品) - アスクル 通販ならアスクル(ソロエルアリーナ)。PuduRobotics【設置込】ネコ型配膳ロボット ベラボット(BELLABOT)1台(直送品)を、最短当日お届け。【法人は2000円(税込)以上配送料当社負担 ※配送料・お届けは条件にて異なります】 1 user 157
A few years ago most API designers, developers, and technical writers would have had very little reason to bump into JSONPath, but its starting to get more and more relevant as more tools and standards start relying on it. So what is JSONPath, what is it used for, and how can you get up to speed with using it? JSONPath is a query language that can be used to extract data from JSON documents, which
うとうとと眠っているうちに最終電車を逃した掃除婦。故郷のルーマニアに帰ろうか悩み、周りの人たちへのお別れの挨拶に冷蔵庫の残り物でスープをつくり配る建設労働者。多言語・他文化が共生するベルギーにおいて、現代社会では見落とされてしまいがちな些細な日常の断片を掬い上げ、熱のこもった愛情を世界中から集めているバス・ドゥヴォス監督の『ゴースト・トロピック』(2019年)と『Here』(2023年)が、日本で初公開を迎えています。 ブリュッセルの夜の街を、光がこぼれる森の茂みを、彼らは誰に指示されるでもなく、自らの足取りで歩きます。そして、思いがけない他者と偶然出会い、人間以外のあらゆる光や影、植物、音……の満ちた世界と出会い直していく――。 バス・ドゥヴォス監督の映画からは、一見些細で見落としてしまいそうなものが宿すナラティブに目や耳を澄ませる注意深さこそに、人間らしく生きることにかかわる大きな充足
2023年ベルリン映画祭エンカウンターズ部門選出作品、作品賞受賞。バス・ドゥヴォス監督の長編4作目とのこと。バス・ドゥヴォスと出会えたことは、2023年映画にまつわる一番のうれしい出来事だったように思える。『ゴースト・トロピック』と並んで、人生のなかでとても記憶に残りそうとおもった。前作『ゴースト・トロピック』と同じく、舞台はベルギーのブリュッセル。夏季休暇を前に、冷蔵庫のなかを空にするためにスープを作り、友だちに配り歩く不眠症のルーマニア人ステファンと、蘚苔学者であり、おばさんの中華料理店で店番をしたりする中華系移民シュシュの交わりそうな出会いの予感を描いた『Here』。世界と再会するすばらしさを静かに語りかけてくる傑作だった。 「ここが自分の家」であることに馴染めず、不安な表情を浮かべるステファンは、友人や姉に休暇で戻る故郷ルーマニアにもうすこしいるかもしれないと仄めかしつつ、冷蔵庫を
普段は気にすることなく通り過ぎる周りにあるものに、ふと意識が向く事がある。何も音を立てずに部屋で寝そべっている時、外の車が通り過ぎる音や人の声などの環境音だったり、窓から見えるいつもの風景の中の朝の空気、昼の明るさ、日が翳り始める明暗が体の中のリズムと重なり合う。街の中でも、信号待ちをしている時の辺りの音や景色が突然ぱっと自分を取り囲むような感覚に入り込む事もある。公園や自然の中でくつろいでいる時は、なおさらその感覚に出会う事も多い。 そんな日常の中にある感覚を一本の映画に仕立てたような本作は、とても繊細な描写が最初から最後まで貫かれる。一日の中で刻々と変わる街の表情や、広場で遊ぶ子供たちの声、森の中の樹々を通り抜ける風や鳥のさえずりが響く。こういった表現は、映画の中のワンシーンだけ印象的にインサートされる事はあっても、一本丸々織り込んだものは他にはないのではないだろうか?思い返しても、こ
タイのチェンマイという街に行った。古い寺院があったりして世界的に有名な観光地だが、ここはコーヒーの街でもある。 カフェでは国内産の豆を使ったコーヒーが飲めるし、珍しいものも売っている。お茶として飲むためのコーヒーの花や、その花の蜜から作ったハチミツである。 それに、近くの山ではコーヒーが生産されている。働いている人たちはなんだか楽しそうだった。 タイ・チェンマイはコーヒーの街。コーヒーの花も売ってる チェンマイを訪れたのは2月のこと。わたしが住んでいる京都はまだまだ寒かったが、チェンマイの気温は25度くらいで、空気がカラッとしていて過ごしやすかった。ちょうど乾季のいい時期に来たようだった。 古い都で観光地。京都みたいなところだ 街を歩くと、カフェがたくさんあるのが目に入る。 タイでは国内でコーヒー豆を作っているから、地元の豆を積極的に提供している店もあるようだった。 オープンテラス付きの店
(★はおススメ度) 食器・カトラリー・調理道具を2セット用意する: ★★★★★皿やコップはもちろん、ナイフ・フォーク、包丁やおたまなども2セット以上そろえて、交互に食洗器に入れる。 これをやると毎朝、食洗器から食器を出さなくても良くなる。 きっちり同じものを揃える必要は無い、なんとなく交互に使えるぐらいの数があると快適になる。 食洗器対応の鍋・フライパンを使う: ★★☆☆☆食洗器を買うと一番やりたくなるのがこれ。ただ、個人的にはおススメしない。 なぜなら、鍋は食洗器の庫内で場所を取るので他の食器を入れるスペースが減る。 食洗器用で定番のティファールの取っ手がとれるフライパンは、きれいになるけど、外側のペイントがどんどん白く曇ってくる。あの白い曇りを取り除く方法があったら教えて欲しい。あと、あの取っ手の角度が使い難い。 シリコンたわしを使う: ★★★★☆では、手洗いになった鍋やフライパンをど
大阪アジアン映画祭で「来るべき才能賞」と「ABCテレビ賞」を受賞した台湾映画「Salli サリー」(莎莉)。台湾でも4月3日に公開されたので、映画館で見てきました。 アラフォー女性がマッチングアプリでの出会いを通じて自分の人生と向き合う物語です。 エスター・リウ(劉品言)演じる台中の田舎で養鶏場を営む冴えない独身女性・ホイジュン(林惠君)が、15歳の姪っ子に勧められてマッチングアプリを始めたところ、イケメンのフランス男性とマッチング。やり取りが進むうちに甘い言葉をかけられて恋に落ちるものの、周囲からは騙されているんじゃないかと疑われーというストーリーが展開されます。 メガホンを取ったのは、新鋭監督のリエン・ジエンホン(練建宏)。弟役にリン・ボーホン(林柏宏)、リン・ボーホンの幼馴染役にリー・インホン(李英宏)が顔を揃えました。リー・インホンはこの作品の音楽も担当しています。 以下ネタバレを
ブリュッセルで暮らすルーマニア移民の建築作業員シュテファンと中国系ベルギー人の蘚類(苔の一種)学者シュシュの物語。 本作は粒子の粗い16mmカメラで撮られた懐かしさのあるの世界観と、静止画のような場面の切り取りが繰り返される独特の映像が特徴的。静止したカメラの中では人間と緑のみがかすかに動いており、ポストカードのような場面が繰り返されるためどこを切り取っても絵になる。 監督であるバス・デヴォスは常に人々の小さな営み=地球を誠実に描き続けており、83分の短い映画でありながら満足感のある体験であった。 冒頭、街に植えられた木々の隙間から見える建設中の高層階ビルの映像から映画は始まる。美しい空と緑色に生い茂る植物と共に映る灰色の建物。そのコントラストに違和感を感じないところが、発展した都市に生まれ育った人間の感覚なのだろうか。 ブリュッセルといえば歴史的な建物が建ち並ぶ古風な街を思い浮かべるが、
ベルギーの映画監督バス・ドゥヴォスさん。 この2月から、 彼の2本の作品が日本で公開されます。 ベルリン国際映画祭で、 この映画を「まちがって見て」感銘を受け、 買い付けてきた映画配給人で 友人の有田浩介さんに通訳してもらって、 ZOOMで、3人で、 とりとめもなくおしゃべりしました。 縁もゆかりもないベルギーの街や森に、 どうしてあれほど 「親しみ」を感じたのかが、知りたくて。 担当は「ほぼ日」奥野です。 >バス・ドゥヴォス監督のプロフィール 1983年生まれ。ベルギー・ズーアーセル出身。長編第1作『Violet』が2014年ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門で審査員大賞を受賞。続く長編第2作『Hellhole』も2019年の同映画祭パノラマ部門に選出されると、カンヌ国際映画祭監督週間では長編3作目『ゴースト・トロピック』が正式出品となる。最新作『Here』は2023年のベルリン国際
人生ベスト。2023年ベルリン映画祭エンカウンターズ部門選出作品、作品賞受賞作品。バス・ドゥヴォス長編四作目。上映前メッセージでは"間違えて車から投げちゃってインカメ壊れちゃったんだ~"と謎のお茶目さを披露しながら、苔についてアツく語っていた(こんな人なんだ)。物語はブリュッセルに暮らすルーマニア人建設労働者シュテファンの日々を追っている。夏季休業によって4週間の休暇を言い渡された彼は冷蔵庫を空にするためスープを作り、世話になった人や友人たちに配り歩く(エンドクレジットにはスープ担当が載っていた!)。そして、不眠症の彼は昼間はもちろんのこと、夜中でさえ街に繰り出し、様々な出会いを経験する。彼にとっては今生の別れかもしれない瞬間は、我々にとっては彼らに初めて出会う瞬間でもあり、正しく前作『ゴースト・トロピック』の後継のような作品だ。特にルーマニア人コミュニティの優しいボスのような自動車整備工
2023年はコロナ禍の反動か大作映画も数多く公開され、この記事に入らなかったものも含めて全体的にクオリティも高く、豊作だったと思う。 2024年もその傾向が続いているようで、ついでに面白い近作も紹介したいと思いながら記事を書くのを先延ばしにしていたらどんどん分量が増えてしまったので、できるだけ早く別建てで紹介したい。 という訳で、とりあえず2023年のベスト3と面白かった作品を挙げる。 第1位 『リバー、流れないでよ』 (公式サイト) 温泉街の老舗旅館が2分間のループに囚われる話。 持論だが、ループ物は観客から時間の感覚を切り離す反面、場面に繰り返し映し出される場所の魅力が問われる構造なのではないだろうか。 この作品では、老舗旅館のお勝手、ロビー、客間、別館という適度に非日常的な場所を通じ、複数のスタッフや宿泊客が関わることで、繰り返しを飽きずに楽しめる。 そしてなにより、裏手の小川で恋人
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