ライタークロイス２ - 晴読雨読日記
ライタークロイス〈2〉 (富士見ファンタジア文庫) 作者: 川口士,柴倉乃杏出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2007/12メディア: 文庫 クリック: 13回この商品を含むブログ (15件) を見る 【ストーリー】思わぬトラブルで騎士になり損ねたカインだったが、ファリアの従衛に採用され、来年度の騎士登用試験を目指すことに。 帝国での生活は田舎育ちのカインには刺激に満ち溢れるものばかりで、カインはそこそこ充実した毎日を送っていた。が、ファリアがまたしても問題を持ちかけてくる。 何でも、隣国へ行く自分に従衛としてお供せよ、とのこと。言っていることは簡単だが、前回の一件でファリアの性格が良く分かっているカインとレイクはそこに危険が待ち受けていると簡単に予想できるのだった…。 １巻の感想から少し時間がたってしまいましたが、シノさんおススメのシリーズ第２巻です。 ●やっぱり この作品はアクシ
ライタークロイス〈2〉 – MOMENTS
ファリアの従衛として帝国に仕えるようになったカイン。レイクとともに、翌年の登用試験を目指し、己を鍛えつつ帝都での新生活を送っていた。ふたりを鍛えるクローディアの元で、槍術以外の武器を学ばされることに悩んだり、知らぬ間にファリアとイングリドが火花を散らしていたりと、まだまだ前途多難? そんなとき、ファリアの隣国・インフェリア行きの話が持ち上がり、当然、カインらも同行することに……。 うん、面白かったです。作風的に地味な感じがしますが、主人公のカインが、成長していく過程がしっかりと描かれていて丁寧に思えます。周囲の友人たちや、彼を導く騎士たちの思い、あとはなんだか彼を気にしている侍女・イングリドと皇女・ファリアの険悪さとか、先が気になること気になること。 特に、イングリドとファリアの、致命的なまでの相性の悪さは、これからどう響いてくるのか。その中心にカインが居るんだけれど、どうにも彼不在で変な
ライタークロイス(2): Alles ist im Wandel
とりあえずイングリッドさんを嫁にください、な二巻。 それほど出番があったわけじゃないのに、とにかく彼女の印象が強い。 服を繕ってくれたり、料理を作ってくれたり。 嫁にもらうならこういう人がいいよなぁ…… 例えアウレリア夫人を目標にしていても！ 三巻が決定済みで実質上巻というか導入部。 ラストで多少戦闘はあったものの、物語的に大きな盛り上がりは無い。 けれど、読んでいて飽きない、先が楽しみなのは登場人物らの魅力のおかげか。 直接ストーリーに関係ないけど「変人皇帝列伝」が無駄に楽しかった。 そして、ちょっとしたアクセントにそれを使っているのもこの作品の楽しさ。 そういう遊びの部分に魅力を感じる。 とはいえ、描写されてない部分でなにやら大変なことになっているようで、 三巻の展開が非常に気になりますね。 一人一人が丁寧に書かれている分、世界に入り込める素敵さ。 どうしても次巻はイングリッドさんの出
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