第5回 哲学相談研究会「哲学プラクティスの倫理」 2019年6月22日(土)13:00-18:00 大阪大学COデザインセンター COデザインスタジオ 哲学プラクティスとは、哲学的対話や探求を通じて様々な人々に関わっていく営みであり、人を相手にした実践である以上、その活動に参加する人に対する配慮や倫理が求められます。その中でも、欧米では哲学カウンセリングと呼ばれる、人の悩みや苦しみ、ヴァルネラブルな状況にある人との対話や探究が存在しており、近年日本でも、がん患者との哲学対話、精神障がいや生きづらさを抱える人々との哲学カフェ、哲学的当事者研究など、人の苦しみやヴァルネラビリティに関わる対話と探究の活動が少しずつ増えてきています。こうした哲学カウンセリングや人の苦しみやヴァルネラビリティに関わる対話と探究の活動については、参加者への配慮や倫理について考えることが不可欠であり、さもなければ、ヴァ
レポート:東京堂ホール・トークイベント「哲学者と編集者で考える、〈売れる哲学書〉のつくり方」(2019年3月10日) 3月10日(日)、東京神田の東京堂書店内にある東京堂ホールにて、弊誌編集長長田怜の登壇したトークイベント「哲学者と編集者で考える、〈売れる哲学書〉のつくり方」が、オンガージュ・サロン主催で行われました。近年、ポピュラー哲学と呼ばれる従来とは異なるタイプの一般向け哲学書が次々とベストセラーとなり、哲学書の「売れ方」の新しい局面が目立ち始めています。『フィルカル』では、これまでにないこの動向に対し哲学研究者には何ができ何をするべきなのかを考えようと、4-1号にてポピュラー哲学特集を組みました。当日のイベントではこのポピュラー哲学特集の執筆者三名に加え、編集者二人を招き、精力的に発表と議論がおこなわれました。 登壇者は、弊誌編集委員で4-1号掲載のポピュラー哲学特集を企画した稲岡
以下、2018年12月に投稿したレビューだが、なぜか消されたので再投稿する。 本書のクライマックスになるはずのウィーン学団についての記述は、30頁に満たない簡素なものである。著者はウィーン学団の思想運動が退潮した理由として新説を示す。原子が実在なのか、中世の「活力」のごとき悪しき形而上学なのか、という原子の実在論論争に実在論側が勝利して決着がついたため、実証主義(=反実在論)に科学者たちが興味をなくして科学哲学から立ち去ってしまったからだ、という。この結論に至る背景として、本書は1980年代以降の科学的実在論vs反実在論の二項対立を枠組みにして、その対立軸上に19世紀の英米仏語圏の実証主義の流れを整理し、実証主義(=反実在論)として1929年のウィーン学団を位置づける。実証主義者カルナップはおそらく原子の反実在論に立つだろうと推測する(270頁)。 ウィーン学団は科学的実在論じゃなかったか
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2017年度一橋大学大会概要 開催場所:一橋大学(国立キャンパス)|会場図・マップ(PDFダウンロード) 日時:2017年5月19日(金)、20日(土)、21日(日) 参加費:会員(無料)、非会員(500円) ※5月19日(金)に行われる日本哲学会哲学教育ワークショップ「哲学対話と哲学研究」については、非会員の方も無料でご参加いただけます。5月20日(土)受付分より非会員の方につきましては参加費500円をお願いしております。 プログラム・タイムテーブル・予稿集ダウンロード ▼大会プログラム(PDFダウンロード) ▼一般研究発表・公募ワークショップのタイムテーブル(PDFダウンロード) ▼予稿集全データ(PDFダウンロード) ※哲学教育ワークショップ、インターナショナルセッション、男女若手共同参画の予稿データは以下に記載の各リンクよりダウンロードしていただくこともできます。ご利用ください。
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暗号は現実の超越者の言葉であって、超越者そのものではありません。それらは浮遊し、多義的であって、普遍的に妥当するものではありません。暗号の言葉は、悟性にとって聞くことができず、ただ可能的実存としてのわたくしたちにとって聞くことができるにすぎません。 史実による報告においては、暗号は種々な観点に従って外面的に秩序づけられた、空想と幻想の集積となりました。しかしそれに反して哲学的反省――哲学的反省にとってこの報告は役立つのでありますが――においては、それを思惟することによって遂行される内的行為によって、わたくしたちは自己となる準備をしたり、自分自身を想起したりすることができます。実存の根源的な覚知と決断のその都度歴史的に一回限りの瞬間においてのみ、暗号は真実に開明する力をもつことができます。 ◆『ヤスパース選集37 神の暗号』(草薙正夫訳,1982年,理想社)「第八講」より。→ヤスパースは「神
序論 第1章 形而上学・学問論・記述的心理学――『論研』の背景 1.1 形而上学 1.2 学問論 1.3 記述的心理学 第2章 論理学の性格をめぐる考察――『論研』第1巻(1) 2.1 技術学としての論理学と心理主義 2.2 心理主義批判の深化 2.3 規範的な論理法則と記述的な論理法則 第3章 学問論としての純粋論理学と哲学者の仕事――『論研』第1巻(2) 3.1 学問論としての純粋論理学 3.2 論理学の基本概念の解明――哲学者の第一の仕事 3.3 客観的認識論の拡張――哲学者のもうひとつの仕事 3.4 哲学者の二つの仕事とは結局のところ何か 第4章 認識の現象学と客観的認識論――『論研』第2巻(1) 4.1 概念の「起源」――ブレンターノのプログラムの継承 4.2 哲学者の二つの仕事の区別 4.3 現象学の形而上学的中立性 第5章 認識の現象学――『論研』第2巻(2) 5.1 問題設
ヘーゲル哲学の源泉。哲学・宗教・歴史・政治の初期主要論文を網羅。 本書は『精神現象学』刊行までの(年代的にはおよそ1795年から1807年までの)論文をおさめている。 『精神現象学』は、哲学はもとより自然科学、歴史、芸術、政治、宗教といったじつに多彩な領域における西洋の知的遺産を弁証法という一貫した論理のもとに鳥瞰させてくれる画期的な著作だが、それを可能にしたのは青年時代の思索の積み重ねである。 そこで本書は、「I 哲学論文」、「II 宗教論文」、「III 歴史・政治・社会論文」の三章をもうけて、青年ヘーゲルの知的活動をできるかぎり多方面にわたって収録するように努めた。(訳者「あとがき」より) ▼目次 (*)は初訳 I 哲学論文 ◇フィヒテとシェリングの哲学体系の差異 ◇哲学的批判一般の本質、とりわけ哲学の現状にたいするその関係について(*) ◇懐疑主義と哲学の関係--そのさまざまな変種の
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