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哲学に関するcontractioのブックマーク (213)

  • Daily Life:ヒュームの帰納の問題の再発見

    April 14, 2024 ヒュームの帰納の問題の再発見 ヒュームの帰納の問題は現代の科学哲学で帰納をめぐる哲学的問題を紹介する際、必ずといっていいほど言及される。このように定番になっていることから、「ヒュームの帰納の問題」がヒュームが『人間性論』を公にして以来一貫して哲学の大問題として論じられてきたような印象を持つ人も多いかもしれない。かく言う私自身も科学哲学の歴史について調べ始めるまで、当然のようにヒュームの帰納の問題が二百数十年来の大問題だったと想定してきた。 しかし、少し調べれば分かるように、19世紀前半から中頃にかけての「帰納」をめぐる論争(ハーシェル、ヒューウェル、ミルらによるもの)では、ヒュームが指摘した論点は全く顧みられていない(このあたりは『科学哲学の源流をたどる』でも少し紹介したし、以下でも触れる)。では、ヒュームの帰納の問題を哲学的問題圏の中央へと押し出したのは誰

  • Kyoto University Research Information Repository: <研究論文(原著論文)>意図を明確化するとはどういうことか: 作者の意図の現象学

  • 思想でビジネスはできるだろうか?|じんぶん堂

    記事:明石書店 マシュー・スチュワート著 稲岡大志訳『マネジメント神話――現代ビジネス哲学の真実に迫る』(明石書店) 書籍情報はこちら 経営哲学『マネジメント神話』 「ピーター・ドラッカー」という人物をご存知でしょうか。「マネジメント」という概念の重要性を説いた「経営学者」です(ここで「経営学者」と括弧付きにする理由はすぐにわかります)。ドラッカーは日で大変人気があります。多くの著作が翻訳されていますし、比較的大きめの書店のビジネス書関連のコーナーでは、ドラッカーの著作やドラッカーに関連する著作が一つの棚を占めるということも珍しくありません。 ピーター・ドラッカー(Peter Ferdinand Drucker:1909-2005、画像は日語版ウィキペディア「ピーター・ドラッカー」より。Jeff McNeill, CC BY-SA 2.0 , via Wikimedia Commons

    思想でビジネスはできるだろうか?|じんぶん堂
    contractio
    contractio 2024/02/10
    マシュー・スチュワート『マネジメント神話』について
  • 哲学史研究と哲学をすることの関係についてのグライスの「ファンタジー」 - 研究日誌

    先日勤務先で一般向けの講座を行う機会を得て、「哲学と哲学史——両者は切り離せないのか」という内容で話をした。下記の記事からはじまる当ブログの一連のSauer論文記事を題としてその前後に前置きと展望を挟むという感じの構成で、どちらかといえば利他的な動機に基づいて書いたものが結果として自分を助けてくれたかたちになった。やはり、思いついたことは(それを公開するかどうかはまた別の問題だが)とりあえず書いておくべきである。 uemurag.hatenablog.jp 今回の講座を準備するにあたっては、過去の自分に助けられたことがまだある。主要部分に先立つ前置きで哲学史と哲学の関係をめぐるさまざまな見解を引用して紹介したのだが、その少なくない部分は、2017年の日哲学会大会シンポジウムでの発表とそれに先立って出版された論文*1のために準備したもののさまざまな事情で使わなかったものだった。そのなかで

    哲学史研究と哲学をすることの関係についてのグライスの「ファンタジー」 - 研究日誌
  • 一橋哲学・社会思想セミナー - 第32回

  • 当会の会員が開催する哲学カフェについてのご報告

    当会の副代表である赤井が開催する哲学カフェにおいて、2023年6月17日のテーマが「LGBTQと利権」と設定されていました。 このことに対して当事者の方から抗議があり、同テーマでの哲学カフェを主催者判断で中止する(テーマを変更する)という事案がありました。 マイノリティと「利権」を結びつけて語ることは、歴史的に見ても差別的な主張において多用されてきたことであり、今回のテーマについても、開催された場合に性的マイノリティの方々に対する差別的発言が助長されることを想定しうるものでした。哲学カフェの開催中のみならず、テーマ設定やその告知自体が当事者の方々の参加を躊躇させる不公正なものであり、差別的言説を再生産する点でも不適切なものであったと認識しております。 上記のイベントはメンバーが個人的に開催するものであり、当会の主催するものではありませんでしたが、今回の事案に対する当会の社会的責任を重く受け

    contractio
    contractio 2023/06/21
    「副代表だったのか」という驚きと 「辞めたのか」という驚き。/テーマを「天皇制と利権」に代えて仕切り直しては?(提案)
  • 三浦 隼暉 (Junki Miura) - 資料公開 - researchmap

    大学での哲学講義や一般向け講座のために作成している資料です。受講のための基的な心得を示したものです。適宜改訂しています(第6版以降はver表記になっています)。以下は目次です。 1. 質問.......................................................................................................................................1 1.1 質問は大切だけど難しい ...........................................................................................1 1.2 場合別:質問の仕方 .............................................

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    contractio 2023/05/29
    「受講のための心得(主に哲学関係)」
  • 科学的道徳学と道徳の科学、あるいはデュルケームの弁明 | CiNii Research

    contractio
    contractio 2023/03/31
    田村康貴(2020)「科学的道徳学と道徳の科学、あるいはデュルケームの弁明」 文化 84 (1,2) 東北大学文学会
  • 内田樹「哲学者・鷲田清一氏はともに革命ができ、『革命は楽しい』と思わせてくれる人」 | AERA dot. (アエラドット)

    哲学者 内田樹 哲学者の内田樹さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、倫理的視点からアプローチします。 *  *  * ある雑誌が「鷲田清一特集」を組むことになって寄稿依頼が来た。鷲田さんとは何度もお仕事をしたし、一緒にいてあれほど楽しい人はなかなか見出し(みいだ)がたい。原稿には鷲田さんの哲学の独創性について書いた。書きたいことは一通り書いたが、途中で紙数が尽きて鷲田さんの人柄については筆が及ばなかった。そこでこの欄を借りて(公器を私事に用いるようだが)印象的なエピソードをご紹介したいと思う。 鷲田さんが阪大副学長だった頃にお会いした時「内田さん、副学長になってまず何やったと思う?」と訊(き)かれた。さあ、見当もつかないと答えたら、「天神祭の船渡御の船」と笑いながら教えてくれた。 大阪の人でないと分からないと思うが、大阪天満宮の天神祭の宮の夜、神霊をのせた

    内田樹「哲学者・鷲田清一氏はともに革命ができ、『革命は楽しい』と思わせてくれる人」 | AERA dot. (アエラドット)
  • ”使える友達”は真の友人か? 『ひとくち哲学』で哲学思想をかじってみよう【試し読み】|Hayakawa Books & Magazines(β)

    プラトンの国家論から映画「ジョーカー」のニヒリズムまで。一口かじれば世界が変わる! 134にもおよぶ哲学の主要トピックを、わかりやすいピクトグラムと2~3ページのコンパクトな説明に凝縮した「哲学思想の入門書」が登場。『ひとくち哲学 134の「よく生きるヒント」』(ジョニー・トムソン、石垣賀子訳、早川書房)から、誰にでも身近なトピックを紹介します。 “シンプルで愉快な哲学入門。コンパクトだからと舐めないで。夜に読むと眠れなくなります。” ―― 戸谷洋志氏 推薦!(関西外国語大学准教授、『Jポップで考える哲学』著者) 『ひとくち哲学』早川書房日常の哲学すばらしい哲学を耳にするのは、時に夜おそく、場合によってはグラスを傾けながら、誰かとなにげない会話を交わしているときだったりするものだ。きっかけは「なんでみんなこうするんだろう?」「こう思ったことない?」といった疑問に始まり、そこから展開していく

    ”使える友達”は真の友人か? 『ひとくち哲学』で哲学思想をかじってみよう【試し読み】|Hayakawa Books & Magazines(β)
  • 「哲学の方法」書評 精緻にして明晰な思考のために|好書好日

    ISBN: 9784000240659 発売⽇: 2023/01/19 サイズ: 19cm/183,16p 「哲学の方法」 [著]ティモシー・ウィリアムソン 「それってあなたの感想ですよね」。文系の学問に外部からそんな批判が向けられるのは珍しくはない。人文社会科学の内部にも、統計学の手法によるお墨付きがなければ、学問とは呼べないと説く立場がある。とくに哲学は、日常語では個人の人生観や信条も意味するから、この分野の営みを、主観的な思索とみなす人だっていることだろう。 哲学はサイエンスたりうる。これが書の立場だ。「うまいやり方」をすれば、哲学は、「体系的、組織的な探究」という意味の科学であるというのだ。それは、最善の説明を与える理論を探る点で自然科学に近いが、アームチェアで思索をめぐらす点では数学に近い。原著は、オックスフォード大学出版局の、定評ある入門シリーズの一冊。筆致は軽やかで、翻訳も

    「哲学の方法」書評 精緻にして明晰な思考のために|好書好日
  • 大阪暮らし10年 変貌する商都への想い(上)哲学者・千葉雅也氏|日刊ゲンダイDIGITAL

    2025年の万博開催を控え、急ピッチで再開発が進む大阪。人口第3位の歴史ある商都に移り住んで10年になる哲学者で小説家、立命館大学大学院教授の千葉雅也氏に、変貌を遂げる大阪についての想いを語っていただいた。 ◇  ◇  ◇ ──10年間暮らしてみての印象、感想は…

    大阪暮らし10年 変貌する商都への想い(上)哲学者・千葉雅也氏|日刊ゲンダイDIGITAL
  • 千葉雅也氏が伝授「難解な哲学書」の読み解き方

    読書はすべて不完全である 稿では、「いかにも現代思想的な文章」をどのように読むか、そのコツ をレクチャーしたいと思います。 専門家の立場としては、現代思想の細やかなレトリック(文章の技法)を楽しみ、深く読めるようになってほしいのですが、でもそれより、徹底的にハードルを下げることが最優先だと思います。 細かいところは飛ばす。一冊を最後まで通読しなくてもいい。読書というのは、必ずしも通読ではありません。哲学書を一回通読して理解するのは多くの場合無理なことで、薄く重ね塗りするように、「欠け」がある読みを何度も行って理解を厚くしていきます。プロもそうやって読んできました。 そもそも、一冊のを完璧に読むなどということはありません。改めて考えてみると「を読んだ」という経験は、実に不完全なものであると気づきます。たとえ最後まで通読しても、細部に至るまで覚えている人はいません。強く言えば、大部分を忘

    千葉雅也氏が伝授「難解な哲学書」の読み解き方
    contractio
    contractio 2023/02/18
    講談社が本気出してきたな。
  • 2013 Yamaguchi

    contractio
    contractio 2023/02/17
    山口尚(2013)「ストローソンの遺産」 科学基礎論学会 2013年度 総会 ワークショップ「自由意志の現在―ストローソンの「反応的態度」再考」
  • 哲学若手研究者フォーラム - 『哲学の探求』第30号目次

    contractio
    contractio 2023/02/17
    土屋陽介(2003)「超越論的論証とInvulnerability」 哲学の探求 30
  • The Five Books

    contractio
    contractio 2023/02/17
    齋藤宜之「ハンナ・アーレント『カント政治哲学講義』」(02月26日(日) ~ 03月26日(日))
  • 新書大賞受賞! 哲学者・千葉雅也が語る、「現代思想をスルメのようにじっくり噛み締める」ための方法(千葉 雅也)

    10万部を超える大ヒットとなっている千葉雅也『現代思想入門』(講談社現代新書)が、その年の新書の「最高の一冊」を選ぶ賞「新書大賞2023」を受賞した。 難解な現代思想を読み解き、実生活についてのヒントもくれるという感想が多く寄せられている書。 著者である哲学者の千葉雅也氏に、書との関連で、現代思想を味わうための方法について聞いた。 (インタビューは、2022年5月におこなったものです) グレーゾーンの発想 ――インタビューの前編で千葉さんは、現代思想を「使い倒す」という言い方をされていました。書を読んでいると、千葉さんご自身の人生が垣間見えるような瞬間もしばしばありましたが、そうした議論のしかたについては、書きながら意識しておられましたか? 千葉 現代思想については、これまで20年以上も読み書きしているので、自分に染みついたことを語ったら、やはり何かしら身体的なものとして表れてくるの

    新書大賞受賞! 哲学者・千葉雅也が語る、「現代思想をスルメのようにじっくり噛み締める」ための方法(千葉 雅也)
  • 新書大賞受賞・千葉雅也 人々がバラバラになるのがやむをえなかったから「現代思想」はその理論化を試みた。「共」の可能性は、徹底的に既成の秩序を疑った先で考え直すことができる|文化|中央公論.jp

    1年間に刊行された新書から、有識者、書店員、各社新書編集部らに投票してもらい、その年「最高の一冊」を選ぶ「新書大賞」。2021年12月から22年11月に刊行された1200点以上の新書を対象とした「新書大賞2023」の結果が23年2月10日に発表され、『現代思想入門』が大賞に輝いた。「現代思想の真髄をかつてない仕方で書き尽くした『入門書』の決定版」とうたった同書はベストセラーとなり、7刷13万部(電子含む)と、版を重ねている。同書から「『現代思想入門』とはどんなか」について記した箇所を抜粋・編集の上で紹介する。 「ポスト構造主義」とは 「ポスト構造主義」という言い方ですが、これはデリダやドゥルーズらをひと括りにして言うときに使われるものです。 「ポスト」とは「後」という意味で、「構造主義の後に続く思想」ということになります。ただ、人たちがそう自称したわけではなく、この呼称に対しては批判も

    新書大賞受賞・千葉雅也 人々がバラバラになるのがやむをえなかったから「現代思想」はその理論化を試みた。「共」の可能性は、徹底的に既成の秩序を疑った先で考え直すことができる|文化|中央公論.jp
  • 大辻 正晴 (Masaharu Otsuji) - 哲学者にならない人のための哲学教育 - 講演・口頭発表等 - researchmap

    researchmapは、日の研究者情報を収集・公開するとともに、研究者等による情報発信の場や研究者等の間の情報交換の場を提供することを目的として、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が運営するサービスです。

    contractio
    contractio 2023/01/26
    大辻正晴(2002)「哲学者にならない人のための哲学教育」 日本科学哲学会第35回大会
  • ミニマリスト概念工学としての哲学|ちくま新書|戸田山 和久|webちくま

    ちくま新書から『哲学入門』というべらぼうにエラソウなを出してもらえることになりました。『哲学入門』なんて、全世界哲学王座決定戦連続優勝みたいな大物が書くもんだと思っていたので、お話があったときには、それはビビリましたとも。 入門というからには、これぞ哲学のキモってのをビシバシッと提示せにゃいかんだろと考えてしまうわけで、やる気は空転し筆はいっこうに進まない。ご迷惑をおかけした筑摩書房の全関係者にお詫びします。私、筑摩現代文学大系も明治文學全集もみんなもっているんで、ご勘弁のほどを。 脂汗流し、脳みそを空転させつつたどり着いた結論は、哲学って工学に似ている、というものだ。意外でしょ。世間では、この二つは両極端のように思われている。ところが、両者には重要な共通点がある。つまり、よりよい人工物をつくることで、人々の生存に貢献しようとするところ。そして、時に成功し、時に失敗して大きな災厄をもたら

    ミニマリスト概念工学としての哲学|ちくま新書|戸田山 和久|webちくま
    contractio
    contractio 2023/01/24
    戸田山和久「ミニマリスト概念工学としての哲学──ちくま新書『哲学入門』」(2014年4月1日)