自分にとって抑圧的な環境、不都合な状況なはずなのに、なぜかそこに適応してしまう。こうした態度を「自発的隷従」と呼ぶことがある。こうした自発的隷従のような態度について、社会心理学の見地から分析した、ジョン・ジョスト『システム正当化理論』(ちとせプレス)が刊行された。訳者の一人である東洋大学教授の北村英哉氏がその読みどころを解説する。 なぜ政権党は勝ち続けるのか? まさに今の時代に合っている。ジョン・ジョストが提唱する「システム正当化理論」、そんな風に考えた。この理論は、「なぜだか現状維持に走ってしまう人々」の生の現実的な姿をつかむことに長けている。 システム正当化理論は、社会心理学の理論である。これまでの社会心理学の理論では、多くの場合、人々は自分自身が属する内集団を好み、自集団の有利を期待し、その利得に合致する方向で行動するものだとされていた。しかし、システム正当化理論は、こうした従来の理
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〒980-8576 仙台市青葉区川内 ken1_obu[@]sal.tohoku.ac.jp ([@]の[ ]を除いてください) 2001年5月31日更新 [最近の研究成果をさらに更新しました] わたしたちの研究室では、大渕憲一教授を中心として対人葛藤、組織内葛藤、社会的公正、攻撃性、交渉など、紛争とその解決に関する社会心理学的研究を行っています。
第1回 正直は最大の戦略である?! (※とっかかりを丁寧に話したいので、 第1回は少し長くなっちゃったけど、 どうか、よろしくおつきあいください) こんにちは。 今日からしばらくの間、ほぼ日のわたくし木村が、 「かっこよかったなあ・・・」 と、対談終了後の数日間はひたり続けていた、 そんな対談を、毎日連載でお届けしてまいります。 おすすめしてお送りできる内容だと思うので、 よかったら、読みつづけてみてくださいませっ。 --------------------------------------------- (7月4日の、「今日のダーリン」より抜粋) まだ一度もお会いしたことはないのだけれど、 山岸俊男さんという人は、「ほぼ日」に 大きな影響を与えている。 最近では、『社会的ジレンマ』(PHP新書)で、 またまた「画期的と言える当然のこと」を ていねいに語ってくれている。 この最新刊は、息
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