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第14回現代規範理論研究会「シンポジウム:アナリティカル・マルクシズムの可能性」について 吉原直毅 一橋大学経済研究所 2006年4月4日 1. はじめに 第14回現代規範理論研究会「シンポジウム:アナリティカル・マルクシズムの可能性」を2006年3月16日に一橋大学国立東キャンパスマーキュリータワーにて行った。このシンポには、パネラーとして磯谷明徳氏(九州大学大学院経済学研究科)、佐藤良一氏(法政大学経済学部)、及び橋本 努氏(北海道大学大学院経済学研究科)の3人をお招きし、新刊間もない『マルクスの使いみち』(稲葉振一郎・松尾匡・吉原直毅)について、論じていただいた。また、著者サイドの稲葉、松尾両氏もディスカッサントとしてお招きした。パネラーをお願いした御三方には、公刊後わずか10日ばかりの間で急遽、著作に目を通してコメントを突貫工事的に準備していただき、本当に感謝に絶えない。
この報告は『Marxism & Radicalism Review』No.31に掲載された。 0. Marxism & Radicalism Review No.24-28を読んで 1. 『マルクスの遺産』 2. 『近代経済学の反省』 3. 『マルクスの使いみち』 4. 複雑系経済学と進化系経済学 5. 貿易論と国際価値論 6. 経営者資本主義と労働者自主管理企業 (0)Marxism & Radicalism Review No.24-28を読んで 塩沢でございます。このM&R研究会というものがどういうものか、未だによくは分からないですけれども、5冊くらい頂いたレビューを読んでみまして、どういうものに共感できたのかを自己紹介がわりにお話しします。一番共感ができたのは大塚英志さんの「『物語消滅論』へ」というものです。柳田國男について、スペンサー流の進化論の世界に埋っているからアカンという話
松尾匡のページ 06年3月23日 『マルクスの使いみち』の読まれ方にショック 稲葉さん、吉原さんとの共著の『マルクスの使いみち』ですけど、僕は「松尾が吉原に論破された」という読み方をされることを心配していました。 いざ出版されて、あちこちのブログやアマゾンで書評が出ているのを読んだら、それ以前の問題だったことがわかってショック。ほとんどの人が著者三人が同じ立場とみなして評論していました。もう・・・私はアナマルじゃないって!! 第1部は三人共闘していますが、第2部は吉原さんと私は互いに違うことを言っています。第3部は私は加わっていないのですが、お二人の対談の内容についてはほぼ全面的に受け入れがたいので、あとがきで批判を加えてあります。 上にリンクした本サイトの著書紹介ページでも書きましたが、第2部では、目下の論争中のテーマについて稲葉さんとの対談で簡単に解説したら、あとで吉原さんと原稿を伸ば
四十を超えてからじわじわと老眼っぽくなってきて、電車の中で本を持つ手が日に日に顔から遠ざかる。混んだ車内で本を顔にくっつけるようにして広げるという芸当はもうできない。 そんな苦難とたたかいながら読んだ本書『マルクスの使いみち』(稲葉振一郎・松尾匡・吉原直毅著、太田出版)は、分析的マルクス主義(アナリティカル・マルキシズム)に立つ現代経済学がめざすもの、また新古典派経済学とそれとの関係について大まかに状況を知るには非常に役立つ良い本である。とはいえ、最低限、大学教養課程のミクロ経済学をかじり、全部ではなくても『資本論』を少しはまじめに読んだ経験がないと、(とりわけ吉原氏の議論に)ついていくのは結構キツイかもしれない。稲葉氏がターゲット読者として掲げる「人文系ヘタレ中流インテリ」とは、実際にかなり高いレベル設定のようだ。ぼくも全部がすんなり理解できたわけではない。 内容的には、第1章「『解体』
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