神曲奏界ポリフォニカ ダン・サリエルと白銀の虎 神曲奏界ポリフォニカシリーズ (GA文庫 あ 4-1)作者: あざの耕平, カズアキ出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2008/09/16メディア: 文庫単独シリーズ、来たあ。嬉しいなあ。前の短編集でとても好きだったので、シリーズ化はとても嬉しいです。 ユフィンリーの出てくる単身楽団のエピソードが酷い。みんな共犯で互いに罪をなすりつけあおうとするのが酷い。なんなんですか、大人たちはいい歳をして。無理矢理サリエルの共犯にしたてあげられたももが可哀想だなあ。ももが一番、まともな反応をしていましたね。それに比べて、他の「社会的立場のある大人たち」ときたら、酷い。存分に笑いました。ももの飼っている熱帯魚のエピソードといい、笑える展開が多くて、とても楽しめました。一方で、サリエルの音楽家としての自分との戦い、みたいなシリアスな展開
Title : 神曲奏界ポリフォニカ ダン・サリエルと白銀の虎 Author : あざの耕平 / Illust : カズアキ ISBN:9784797350593 / GA文庫 前に出た短編集『ぱれっと』の中で、あざの耕平が書いた作品がシリーズ化。型破りな天才神曲楽士のサリエルのお話です。長編ではなく、幾つかのお話をまとめた短編集。 最初の1話は、『ぱれっと』からの再録で、残りが新作。1番良かったのは、大学の音楽フェスのお話。重鎮と呼ばれる音楽家・ハイゼンと同じ舞台に立つ事になるんですが...この話が熱い。サリエルはお高くとまった音楽を嫌っているけど、ハイゼンの音楽は否定できない。逆に理解してもらえない悔しさから、荒ぶるサリエルが良かったです。傲慢だけど音楽に対してはとても紳士なサリエルが、どこまでも音楽に対して純粋な所が凄く熱い。こういうお話大好きです。 他にもユフィンリーの意外な一面が
【神曲奏界ポリフォニカ ダン・サリエルと白銀の虎】 あざの耕平/カズアキ GA文庫 べらぼうに笑ったわ! ユフィンリー、ユフィンリー!(爆笑 ユフィンリーの姐さん、もともとポリ赤のメイン格の一人なんですけど、どうもあっちでは大人しいというか、猫被ってるような、本性まだ出てないような感覚だったんですよね。彼女のプロフィールやたびたび語られる性格、エピソードからしても。榊作品でも、時々ネジが一本二本飛ぶタイプのキャラクターが下地にあるように感じてたんですけど、ポリ赤の作品の性格か、なかなかそういう一面が見られなくて、実のところちょっと欲求不満なところがあったんですが……やってくれました、あざの先生が。 ユフィンリー、ユフィンリー!(爆笑 というわけで、第二話。似た者同士の近親憎悪、仲がいいのか悪いのか、サリエルとユフィンリーの確執、までには至らないか。見栄の張り合いを発端としたある凄まじい価値
新進気鋭の音楽家にして、神曲楽士のダン・サリエル。世間でその才能は高く評価されているものの、性格はといえば、傲岸不遜で傍若無人、唯我独尊な俺様である。そんな彼がある日、一柱の上級精霊コジと出会う。コジを気に入ったサリエルは、なんとか彼と契約を結ぼうと計略するのだが……。 楽しまなければ音楽じゃない! 『神曲奏界ポリフォニカ ぱれっと』で掲載され、人気を博した「ダン・サリエルと白銀の虎」と、さらにその後のダンたちの活躍を追った短編3話からなる連作短編集となっています。 『ぱれっと』の発売当初から「良作!」と騒がれていましたが、それにしてもまさか本当にシリーズ化するとは思ってもみませんでした。私も特にお気に入りのエピソードでしたので、これは素直に嬉しい誤算。今回は編集部の英断と言わざるをえない。 私がダンを好きな理由としては、彼が音楽家としてはあるまじき、俗っぽいキャラだからでしょうね。 人前
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