2021年8月に小田急線で10人が重軽傷を負った事件。逮捕された36歳の男は「幸せそうな女性を見ると殺したくなった」などと供述。10月には、この事件を模倣した事件が京王線で起きた。映画『ジョーカー』を真似た服装の24歳の男が乗客を刺し、ライターオイルをまいて車両に火を放ったのだ。逮捕された男は「仕事や友人関係でトラブルがあった。2人殺せば死刑になると思った」と話している。
「貧困とは単に"金が無い"だけではない」という話。 真の貧者とは金も無いが思慮も無い、人一倍こらえ性が無い、三年後にもらえる200ドルよりも今日もらえる100ドルを選ぶ人たちのことだ。少し金を貯めれば一括で買える商品を、分割払いや借金で今すぐ買ってしまう人たちのことだ。 よって、単に金を渡すだけでは解決しない。単純な再分配政策では効果が薄い。すぐに無節操な使い方をして金を失うからだ。 さらに貧者の多くは学習意欲も乏しい。「魚を与えるより獲り方を教えよ」という格言があるが、それでも貧困は解決しない。自ら学ぼうとしない者に教育は施せないからだ。 中間層以上はしばしば教育が万能であるかのように捉えているが、それは大いなる勘違いであり過大評価だ。教育はたやすく敗北するものなのだ。 金も思慮も意欲も無いからこそ再分配や教育だけでは貧困問題を解決できない。真の貧者とは中間層以上からすれば想像を絶する頑
貧しいということは苦しいことだ。僕も長年食うや食わずの暮らしをしてきたから、とてもよくわかる。若いころもずっと金がなかったし、事業を始めて一時期の良かった頃を越え、借金を抱えて転落した後はずっと本当につましい暮らしをしてきた。生活保護に頼ろう、というラインまで行ったことも何度もある。僕が生活保護を取ったことがない理由は、「ギリギリ間に合ったから」という他ない。今月の家賃が遅れていると、何も考えられなくなる。管理会社から電話をもらって、支払いの遅れを謝る度に本当に生まれて来て申し訳ないという気持ちになる。 最近も、正直言って僕の暮らしは大分不安定になっている。というのも、妻の収入がものすごく減ってしまったからだ。ある意味で、タイミングが良かったといえるところもある。僕が稼げていない時(人生のほとんどのタイミングだ)にこれがやってきていたら、僕らの生活は間違いなく破綻していただろう。とはいうも
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 --><!--株価検索 中⑤企画-->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">
どうしても給与の振込まで資金が足りない場合に、会社から給与の前払いを受けるサービスが今話題を呼んでおります。 5月20日の毎日新聞にも、以下記事が掲載されています。 「広がる給与前払いサービス 流通や製造業界など 若者ニーズに応え」 給与前払いサービスが広がる背景 若い世代を中心に、十分な貯蓄がない人たちには、給与の振込よりも先に支払いを行いたい需要が増しています。 例えば、転職したばかりのタイミングだと、最初の家賃の支払いが間に合わないとピンチになったケースがあるようです。 今までであればカードローンを利用して借入を行うのが通常だったところに、前払いを利用することで、もう一つ選択肢が増えたと言っていいでしょう。 給与前払いではなく会社から融資してもらう2つの方法とは 一方で、そのようなサービスを会社が導入しなくとも従来から利用できる制度が用意されていることをご存知でしょうか。 それには、
ビッグイシューでは、ホームレス問題や活動の理解を深めるため、学校や団体などで講義をさせていただくことがあります。 今回の訪問先は、兵庫県・灘中学校の3年生の授業。社会科の片田先生が「同じ社会に生きるものとして、社会に出た時の“共感”の基盤をつくり、民主的な市民、行動する市民を育てていきたい」とビッグイシューに声がけいただき実現。 「怖い」「くさい」「汚い」・・・忌憚のない「ホームレスの人」へのイメージ 出張授業の前にホームルームなどの時間を利用して取っていたアンケートによると、灘中の生徒の皆さんが持っていた「ホームレスの人」のイメージは大半がネガティブなものでした。 灰色の吹き出しはネガティブ、黄色系がポジティブな色分けにしたところ、圧倒的にネガティブなイメージ まずは、「ホームレス」として「怖い」「自堕落」といったイメージでひとくくりにしがちな思い込みに対して、これまでに数百人のホームレ
私の周りには「小学校に通っていなかった」 「通わせて貰えなかった」という人が割といました。 なぜか? 私が長年勤めていた日雇い労働や底辺ブラック企業にいると、 採用率が100%に近い状況になりますので。 自然と前科があったり。家庭環境に問題があったり。 という『ちょっとワケあり』の方が集まってしまうのです。 歯が溶けてたり。顔中切り傷痕だらけ。 まぁ・・・見た目からして 「いろいろあったんだろうな」とわかる気の良い仲間たち。 ・・・そんな職場で出会った私の元婚約者も 『親に小学校に通わせて貰えなかった女性』でした。 ※以前、このブログでも 『彼女の5股が発覚して婚約破棄した話』として 描いたことがあります。 https://www.keikubi.com/entry/2016/12/23/212048 (※読まなくても大丈夫です) 一応描いておきますが、普段は誰かの話をする時は 気を使って
司法書士として家賃滞納の処理にあたってきた筆者が、18のケースを紹介している。 家賃滞納という貧困 (ポプラ新書) 作者: 太田垣章子 出版社/メーカー: ポプラ社 発売日: 2019/02/08 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 230ページの本なのに200ページまで事例紹介が食い込んでくるのは、いくらなんでも多すぎないか……? とは思ったけど、個別事例の中にわかりやすく普遍性を見出そうという手法なのだろう。滞納の中にあるドラマのようなものを読み取ってしまった。 忘れられないのは、大阪の生野区にある部屋の家賃を滞納し続けた20歳の男性のケースです。本人とまったく連絡が取れなくなったため、四国に住む親御さんに連絡すると、「2、3年連絡を取り合っていないが、便りがないのは良い知らせ」だと言い切り、まったく関わろうとしないのです。 しかしその若者は、部屋の中で餓死していました。 慣
今月1日、コンビニエンスストア大手のファミリーマートは3月から全国約2000店舗で「ファミマ子ども食堂」を始めると発表した。店の近くに住む子どもや保護者を対象に、イートインスペースを活用して食事を提供するという。 そもそも、子ども食堂は、子どもの貧困への対策として市民の善意で始められ、広がった事業である。 しかし、子ども食堂を始めるファミリーマートなどのコンビニでは、オーナーや社員自身が貧困状態に陥っている。長時間労働や残業代未払いが蔓延し、年収は200万円程度、時給は300円ということも珍しくない。 つまり、コンビニ業界自身が「親の労働問題」から「親の貧困」を引き起こしてしまっている。このように、「子どもの貧困」の原因を放置したままで良いのだろうか。 子どもの貧困の原因は親の貧困であり、ひいては親の労働問題でもあるということは、一般には必ずしも強調されていない。そこで今回は、改めてデータ
くら寿司のアルバイト店員による不適切動画問題ニュース報道を見たときに「またか!」と思ってしまった。 アルバイト従業員による不適切な動画撮影と配信による企業イメージの毀損である。 ネット上ではいわゆる「バイトテロ」と話題にもなっている。嫌な言葉であるが、アルバイトが起こすテロ行為という意味であろう。 「バイトテロ」は企業の株価にも影響し、信用も低下させるなど深刻なダメージを与えてしまう。 過去にも不愉快な「バイトテロ」動画が配信されて、そのたびに企業がアルバイト従業員などを処分し続けている。 今回の無添くら寿司は、家族連れでもひとりでも、安く美味しく食べられる楽しい回転寿司である。 その裏側でこのような行為がされていたと思うと残念でならない。 アルバイト2人が不適切な動画をインターネット上に投稿した問題で、回転寿司(ずし)チェーン大手くらコーポレーションは、2人を8日付で退職処分にしたと発表
何かと「格差」「貧困」が話題となる昨今だ。 先日多くの人に読まれていた記事も、「格差」や「貧困」に関連して評している人も多かったように感じる。 参考:人手不足なのに給料が上がらないのは、経営者の強欲のせいではなく、仕事に要求される能力が高くなったから。 だが、事実としては、世界的に貧困は解決しつつあり「中間層」も増えている。 アジアでは、極度の貧困の中で暮らす人々の割合は一九八〇年に人口の七七パーセントを占めていたが、一九九八年には一四パーセントまで激減した。(中略) 多くの貧困諸国の急激な経済成長と、その結果生じる貧困の減少は、「グローバル中間層」の増加も後押ししている。 世界銀行によれば、二〇〇六年以降、二八カ国のかつての「低所得国」が、いわゆる「中所得国」の仲間入りを果たしたという。 グローバル経済に参加することができ、豊かに暮らすことができる人が急激に増えているのは、誠に喜ばしい、
1963年、福岡市長浜生まれ。1990年、東京理科大学大学院修士課程(物理学専攻)修了後、電機メーカで半導体デバイスの研究・開発に10年間従事。在職中より執筆活動を開始、2000年より著述業に専念。主な守備範囲はコンピュータ全般。2004年、運動障害が発生(2007年に障害認定)したことから、社会保障・社会福祉に問題意識を向けはじめた。現在は電動車椅子を使用。東京23区西端近く、農園や竹やぶに囲まれた地域で、1匹の高齢猫と暮らす。日常雑記ブログはこちら。 生活保護のリアル~私たちの明日は? みわよしこ 生活保護当事者の増加、不正受給の社会問題化などをきっかけに生活保護制度自体の見直しが本格化している。本連載では、生活保護という制度・その周辺の人々の素顔を紹介しながら、制度そのものの解説。生活保護と貧困と常に隣り合わせにある人々の「ありのまま」の姿を紹介してゆく。 バックナンバー一覧 日本社
貧困は遺伝します。 正確には貧困が人間にもたらすリスクには遺伝性があります。 近年では、貧困がもたらす様々なストレスが人間の身体に悪影響を及ぼすことが科学的に証明されています。 例えば2016年デューク大学クリスチャン・H・クーパーの研究によると、青年期に貧しい社会経済的状態におかれた青年は「ギリギリの生活がいつ破綻するか?」という不安に苛まされ、セロトニンという幸福感を脳に与えるホルモン感受性遺伝子がバグり、メンがヘラりやすくなるという事が判明しています。 また2014年ブリストル大学の研究では、飢餓や喫煙によるストレスは3世代に渡って影響を及ぶすことが明らかになりました。またホロコーストの影響も、現在3世代に渡ってソノ影響が確認されています。 これらの研究結果が示唆するのは、第一に「貧困がもらたすストレスは生涯続く影響を持つ」ということであり、第二に「これらの影響は遺伝する」とうことで
by Blaque X 子ども頃の自制心がその後の人生における長期的な成功と関連するという「マシュマロ実験」を懐疑的にみた研究者が、より大きな規模で実験の再現を行いました。子どもの人種・親の学歴・家庭の年収などを考慮した結果、子どもの長期的な成功にとって重要なのは自制心よりも「社会的・経済的環境」であることが示されています。 Revisiting the Marshmallow Test: A Conceptual Replication Investigating Links Between Early Delay of Gratification and Later Outcomes - Tyler W. Watts, Greg J. Duncan, Haonan Quan, 2018 http://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/095679
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く