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冬の巨人に関するhobo_kingのブックマーク (7)

  • 冬の巨人 - 彼誰と黄昏を彷徨い揺蕩うもの

    冬の巨人 (徳間デュアル文庫) 作者: 古橋秀之,藤城陽出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2007/04/10メディア: 単行購入: 9人 クリック: 77回この商品を含むブログ (145件) を見る 感想を書こう書こうと思って、全然書けてなかった作品その1です。 ■ ストーリー その世界は万年風雪と呼ばれる雪が年中降り続け、空は常に灰色の雲に覆われていた。 その中をゆっくり――当にゆっくり闊歩する一つの人影があった。 その人影は山のように大きく、ミールと呼ばれている。 ミールの上には天球(ニエーバ)と呼ばれる街が広がっており、この閉塞した世界に十万もの市民が住んでいる。 そこに住むオレグという一人の少年(通称:オーリャ)という愛称で呼ばれ、のアンドリューシャと共に慎ましやかな生活を送りながら、変人教授と呼ばれるディエーニン教授の助手として彼と共にこのミールという存在について調査

    冬の巨人 - 彼誰と黄昏を彷徨い揺蕩うもの
  • 『冬の巨人』読了 - 積読を重ねる日々

  • ライトノベル名言図書館 : 書評/冬の巨人

  • 2007-04-14

    酷寒の雪原を歩む巨人(ミール)。その背に作られた都市に住まう人たち。研究者の助手として働く少年は、空の上で少女と出会う…。 古橋作品はこれが初読み。 冬に閉ざされた街と老いつつある巨人の上で繰り広げられる終わりと再生の物語。 主人公の少年オーリャの眼を通して語られる世界の在り様とそこに生きる人々の姿。想像力をおおいにかき立てる世界観が何より魅力。 そして、巨人の歩みの果てに訪れるラストシーンのなんと鮮やかで感動的なことよ…。 話をコンパクトにまとめ過ぎてる感が若干あって、この倍の分量があれば作品の深みもさらにましたような……なんて思う部分はなくもないんだけど、 年間ベスト候補としてあげておくにふさわしい佳作であることは確か。 冬の巨人 (徳間デュアル文庫) 作者: 古橋秀之,藤城陽出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2007/04/10メディア: 単行購入: 9人 クリック: 77回こ

    2007-04-14
  • booklines.net - [古橋秀之] 冬の巨人

  • 冬の巨人: Alles ist im Wandel

    なんだろう、凄く良いです。 良質なファンタジーとか、ラピュタみたいなジブリ作品のような。 きちんと独立した一つの世界観が構築されていて、 そこで生きる人々がきちんと描かれていて、 それらがきちんと一つのストーリーに収まっている。 非常に完成度の高い一冊。 結局レーナはなんだったのか、とかそういう謎は解明されないのに、 そんなことがどうでもよくなるような希望に満ちたラストシーン。 "破滅と再生の寓話"まさにそのとおりで、 彼が最後に古い衣を脱ぎ捨て、教授が叫ぶシーンで思わず手が震えました。 藤代さんの美麗なイラストもいいのですが、 それに頼らなくても容易に世界を脳裏に思い描ける。 灰色の外市街、彩りにあふれる温室、光あふれる空の上、吹雪の外の世界。 そしてラストシーン。 ライトノベルとしてのおもしろさには欠けるかもしれませんが、 一つの純粋なファンタジーとしては極上の一品。 個人的に"ミミズ

  • 冬の巨人 - 灰色未成年

    冬の巨人 (徳間デュアル文庫) 作者: 古橋秀之,藤城陽出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2007/04/10メディア: 単行購入: 9人 クリック: 77回この商品を含むブログ (145件) を見る読了。この作者は前に「ある日、爆弾が落ちてきて」 を読んで以来ですね。あれも面白かったですが。 「教授のおっしゃっているのは、こういうことでしょうか。つまり――『自分の鼻を見るには他人の目が要る』」 「うむ。さらにひとつ付け加えるならば、先のわしの言は『君の鼻はなかなかいい形をしている』 という指摘をも含んでいる」 「教授の鼻も、ご立派だと思います。ただ、ずいぶん赤くなって、寒そうだ」 「おお、それはわしにとって新たな発見だ!」 終わりのない冬、果てのない凍土の只中を、休むことなく歩き続ける異形の巨人“ミール”。その背には、人々の暮らす都市が造り上げられている。都市の片隅に住む貧しい少年

    冬の巨人 - 灰色未成年
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