いまは京都の町家、あじき路地にて、手製本のノート、紙小物を制作・販売されているすずめやさん。この二日間のコテージは、手製本でこしらえられたノートが並ぶお店になります。 実は、すずめやさんと恵文社のお付き合いは古く、以前「恵文社オリジナル手製本文庫ノート」を制作していただいていました。 店主で作家の村松佳奈さんとの真面目で愉快な打ち合わせでの記憶は、 その白紙のノートの中に宿る、ひそやかな物語の一片のようです。 紙を折るところから、一冊ずつ様々な工程を経て仕立てられるノート。 表紙の紙も、村松さんが一つ一つ描かれたものもあります。 偶然できた滲みのような、自然界での現象を思い浮かべるような模様。 並ぶノートの中から、気になる一冊が見つかるかもしれません。 『すずめやは、これから物語が始まる本を扱う本屋さんです』 本屋の奥に現れる、いまはまだなにもかかれていない本の店。 すずめや展示販売会に、