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差別に関するfutenrojinのブックマーク (10)

  • 亡き母はなぜ80年前のウェディングケーキを取っておいたのか? | ある日系米国人家族の謎

    母親の遺品整理をしていた女性が、たまげるようなものを見つけた。その来歴はさらに驚くべきものだった。知られざる過去に光を当てる歴史学者が、米トラベルメディア「アトラス・オブスキュラ」で綴る。 2019年に102歳で亡くなったフランシス・ニシムラが残した謎は、永遠に解かれることがないかもしれない。 2021年5月のある暖かい春の日、エレイン・ニシムラが米オレゴン州ポートランドにある自宅の物置で、残っていた母の持ち物を片づけていると、見たことがない素朴な手作りの箱を見つけた。 「箱を開けて、転けそうになりました。目を疑うようなものが入っていたのです」とニシムラは振り返る。 箱に入っていたのはケーキ、しかもただのケーキではなかった。両親が1943年の夏に結婚式を挙げたときのウェディングケーキの最上段だったのだ。ニシムラは言う。 「ケーキは、フロスティングを見る限り、驚くほど状態がよかったのです。そ

    亡き母はなぜ80年前のウェディングケーキを取っておいたのか? | ある日系米国人家族の謎
  • 警察官の「着られるカメラ」試験導入へ 職務質問などチェック | 毎日新聞

    警察庁は30日、小型の「ウエアラブルカメラ」を地域警察官らが装着するモデル事業を2024年度に実施すると発表した。職務質問の対応が適切だったかを事後的に確認できるようにすることなどが狙い。比較的規模の大きな都道府県警で先行実施し、効果を検証した上で格導入を検討する。24年度予算の概算要求に関連経費約1500万円を盛り込んだ。 警察庁によると、ウエアラブルカメラは計102式を購入予定で、内訳は地域65式▽雑踏警備など19式▽交通18式。雑踏警備では、多くの人が行き来する状況を撮影して別の場所でリアルタイムに監視する。交通では、撮影した違反の状況を運転者に示すことなどを想定。交通違反の取り締まりは警察官の現認が原則だが、それを補完する役割が期待される。

    警察官の「着られるカメラ」試験導入へ 職務質問などチェック | 毎日新聞
  • 19世紀ヨーロッパの娯楽だった人間動物園──いま明かされる「黒人村」の舞台裏 | 「野蛮」で「未開」で「動物的」な黒人の姿を観客に見せた理由

    19世紀初期に英国で生まれた「人間の展示」は、娯楽としてヨーロッパや北アメリカを中心に広まっていった。そして、それはスイスも例外ではなかった。いまでは「人権都市」の代表格とも言えるジュネーブにあった「黒人村」の全貌が明らかになりつつある。 スイスのロイカーバート村に滞在した小説家のジェームズ・ボールドウィンは、次のように記している。 「このスイスの小さな村に私より前に黒人が足を踏み入れたという形跡はどこにもなかった。ここへ来る前ある人からきみは村の『注目の的』になるぞと言われたとき、私は、それを、スイスでは私と同じ肌の色の人がめったに見られず、都会人は田舎へ行くとなにかしら『注目の的』になるという意味だと思った。この世界にニグロを見たことのない者がまさかいようなどとは思ってもみなかったのである。たぶんそれは、私がアメリカ人だからだろう」(『アメリカの息子のノート』せりか書房) しかし、ボー

    19世紀ヨーロッパの娯楽だった人間動物園──いま明かされる「黒人村」の舞台裏 | 「野蛮」で「未開」で「動物的」な黒人の姿を観客に見せた理由
  • 英ジャーナリストのダグラス・マレーが問う「なぜ、すべての悪を欧州のせいにするのか」 | 植民地化、奴隷制、人種差別…

    18世紀の政治哲学者エドマンド・バークは、英国紳士の育成に必要なのは、自尊心を持つことを学び、人目にさらされることに慣れ、会話術に磨きをかけることや思索に耽ることに喜びを見出すことだと考えた。このような育成を受けた現代人として、ダグラス・マレーほどの好例はないだろう。 品の良い声、ビデオ通話画面の背景に映る窓の外の自宅の庭、そしてイートン校とオックスフォード大学マグダレンカレッジという世界で最もエリートな教育機関の2つに通ったことが、それを事実として裏付けている。 だがイギリス保守派ジャーナリズムの騎手として見せたその冷静さは、移民を題材とした『西洋の自死:移民・アイデンティティ・イスラム』や、アイデンティティ・ポリティクスを批判した『大衆の狂気:ジェンダー・人種・アイデンティティ』などの自著では、強打に変わる。マレーは思想のボクサーであり、繊細な論客だ。 新著『西側との戦争』(未邦訳)で

    英ジャーナリストのダグラス・マレーが問う「なぜ、すべての悪を欧州のせいにするのか」 | 植民地化、奴隷制、人種差別…
  • 白人男性が、私たちアジア系女性のいない所で話していること | 「会話は最悪だったけど、少なくとも見た目はよかった」

    新型コロナウイルスの流行をきっかけに、米国でアジア系女性への差別が注目されるようになった。しかし、彼女たちは長年、見知らぬ人からのセクハラに耐えてきた。それは、あからさまなものもあれば、オンラインでの誹謗中傷、英語がわからないことを前提とした陰口までさまざまだ。 「ニューヨーク・マガジン」に掲載された、アジア系米国人の女性作家による体験談をお届けする。 ※注意 文中に、気分を害するような女性差別的・人種差別的表現があります。 大学を卒業した私は、英語を教えるために台北に引っ越した。ある日の午後、電車内で、2人の白人男性がアジア系女性について話しているのを耳にした。彼らは、周囲に英語がわかる人はいないと思い込んでいた。 1人目の男は、最近の台湾人女性とのデートでセックスにいたらなかったことに不満をこぼした。すると、もう1人の男性がこう切り出した。

    白人男性が、私たちアジア系女性のいない所で話していること | 「会話は最悪だったけど、少なくとも見た目はよかった」
  • シリア難民を拒んだEUが、「白人」ウクライナ人は歓迎─その矛盾に潜む“人種ヒエラルキー” | 「黒人はダメだ」とバスから降ろされるアフリカ人

    ロシアによる侵攻を受けて、大勢のウクライナ人がポーランドをはじめとするEU諸国へ退避している。そしてEUはこの歴史的な人道危機に、国境を開放してウクライナ難民を温かく迎え入れている。 戦火を逃れてきた人々に無条件に助けの手を差し伸べる──感動的で心を打たれる絵だ。 だが、ここで少し考えてみてほしい。これまでシリアやアフガニスタンから、地中海を越えてアフリカから難民が押し寄せてきたとき、EUはかなりの抵抗を示してきたではないか。それが突然、まるで手のひらを返したように、ウクライナ難民は歓迎しているのだ。 米紙「ワシントン・ポスト」は、「突如として歓迎、ヨーロッパは避難してくるウクライナ人に門戸を開いた」と題した記事で、このEUの態度の急変を指摘している。 シリア難民を中心に約200万人が助けを求めてヨーロッパを目指した2015~2016年当時、それは「欧州の難民危機」と表現され、流入しようと

    シリア難民を拒んだEUが、「白人」ウクライナ人は歓迎─その矛盾に潜む“人種ヒエラルキー” | 「黒人はダメだ」とバスから降ろされるアフリカ人
  • なぜアメリカは黒人への「人種差別問題」をいまなお克服できずにいるのか | 堀内勉「名著を通して見る世界」

    国際ニュースを深く読み解くには、目の前の事柄だけに注目するのではなく、その経緯や背景を紐解く必要がある。『読書大全』の著者で、膨大な数の書物を読んできた堀内勉氏が、その知識の蓄積からニュースを読み解く連載。第2回はアメリカでいまも人種差別問題が解決しないのは“社会の設計”に問題があるという主張について。 2021年9月8日、アメリカのバージニア州リッチモンドの公園内にあった南北戦争の南軍司令官、ロバート・E・リー将軍の銅像が撤去された。リー将軍は、アメリカ史上屈指の名将として評価が高く、昔は日でも彼にまつわるドラマや映画がたくさん放映されていたので、ある年齢以上の人なら誰でも知っている人物だろう。 このリー将軍の銅像は、奴隷制度や人種差別の象徴だとして長年批判にさらされてきたものだ。これが今になって撤去されたのは、2020年に全米で広がった人種差別への抗議運動BLM(ブラック・ライブズ

    なぜアメリカは黒人への「人種差別問題」をいまなお克服できずにいるのか | 堀内勉「名著を通して見る世界」
  • 性暴力被害者の「私」が加害者にどうしても聞きたかった「ある質問」とは | 草の根で事件の解決を試みる「代理対話」の現場を訪ねて

    初対面の「被害者」と「加害者」 10年前のある晩秋の昼下がり。シェリルとトロイは、米オレゴン州ポートランドの連邦司法センターの一室で、握手を交わした。 部屋は狭く、会議用のテーブルと椅子が並んでいるだけだ。雨粒が縦長の窓にびっしりと連なっている。シェリルは窓際の椅子に座った。窓の外に視線を向けると、ようやくひと息つけた。その日は事もろくに喉を通らず、胃が痛くならないていどにしかべられなかった。 シェリルとトロイはこの日が初対面だったが、ある意味では互いをよく知っていた。シェリルは長年、パートナーの男性から暴力を振るわれてきた。トロイは、酒に酔ってはパートナーを虐待し、2005年に当時の恋人の首を絞めた罪で22ヵ月の懲役刑を受けた。

    性暴力被害者の「私」が加害者にどうしても聞きたかった「ある質問」とは | 草の根で事件の解決を試みる「代理対話」の現場を訪ねて
    futenrojin
    futenrojin 2021/10/11
    これが「対話」の力というものかな。
  • 非寛容な中世に逆戻り?──民主的な議論を封じ、異端派を追放する「現代のリベラル」 | 人種差別や不平等に関心が高いのはいいけれど…

    表現の自由は当然のものではなく、キリスト教の教義を絶対とする封建的な中世から、民主的な議論を求める欧州の先人たちが戦って得てきたものだ。しかし、人種差別や不平等に関心の強い現代の「リベラル」は議論を封じ、「正当」な意見しか認めない傾向があるという。 そんな非寛容な現代の「リベラル」を、英誌「エコノミスト」が、宗教が国家を支配した時代の行いと比較分析する。 近代を形作った「リベラリズムの功績」 リベラリズムは、ヨーロッパを1000年以上支配した「宗教国家」に対する抵抗の中で形作られた。中世ヨーロッパでは、ローマ・カトリック教会が社会を支配し、黒い服を着た聖職者の超国家的組織(騎士修道会)があらゆる事柄について服従を要求した。精神的にも道徳的にも人々を支配し、教育も牛耳った。 16世紀の宗教改革はキリスト教諸派の間に競争をもたらしたが、それによって宗教と国家の癒着は助長された。フランス出身の神

    非寛容な中世に逆戻り?──民主的な議論を封じ、異端派を追放する「現代のリベラル」 | 人種差別や不平等に関心が高いのはいいけれど…
    futenrojin
    futenrojin 2021/09/26
    古典的リベラルは、相手が自由に拳を振れる範囲を、自分の鼻先に触れないまで認めた。一方、現代の進歩主義は、相手が持論を自由に展開できるのは自分の感情に触れない範囲までと主張している。
  • よりによって中国がカナダの「人権侵害」について調査を要請する理由 | 人権の地政学?

    中国は、カナダで先住民の子供たちの遺体が200体以上見つかった事件について独立した調査を要請した。カナダが、中国でウイグル族が虐げられている疑いについて調査を強く求める声明を発表する直前のことだ。 6月22日に開かれた国連の人権理事会の会議で、中国代表の蔣端は、「カナダでの先住民に対する人権侵害について、私たちは深く懸念しています」と発言した。 蔣は、カナダのブリティッシュ・コロンビア州の「カムループス・インディアン寄宿学校」跡地で215人の子供の遺体が見つかったことに触れ、中国とその同盟国は、今回の発見だけでなく、先住民に対するすべての犯罪について「徹底的かつ公平な捜査」を求めると述べた。 それらの同盟国には、ベラルーシ、北朝鮮、シリアなど中国と同じく人権問題を非難されている独裁主義の国々も含まれている。 蔣の要請の直後、カナダ代表は中国に対して、国連高等弁務官事務所が新疆自治区に入り、

    よりによって中国がカナダの「人権侵害」について調査を要請する理由 | 人権の地政学?
    futenrojin
    futenrojin 2021/06/24
    たとえ厄介に感じる人がいたとしても、戦狼が世界の舞台で影響力を持つ状況には慣れておいたほうがいい。
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