邪神に憑依された少年、テングサ。正味な話、彼はバカだった。しかしバカは彼だけではない。そう、彼にはバカの友人がいた。ある日、バカ話に華を咲かせていた3人のもとに、怪しげな女性がやってくる。彼女は言った。「人を殺してほしい」と。バカ3人組を巡る奇々怪々な事件が、幕を開ける。 邪神に憑依された少年とバカな仲間たちが繰り広げる摩訶不思議な物語。 う~ん、あらすじと人物紹介のあまりの迷走感に目眩がしましたが、中身はさらにわけがわからん。 邪神の存在が公的に認められている世界で、邪神の寄代となった少年が憧れの美人のお姉さんを助けるために奮闘するお話なのだけれど、どうにもストーリーが行き当たりばったりなんだよなぁ。 おバカな掛け合いや邪神の申請書類ネタは笑いそうになりましたが、根本的に軸がぶれてる。 やっぱり邪神のいる世界観に無理がありすぎるんではないでしょうか。 コメディとしてはありなんだけど、真面
Title : 少年テングサのしょっぱい呪文 Author : 牧野修 / Illust : すめらぎ琥珀 ISBN:9784048680806 / 電撃文庫 邪神をその身に宿らせ、呪詛の依頼を受ける邪神法人。その1人である高校生の主人公が、呪詛の依頼を受けたり、親友達と馬鹿話をしたりしつつ、大好きな先輩を襲う呪いを跳ね返そうと奔走するお話です。 登場人物の殆どが凄い名前だったり、おバカな設定とキャラ同士の掛け合いの明るい展開に、呪いの依頼とその結末の暗く陰湿な雰囲気が混ざって進むのが不思議な感じ。ちょっと読みにくくて普通だなぁと思いながら読んでいたのですが。最後の最後でやられました。 多くは語りません。最後まで読みましょう。面白かった!!
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