ヘレン・プラックローズとジェームズ・リンゼイの『「社会正義」はいつも正しい』を読んだ。この本は現代アメリカにおける「社会正義」思想の流行を、フランス思想であるポストモダニズムがアメリカに渡ったことで生じた「応用ポストモダニズム」であると批判し、それに対する処方箋として「リベラリズム」を提示する…という内容である。それだけなら良かったのだが、早川書房が訳者による解説文をいささか炎上商法気味に投稿したこと(およびその解説文の内容)で批判を呼び、かつそれを謝罪したことでまたひと騒動が起きた。 元々、この本のことは邦訳が出る前からネットで見かけて興味を持ってはいたし、著者らの主張とは多少問題意識が重なるところがないでもない(読んだ後だと一緒にされたくないという思いの方が強いが…)ので、ともかく中身を読んでみることにした。 結論から言うと、かなりひどい。巷で噂されているようなヘイト本では辛うじてない
または 最も早いお届け日時指定便 明日 8:00 - 12:00の間にお届け(1 時間 18 分以内にご注文の場合) 詳細を見る [{"displayPrice":"¥3,300","priceAmount":3300.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"3,300","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"RzJpRgsxxS5jV0vH4GnjwrmZ%2BD7UbUzI823a4dIuAkNImco48V7u0MmWTM4eLk5YWHethI%2FjPbCL%2FXTBduMKTVgwZ2MGlEXrQa
イエスの同時代人であるユダヤ人哲学者フィロンは、アレクサンドリアを中心とする古代キリスト教神学と聖書解釈に決定的な影響を与えた。新約聖書の背景と古代キリスト教への理解を望む人への最新の案内。全著作への主題別索引、用語解説付。 *当店では過去に入荷したすべての商品のデータを掲載しています。現在店頭に在庫があるとは限りません。在庫の有無については、オンラインショップ「イーショップ教文館」に比較的正確に掲載しています。「購入サイトへ」ボタンからご確認いただくか、「問い合わせる」ボタンからフォームで実店舗に直接在庫をお問い合わせ下さい。 *「発売年月」については出版社の案内に基づいて表記しています。発売日は予告なく変更、遅延することがございます。予めご了承下さい。
ミシェル・フーコーの晩年の研究において中心的な位置を与えられているもののうちの一つに、キリスト教をめぐる問題があります。 1970年代後半に行われた、西洋の統治技術と「司牧権力」との密接なつながりに関する考察。『性の歴史』第4巻『肉の告白』による、初期キリスト教における「欲望の解釈学」の形成についての分析。そして生前最後のコレージュ・ド・フランス講義では、キリスト教的な自己の技術の歴史が、あらためて研究すべき主題としてとり上げられています。このような一連の探究において、具体的にどのようなことが問われ、何が明らかにされているのかということを、フーコーの研究全体との関連も考慮に入れながら読み解いていきます。 (講師・記) ★4月以降に開講するシリーズのプレ講座としてもご受講いただけます。 〈ご案内事項〉 ・本講座はオンラインセミナーアプリ「Zoom」ウェビナーを使ったオンライン講座です。パソコ
はるしにゃんのTwitterアカウントが凍結されたらしく、そのことについてつらつらと考えていた。 はるしにゃんというのは2010年代前半にTwitterで活躍していた批評家で、ブログや同人誌などを舞台に旺盛な批評活動を展開していた。彼は2015年に亡くなっており、単著を残しているわけでも、商業誌で執筆していたわけでもないので、今では知らない人の方が多いかもしれない。 はるしにゃんは当時「メンヘラ」と呼ばれていた人たち、およびその現象についてのエッセイや批評、小説などを書き、それらの成果を同人誌の形でまとめることによって、一定の反響を得ていた。 ぼくがはるしにゃんを知ったのは2014年頃で、まだTwitterをはじめて間もなかった。ぼくは高校一年生で、不登校になる寸前、というような状態だった。 その頃のぼくは、福島の片田舎に住んでいた訳だが、Twitterで活動している大学生をしきりとフォロ
カントによる「自律」としての道徳観の創成を解明すべく近代の道徳思想史を網羅的に分析し、考察した記念碑的著作。 【刊行年】初版2011・最終版2011年 【判型】四六判【頁数】1028頁 【価格】予価14300円(本体13000円)
我々をとりまく世界はどのような論理的仕組みで成り立っているのか。時間・空間、音、色彩、儀礼行為などを題材に、構造分析と記号論の手法と思想を平易に説く。 【刊行年】初版1981・最終版2001年 【判型】四六判【頁数】208頁 【価格】予価3190円(本体2900円)
固有の学問領域にとらわれない、自由で柔軟な発想のための思考法を平易に説き、あらゆる人々の思考の枠組みを拡げる一冊。 【刊行年】初版1979・最終版2009年 【判型】A5【頁数】352頁 【価格】予価5390円(本体4900円)
ログイン 新規会員登録 「書物復権2023」 復刊リクエスト一覧 (投票数順) 書物復権2023 ごあいさつ 2023年、第27回目の10社共同復刊、今回も多数のリクエストをいただきありがとうございました。 2月28日までの期間中に、紀伊國屋書店内公式サイト、復刊ドットコムの特設サイトおよびFAXで、受けつけたリクエストは総数約6,617票、最多書籍には141の票が寄せられました。いただいたコメントには、それぞれの書目に対しての皆さまからの熱心な要望が伝わっており、各発行出版社はこの結果を元に、復刊書目の選定をいたしました。今回の共同復刊で実現できなかった書目からも、各社独自の方法で復刊を予定している場合もあり、1点でも多くの品切れ書の復刊の実現にむけて努力してまいりますので、今後の各社の復刊情報にご注目くださるようお願いいたします。 今回、各発行出版社の判断により復刊を決定した書目は41
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く