アンガス編がじっくりゆっくりながらも着実に進んでいる一方、 アザゼルの方はどんどん終わりに近づいていっていて…… ああ、この二つが繋がるときが楽しみなような怖いような。 独特なキャラクターのセラは可愛いんですが、 っつーかいつの間にかアンガスと絶賛バカップルですが、 その分、姫の出番が減ってるのが残念。 まぁ、姫はあっちの方でがんばっているものだと思っていますけれど。 次で最後。 二つの物語がどのように繋がるのか、 アンガスたちの物語がどのような結末を迎えるのか。 願わくば誰もが――特に姫が幸せになれるものを期待します。 それにしても、本人は劇中登場していないのに、 ちゃっかり人物紹介に載ってるエイドリアン女史の存在感が素晴らしい。
“本の姫”は謳う〈3〉 (C・NOVELSファンタジア) 作者: 多崎礼,山本ヤマト出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2008/06メディア: 新書購入: 5人 クリック: 15回この商品を含むブログ (52件) を見る読了。 立ち上がれ、我が兄弟! 夢見ることを諦めるな! その希望を手放すな! お前は一人ではない! そうだ、我らは一人ではない! 世界を滅ぼそうというレッドの野望、スペルを回収して記憶が戻るにつれて沈んでいく姫、自分のものじゃない記憶に破滅の幻影を見るアンガス――旅の行方は…… ! ? セラかわいいなあ。 うーん、でもやっぱり、一巻が一番面白かったかなあ。交互に語られる話の両方ともがテンション高かった。ただ繋がりが全く見えなかった一巻と違って、だんだんと二つの話の関係が分かってきたので、その辺りは面白くなってきたところ。 213頁「来世では、俺はリグレットに告白する
「〈本の姫〉は謳う3」多崎礼(C★NOVELSファンタジア) 声と記憶を取り戻したセラと、文字の呪縛から解かれたウォルターを加え、旅を続けるアンガス一行。歌姫だったセラの無事を伝えるべく、彼女の故郷カネレクラビスへ向かう彼らだったが、ついにそこにも文字禍が及んでしまっていたのだ!! いっぽう、文字の回収が進み、記憶が戻るにつれ、姫の表情は曇る――この私が文字を撒いた張本人なのか、だとすれば、私は何者なのだろう、なぜ世界は滅亡を望んだりしたのだろう―― 現在(人間の世界)と過去(天使の世界)が同時進行で展開する冒険ファンタジー。 急に大所帯になったなぁ。 でも、そのおかげで日常会話が一気に面白くなった。 今までは基本的にジョニーがボケてアンガスが呆れて姫がツッコむのパターンしかなかったから、いろんなバリエーションがあって楽しい。特に喋るようになったセラとアンガスのやり取りが初々しさといったら
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