2021年2月から9月にかけ、計8回のシステム障害を起こしたみずほフィナンシャルグループへの業務改善命令が事実上解かれた。報告書を定期的に出すよう求めていた金融庁が今後は提出を求めないと19日付で通知した。障害を防ぐ取り組みや実際に起きた場合の対応力などに改善がみられたためで、障害の発生から約3年ぶりに事態が正常化する。みずほの本社が入る東京・大手町タワーの15階にはシステム障害の記憶を伝える
2021年2月から9月にかけ、計8回のシステム障害を起こしたみずほフィナンシャルグループへの業務改善命令が事実上解かれた。報告書を定期的に出すよう求めていた金融庁が今後は提出を求めないと19日付で通知した。障害を防ぐ取り組みや実際に起きた場合の対応力などに改善がみられたためで、障害の発生から約3年ぶりに事態が正常化する。みずほの本社が入る東京・大手町タワーの15階にはシステム障害の記憶を伝える
10月2日に行われたブラジルの大統領選挙では、11人の立候補者がいたが、なかでも右派の現職ボルソナロ大統領と、左派のルラ元大統領という、正反対の2大有力候補の対決が注目された。過半数を獲得した候補がいなかったため、ボルソナロとルラによる決選投票が10月30日に行われる予定となった。 日本時間の早朝に投票が締め切られ、午前中にはすでに開票率99%超で結果が判明していた今回の選挙。しかし、1億5000万人以上の有権者がいるというブラジルの国政選挙の結果が、なぜこんなに早く確定できるのか。それは、ブラジルが電子投票システムの「先進国」だからだ。いまだに大半の国が紙での投票にとどまるなか、ブラジルはいち早く全面的な電子投票システムを国政選挙で導入していた。 今回の選挙では主に、経済対策、アマゾン熱帯雨林の開発問題などの争点が、国内のみならず、世界中から注目されている。しかし、選挙の結果によっては、
西側諸国に見る「反脆弱性」とは? ナシーム・ニコラス・タレブ 「西側ではプーチンに対応できないという私の考えは誤っていた」 ナシーム・ニコラス・タレブ ニューヨーク大学タンドン・スクール・オブ・エンジニアリングでリスク工学の教授を務める。『ブラック・スワン』など著書多数。 Photo: Getty Images
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愛ある行動を「自由の侵害」とみなす保守派 歴史をひもとけば、いつの時代にも、人間の命よりも生命をもたないモノを尊重し、健康な子供を酷使するために賄賂を払い、ブラック工場や炭鉱に労働者を送って死にいたらしめる業界の大物はいた。気候変動について知りながら、あるいは知ろうとせず、化石燃料の採掘や燃焼を推進する人もいる。 いつの時代も、富はまず、運命共同体から抜け出る、あるいは少なくとも社会との関係を断てると思えるようになるために使われてきた。金持ちは往々にして保守的だが、保守派は、どんな経済状態であろうと、それ以上に金持ちと手を組む傾向にある。 誰もが自分の身は自分で守らなければならない開拓者だというマッチョな幻想を崇拝する保守派は、すべてがつながっているという考えに怒る。そうした人々は、気候変動をものともしない──自動車や工場からの排出物が、農作物や、海水位や、森林火災などの諸々に影響し、世界
金融庁は26日、みずほフィナンシャルグループ(FG)とみずほ銀行に対し、システム障害の再発防止と経営責任の明確化を求める業務改善命令を出した。これを受けて坂井辰史FG社長ら首脳は総退陣する。なぜみずほでシステム障害が頻発するのか。金融庁が指摘した4つの「真因」を読み解く。①システムのリスクと専門性の軽視みずほは旧3行統合時の2002年と東日本大震災直後の11年の大規模なシステム障害を踏まえ、
エリック・ゼムールとエマニュエル・トッドが激論 フランスでは異なる3つの「家族システム」が衝突している? パリのルーブル美術館で『ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠』 を観る人々 Photo: Emmanuele Contini/NurPhoto via Getty Images
「西側諸国を支援するために立ち上げた」 2019年秋のある晴れた火曜日の午後、パリのリュクサンブール公園でアレックス・カープ(53)が太極拳をしていた。青のナイキのスウェットパンツに、青のポロシャツ。靴下はオレンジで、スニーカーはチャコールグレー。赤のアクセントが入った白縁のサングラスが、彼の最大の特徴である天に向かって逆立つゴマ塩の髪を引き立てていた。 栗の木の木陰でカープは太極拳と気功の一連の優雅な動きをする。体をひねったり、向きを変えたりするたびに足元の小石や土がわずかに動いた。その姿を、近くにいた10代の若者たちが面白そうに眺める。 10分ほど、そうやって体を動かした後、カープは近くのベンチに行った。そのベンチにはボディーガードの一人が置いた楽器ケースのようなクーラーボックスがある。 ケースにはカープが愛飲するドイツのノンアルコールビールの瓶も数本入っているが、いま中から取り出した
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