[TOP] [分野別国際文書一覧] [子どもの権利条約関連] 少年非行の防止に関する国際連合指針(リャド・ガイドライン) 国際連合総会(1990年12月14日、総会決議45/112付属文書) 英語原文 日本語訳:平野裕二 *訳出にあたっては、高野隆訳(自由と正義42巻2号)、村井敏邦・斉藤豊治・佐々木光明訳(澤登俊雄・比較少年法研究会『少年司法と国際準則』三省堂・1991年)も参照した。 I.基本的原則 1.少年非行の防止は社会における犯罪防止の不可欠な部分である。合法的で社会的に有益な活動に携わり、かつ人間主義的な社会指向と人生観を身につけることにより、青少年は犯罪につながらないような態度を発達させることができる。 2.少年非行の防止を成功させるためには、青少年の調和のとれた発達を確保するために、幼児期からその人格を尊重および促進しながら社会全体が努力する必要がある。 3.この指針を解釈