タグ

在野研究ビギナーズに関するcontractioのブックマーク (35)

  • 次のAmazonレビューを確認してください: 在野研究ビギナーズ――勝手にはじめる研究生活

    理想論かもしれないが、当の「在野研究者」というのは、地方で公務員や教師をしながら、休日に家族も顧みず、郷土史を編んだり、新種の動植物や地層を見つけたりといった人々ではないのか。 しかしここに登場するのは、編者の荒木が京大大学院出身であるように、ほとんど旧帝大や有名私大の大学院出身者であり、また1980年代半ば生まれつまり30代中盤が多い。 この年齢で「安定した職」を得ることが出来ないというのは、世間からみればかなりの落伍者だが、研究の世界ではごく普通のことである。 たいてい、月額3万円の非常勤講師をいくつかと、塾講師や家庭教師などを掛け持ちしながら、実家や奥さんにわせてもらっているものである。 単に「現在は大学にポストを得ていない」だけで、当に大学等に職を得ずに「在野」でやっていく覚悟があるように見える著者の方が少ない。 ほとんどは、大学にポストがあれば尻尾を振ってそちらになびくだろ

    contractio
    contractio 2022/09/15
    2021年7月のレビュー/「しかしここに登場するのは、編者の荒木が京大大学院出身であるように、ほとんど旧帝大や有名私大の大学院出身者であり、また1980年代半ば生まれつまり30代中盤が多い。」
  • 本をもらう、本をあげる|工藤郁子さんが選ぶ「絶版本」|かしわもち 柏書房のwebマガジン

    連載は2022年9月に書籍化されました。 森村進『ギリシア人の刑罰観』(木鐸社、1988年) 私淑する先生は、いつもにこにこしながら峻しいことを言う。「​​自分の研究の独創性を過大評価せずに、自分は平凡な論文を書くよりも重要なの翻訳をした方がよいのではないかと真剣に自問すべきです」。 私は純朴なので、ちゃんとたまに自問している。大抵は「渡世の義理」と弁明する。または、重要なの広め方にも色々あって、研究であれば、先達を倒そうとする後進の批判という形もとれるはずだと答える。しかし、芯をとらえた返しでないことも薄々わかっている。 * 昨年末、絶版に関する雑誌企画がSNS上で批判される出来事があった。 入手困難な既存書籍のタイトルから内容を想像するという特集に対しては、「読んでみたい」「何が悪いのかわからない」という意見もあったが、版元の早川書房SFマガジン編集部は中止を発表して謝罪した[

    本をもらう、本をあげる|工藤郁子さんが選ぶ「絶版本」|かしわもち 柏書房のwebマガジン
    contractio
    contractio 2022/02/14
    生きていた工藤先生。
  • Amazon.co.jp

    contractio
    contractio 2020/09/03
    「全体に、人間関係構築のうまい執筆者が多いと思った。それが苦手な人が一番大変なんだよ。」   ですよね。わかります。/『在野研究ビギナーズ』カスタマーレビュー 小谷野敦「好きで在野なわけじゃない」
  • 『在野研究ビギナーズ』を読んで知った、趣味で研究をする醍醐味とは? | 働きながら大学院合格 毎年経営者をMBAコースへ輩出 社会人の看護大学院・早慶・北大大学院・OBS受験に対応 1対1大学院合格塾 株式会社藤本高等教育研究所

    いま 『在野研究ビギナーズ』というを 読んでいます。 これ、めっちゃ面白いですね! ☆『在野研究ビギナーズ』の 詳細とお求めはこちら↓ 在野研究とは 大学や研究機関に所属することなく 「勝手に」研究をする、というもの。 仕事をしつつも、 自分が調べたいテーマを 自主的に研究する姿勢をいいます。 単に趣味として研究するだけでなく、 自分が調査・研究してきたことを 「学会発表」や「論文投稿」をし、 広く世の中に役立てていく。 それが 「在野研究」です。 『在野研究ビギナーズ』という業とは別に自分の好きなテーマを 「勝手に研究」している実践者十数名が 自分の研究している内容・研究にかける思いを アツく伝えているです。 読んでいると 「自分もなにか 真剣に研究してみたいな…」 という思いになれる良書です。 あの吉隆明さんも在野研究者だった。 ちなみに「在野研究」というのは 別に特殊

    『在野研究ビギナーズ』を読んで知った、趣味で研究をする醍醐味とは? | 働きながら大学院合格 毎年経営者をMBAコースへ輩出 社会人の看護大学院・早慶・北大大学院・OBS受験に対応 1対1大学院合格塾 株式会社藤本高等教育研究所
    contractio
    contractio 2020/08/14
    動画に続き、記事も作成していただきました。
  • 勉強をすることは普通ではないこと

    夕方、電車が川を超えて都心を離れると、仕事は遠景に退く。商店街を通って自分の家に急ぐ道のりは、仕事を脱ぎ捨て素の自分に戻る変身の時間だ。商店街を抜けると、広いキャンパスと団地からなる開けた空間にでる。そこが私の家への玄関だ。我が家に訪れた友人が指摘してくれたように、商店街を抜けて家に向かう道は、神殿に向かう表参道であり、家は私にとっての神殿だ。 反対に、朝、職場の自席に座ると、意識が仕事のモードに切り替わる。例え家では疲れて何もする気が起きないときでも、職場につくと体が動き始める。そこには自分を動かす適度な緊張感がある。 家で流れる時間は生活の時間だ。生活を成り立たせるためにこまごまとした用事がある。独身で一人で暮らしている時は、自分さえよければいいと思って放っておくことでも、結婚して家族を持つと放っておけなくなる。(「おけなくなる」のか「おかなくなる」のか議論の余地があるにせよ。)生活の

    勉強をすることは普通ではないこと
    contractio
    contractio 2020/07/27
    子どもは家で勉強していないのだろうか。子どもはニーズによって勉強しているのだろうか。 /子どもと一緒に堀なしで純粋でない仕方で自分のために勉強したらよいのでは。
  • honto店舗情報 - ブックフェア『在野研究ビギナーズ』~調べ・考え・書き・伝え・集まる ための書棚散策

    contractio
    contractio 2020/07/26
    フェア開催ありがとうございます。/泰人→泰斗に修正お願いします。@junkunamba
  • 『在野研究ビギナーズ』を読んで、自分も何かに熱中したくなった|こ林

    『在野研究ビギナーズ――勝手にはじめる研究生活』を読んだ。近所の屋で発見し、タイトルと帯に引かれて衝動買いしたのだが、研究といった研究をせず大学を卒業してしまった私が読んでも大変面白いだった。 数人の現役の在野研究者の方が研究方法や生活を紹介するという内容で、リアルな在野研究者の姿を垣間見ることができる。在野であることによる苦労や、研究に向ける姿勢などが赤裸々に綴られており、哀愁すら感じた。 中でも、肩書きで苦労している話が印象的だった。肩書きをどうするかという問題や、肩書きがないということで学会で軽んじられた経験などが書かれていて、在野研究者が微妙な立ち位置に立たされている事実を知った。学歴や所属で判断されることは一般社会でも同じだが、優秀な研究者が在野だからという理由で甘く見られてしまうのは当に勿体ないことだと思う。 また、仕事の傍で研究している方がほとんどで、仕事している以外の

    『在野研究ビギナーズ』を読んで、自分も何かに熱中したくなった|こ林
  • 「在野研究ビギナーズ 勝手にはじめる研究生活」 多様な広がり自体が面白い|好書好日

    『これからのエリック・ホッファーのために』で三浦つとむ、南方熊楠など「在野」研究者の優れた先達16人を列伝風に見事に綴(つづ)った荒木優太が、知名度はさほど高くないが現役の在野研究者15人、その苦難の学問遍歴の自伝を編みあげた。『在野研究ビギナーズ』、大学を卒業・修了しても勉学を続けたいひと必携の好著だ。 在野研究とは大学の教員職に依拠しない自由な研究。周知のように、90年代から推進された「大学院重点化」で大学院生が増えたものの、アカデミックポストの数がふえず生活に苦しむ研究者は多い。また晴れて大学教員になった者も広く研究の有用性の説明を強いられ、事務仕事もいよいよ煩雑になる。だからこそ「職」と研究を分離する在野研究に光明を見出(みいだ)す動きが広まる。書はそんな志向をもつ人たちに、具体的な研究方法、論文のアウトプット方法と、いわば心情的な励ましとを、ともに伝えることで人生指南書の役割も

    「在野研究ビギナーズ 勝手にはじめる研究生活」 多様な広がり自体が面白い|好書好日
    contractio
    contractio 2020/05/05
    2020年5月5日の記事/「成果物ではなく生産過程に着目して在野研究者を支援する者がいたり」→「研究者を支援」です。
  • 自宅でできる「オンラインABD読書会」のすゝめ|岡本実希

    こんにちは、ライターの岡です。晴れて暖かかった昨日に比べ、今日は少し肌寒かったですね。 こんな肌寒い日は、遅い時間まで布団から出られないこともしばしば。しかし、今日は9時に起床し、10時にはパソコンの前に座ることができていました。 なぜなら、所属している編集デザインファーム インクワイアのメンバーと、「アクティブ・ブック・ダイアログ(ABD読書会)」を行うことになっていたからです。 ABDとは、以下のような読書手法のこと。 ・一冊のを分担して読む(1章はAさん、2章はBさん…のように) ・それぞれが担当箇所を要約し、内容を発表 ・お互いの発表を聞いて気づいたことや感じたことを共有し、理解を深めるこれまでもインクワイアでは読書会を行ってきましたが、より自分たちにあった形を見つけていきたいねと話し、今回ABD読書会に挑戦してみることになったのです。 そんな記念すべき初のABD読書会で取り上

    自宅でできる「オンラインABD読書会」のすゝめ|岡本実希
    contractio
    contractio 2020/04/08
    読書会で『在野研究ビギナーズ』をとりあげていただきました。ありがとうございます。
  • あたらしい「学び」について考える 紀伊國屋書店員さんのおすすめ|じんぶん堂

    記事:じんぶん堂企画室 書籍情報はこちら そもそも「学ぶ」ってどういうこと? まず1冊目に紹介するのは、松村圭一郎『これからの大学』(春秋社)。わたしたちは日常生活で生じる問題を解決しようとするとき、どのような方法が適切なのか、様々な視点から考え、答えを出そうとします。これは、仕事においても家庭生活においても、必要不可欠な能力です。絶対的に正しいとされるものがないなかで、自分で問いをたて、自分自身で答えを導きだす。著者の松村さんは、学問とは文字通り、「問い方を学ぶ」ものだといいます。 さらに松村さんは、人類学者であるティム・インゴルドによる「知識」と「知恵」の定義を紹介し、「知恵」を育む機会を与えるのが、大学の役割なのではないかと説きます。「学ぶ」ということから、「教育」について。考えをめぐらせた著者の思考のプロセスをゆっくりとたどるように、じっくりと自分の思考も活性化させながら、読みすす

    あたらしい「学び」について考える 紀伊國屋書店員さんのおすすめ|じんぶん堂
    contractio
    contractio 2020/04/08
    2020.03.23の記事/紀伊國屋書店 札幌店の林下沙代さんに『在野研究ビギナーズ』をお勧めいただいておりました。ありがとうございます。
  • 在野研究ビギナーズ~勝手にはじめる研究生活~(荒木優太〈編著〉/明石書店)のこと - 哲学講義

    ■在野研究ビギナーズ~勝手にはじめる研究生活~のこと 在野研究ビギナーズ――勝手にはじめる研究生活 作者:荒木 優太 発売日: 2019/09/06 メディア: 単行 ●概要 書は大学(院)に属さずに研究活動を行っている人々が、各々の事例を紹介する、と言った趣向のものである。一読してこうして大学(院)の外で研究している人がたくさんいるのだな、と言うのことは、私の様な単なる会社員にもそのような研究という道が開けていることがぼんやりと感じられ、嬉しく思う反面、同書ではどのように筆者たちが時間を工面し研究の時間を作っているか等、彼らの今の日常はふんだんに書かれているが、在野の人間が研究を始めるためにまず何をすべきなのか、何を決めて何を調べ何を読むのか、そういったことを手取り足取り教えてくれるわけではないので、これを読んで、研究生活、格好いいじゃん、と私のように思い、じゃあ明日から研究を始めよ

    在野研究ビギナーズ~勝手にはじめる研究生活~(荒木優太〈編著〉/明石書店)のこと - 哲学講義
    contractio
    contractio 2020/03/23
    すごい。全章感想だ。
  • 新入社員週報第6回「海外の独立/在野研究者が直面する二重の疎外」(渡辺哲史)

    文学通信|多様な情報をつなげ、多くの「問い」を世に生み出す出版社 日語・日文学の研究書を中心に、人文学書全般を刊行する出版社、文学通信のブログ。 文学だけにこだわらず周辺領域も含め、意欲的に刊行していきます。 出版活動と同様に、webでも積極的に活動することで、多様な情報をつなげ、多くの「問い」を世に生み出していきたいと思います。 〒113-0022 東京都文京区千駄木2-31-3 サンウッド文京千駄木フラッツ1階101 電話03-5939-9027 FAX03-5939-9094 info@bungaku-report.com インボイス登録番号:T4011501023591 こんにちは。文学通信の渡辺です。 今週は「日研究」から少し離れて、海外の独立/在野研究事情について取り上げたいと思います。 ●「独立研究者と呼ぶのはやめてほしい」という声 『在野研究ビギナーズ』の盛り上がりも

    新入社員週報第6回「海外の独立/在野研究者が直面する二重の疎外」(渡辺哲史)
    contractio
    contractio 2020/02/19
    相撲か。<肩書に地名
  • 第10回:無免行路:きのこ×フロンティア|IMIC COLUMN|国際医学情報センター

    前回、高次元データの可視化についてお話しすると予告しましたが、そちらは一旦置いておきます。昨年9月に出版された荒木優太(編著)『在野研究ビギナーズ』(明石書店)というに出会って色々考えることがあったので、今回の記事では、これまで敢えて言及を避けてきた「アマチュア論」に少し踏み込んでみたいと思います。このは、現在政治学、哲学、生物学といった各分野で、「在野研究者」として活動している人たちによる実例集で、少なくとも筆者は共感するところ大でした。とはいえ、以下の内容はこのへのアンサーでも書評でもありません。在野研究者の孤独や苦悩といった源流のコンテキストをまず、おそらくそういった人生とは縁が薄いであろう大多数の方と共有するところから始めるのは私には荷が重く、紙面を尽くしたとしても足りません。そこで、一般化を意図せず、あくまで私個人の視点(「きのこ眼」)で、アマチュアという生き方について持論

    第10回:無免行路:きのこ×フロンティア|IMIC COLUMN|国際医学情報センター
    contractio
    contractio 2020/02/14
    2020年1月7日の記事。
  • https://www.city.yoshinogawa.lg.jp/docs/2019120300066/file_contents/kawashima12.pdf

    contractio
    contractio 2020/02/14
    徳島県吉野川市にも届いた。
  • p01.ai

    contractio
    contractio 2020/02/14
    三重県北牟婁郡紀北町まで届いた。
  • 月刊誌『教育』2020年1月号

    定価990円 / 各号、書店/インターネットにて販売中。 Amazon 販売ページへ *定期購読のおすすめ* 定期購読やバックナンバー購入についてはこちらをご覧ください→【定期購読について】

    月刊誌『教育』2020年1月号
    contractio
    contractio 2020/02/14
    「図書紹介」欄に『在野研究ビギナーズ』の名が。
  • 荒木優太 - 話していると書くのとは違うリズムが生まれる - インタビュー | Rooftop

    大学に所属を持たない日文学の「在野研究者」として活動し、最近発売された『在野研究ビギナーズ────勝手にはじめる研究生活』(明石書店)が話題を呼んでいる荒木優太氏。教授になるのは無理だから自然に始めたというこの研究スタイルがなぜ現代でこれほど受け入れられたのか。書き言葉のための話し言葉としながらも、トークイベントを開催するにあたってお話を伺いました。[Interview:小柳元/石川美帆(NakedLoft)] よくわからないものに対しては問いを深めていける ──有島武郎を専門とされる“在野研究者”ということですが、まず日文学を研究しようと思ったきっかけはなんだったのでしょうか? 荒木:私は人とコミュニケーションを取る中で常に疎外感を感じていました。ただ教室の中にいると友達と話さなくちゃいけない。それをどうにかしたいと思ってひとつ発見したことが、「人はを読んでいる人には話しかけない」

    荒木優太 - 話していると書くのとは違うリズムが生まれる - インタビュー | Rooftop
    contractio
    contractio 2020/02/14
    荒木優太生誕祭序章
  • 天翔龍・新山(Tenshouryu・Shinzan)さんの書評 在野研究ビギナーズ【本が好き!】

    なまりなじみがない世界だと思う。 「在野研究」、副題が「勝手にはじめる研究生活」。 昨今、研究職に就くのは非常に大変である。「卒業後も退職後も学問はできる」(帯より)、と研究職に就いていないけれど学問を続けている人たちを取り上げた書籍である。 一般の人は学問その物に興味がないし、ましてや博士号を持っているのに就職できない人たちが大勢いることなんて、全く興味の外だろう。 しかし、研究職に就かなければ学問ができないのであれば、日の学問そのものが衰退していく。学問が衰退していくということは、日文化が衰退していくのである。 「働きながらでも学問はできる」(酒井大輔氏) かく言う私も、「在野研究者」なのだろうか。大学院入学時既に社会人だった。結局研究職への転職ができず、現在に至る。大学院修了後も複数の学会に所属し、論文もなんとか掲載してもらったが、「研究者」とは言えないと思う。だが、先生方曰く

    天翔龍・新山(Tenshouryu・Shinzan)さんの書評 在野研究ビギナーズ【本が好き!】
  • 「僕は楽しいからそうする」。大学の外で研究する「在野研究者」たち

    「なにかおもしろいことが生まれる可能性はアカデミアのなかにもあるだろうけど、在野や世間にだって同じくらいある。その区別も今となってはどうでもいい。僕はどっちにも存在している。学びはどこでもできる。何度でも始めなおせばいい。僕は楽しいからそうする」 (『在野研究ビギナーズ』逆卷しとね 「第一二章 彷徨うコレクティブ」より) 「大学に属してませんけど、なにか?」 そんな帯文のが話題です。「在野研究ビギナーズーー勝手にはじめる研究生活」(明石書店)。 研究者といえば、大学などの所属が前提。そんな「常識」から自由になった研究者たちは、自らを「在野研究者」と名乗り、それぞれのスタイルで研究に打ち込んでいます。 「読むこと、調べること、話すこと、書くこと、話し合うこと、これらは決して特別な資格が必要な行為ではない。自由にやればいい」 このの編著者で、自身も在野研究者の荒木優太さんはそう言います。

    「僕は楽しいからそうする」。大学の外で研究する「在野研究者」たち
  • 在野研究を続けていくためのスキル 『吉本隆明全集 第21巻』より|じんぶん堂

    記事:晶文社 『吉隆明全集 第21巻』(晶文社) 書籍情報はこちら が売れなくなったのは誰のせい? 硬い教養的な雑誌は、文学にしろ、文学以外の、思想その他全般にわたる雑誌にしろ、ますます経営が困難になってゆく。それはなぜでしょうか。つまり、何が悪いのか、読者の教養の程度が悪くなったからというふうに読者のせいにしたらいいのか、それともそうではなくて、出版社のせいにしたらいいのか、それとも筆者のせい、つまり書くひとのせいにしたらいいのかということは、とても大きな問題です。これは雑誌経営の問題であると同時に、文化の問題であります。またもしかすると、社会体制の問題なのかもしれません。 ところで、ぼくらのやっている『試行』という雑誌は一九六一年九月に創刊号が出ています。硬い雑誌の御多分に漏れず、いつやめようかという岐路に立たされているというのが、ここ一、二年の現状です。読者は減る一方ですし、

    在野研究を続けていくためのスキル 『吉本隆明全集 第21巻』より|じんぶん堂