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社会学に関するshiraberのブックマーク (58)

  • 東急ハンズとその時代――「手の復権」からカインズによる買収まで:加島卓 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト

    女子高生を対象にした1994年の調査で「好きなファッションビル、総合雑貨店」の1位に選ばれたのは、東急ハンズ渋谷店だった。渋谷文化の象徴として一世を風靡した東急ハンズだが、コロナ禍で巨額の赤字を抱え、最後は競合他社に買収されるに至った。46年前の創業から今日まで、同社が戦後日の経済・文化史に残した足跡をたどる。 2022年3月31日、ホームセンター大手のカインズは東急ハンズを買収した。カインズは東急ハンズを「パートナー」と位置づけ、当面は屋号も維持する方針だが、東急ハンズは2020年12月末に三宮店(1988年3月開店)、2021年10月末に池袋店(1984年10月開店)を閉店しており、2021年12月22日に買収のニュースが報道された時は「昔ながらの東急ハンズ」を知る人びとを残念がらせた。そこで稿は同社の「思想」とその歩みを振り返り、そもそも「昔ながらの東急ハンズ」とはいかなるもので

    東急ハンズとその時代――「手の復権」からカインズによる買収まで:加島卓 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
  • トランスクリプションのための記号

    トランスクリプションのための記号[v.1.2 2008年1月] [以下は、G. ジェファソン(Gail Jefferson)によって、おもにヨーロッパ語の会話分析のために開発された転写のためのシステムを、日語の会話分析のために西阪が整理したものです。西阪の著書『相互行為分析という視点』(金子書房)や『心と行為』(岩波書店)に掲載したものに、加筆修正を施しました。もともとは西阪の授業の参加者のために作成されたものですが、広く利用されることを望みます。引用されるときは、必ず出典(URL)を明記してください。できるかぎり合理的で、かつジェファーソンのシステムとの一貫性を維持した形で、今後も磨きをかけられればと思っています。何かご意見・示唆などあれば、西阪(augnish(α)meijigakuin.ac.jp)までお知らせください。] [このページは,私の授業に参加している学生のために作ったも

  • サードプレイスvsショッピングモール(消費社会の生き方) - b

    最近はとても忙しかったが、久々に休みができた。フランス語の中間試験も終わり、とりあえず切羽詰まった感覚が抜けて時間もできたので、ブログを書こうと思う。 いまは社会学のゼミでレイ・オルデンバーグの『サードプレイス』というを読んでいる。 サードプレイス―― コミュニティの核になる「とびきり居心地よい場所」 作者: レイ・オルデンバーグ,マイク・モラスキー(解説),忠平美幸出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2013/10/26メディア: 単行この商品を含むブログ (4件) を見る 「家=ファーストプレイス」でもなく「職場=セカンドプレイス」でもない「とびきり居心地のいい場所=サードプレイス」が現代のアメリカにはない!みたいなことを言っているで、とても面白い。しかし実際、ゼミで一緒に学ぶ学生たちは、「サードプレイスなるものが欲しいか」という議題に対し、多くの人が「いらない」という意見を

    サードプレイスvsショッピングモール(消費社会の生き方) - b
  • これから読書に向かうあなたが『社会学文献事典』を手に入れるべき6つの理由

    理由1 社会学系ブックガイドの決定版である 社会学および社会学へ影響を与えた周辺領域(哲学、歴史学、言語学教育学、心理学、文芸批評等)の基書をカバーした事典である。 用語や概念についての辞典はいくつもあるが、この分野の文献に焦点を合わせた事典には類書がない。 いや、正確に言えば、1998年に出たこの『社会学文献事典』の成功によって、同じ弘文堂から『精神医学文献事典』(2003)、『日史文献事典』(2003)、『文化人類学文献事典』(2004)、『宗教学文献事典』(2007)という弟書たちが誕生した。 ブックガイドといえば、紙面の制約からせいぜい2〜3百字程度の紹介文のものが多い。あまり少ない字数だと紹介よりも惹句(おすすめ)にしかならず、その内容を伝えて読み手に判断させるところまで到達しないが、このは違う。 事典という性質を活かして、1冊にまとめたものとしては、紹介冊数と紹介文量を

    これから読書に向かうあなたが『社会学文献事典』を手に入れるべき6つの理由
  • インターネット空間の社会学 - 情報ネットワーク社会と公共圏 - 雑記帳

    いわゆる電子民主主義論をハーバーマスの公共圏の理論を元に考察している。この類のはポストモダン的で地に足のついていないものが多いだけに、きちんとした理論的枠組みを元に研究を行なっているこのの存在は貴重。今日のインターネット関連の議論のようなトンデモ論ではなく、インターネット上に公共圏が存在し得るかを様々な角度から検証している。しかし、これはあくまでこれまでの議論の総括であって、今後の更なる研究が必要とされているのだろう。ただ、微妙だと思ったのは、著者の実証例が果して日のみに通用するものなのか、より普遍的なものなのかが、このの中では区別されておらず、その地域的特異性が殆ど考慮されていない点。公共圏の議論に関しても、他の国(欧米)と日では文化的な立脚点が全く違うのだから、公共圏の在り方についても欧米とは違ったやり方で検証する必要があるように思う。 日では何故か欧米での公共性の議論は

    インターネット空間の社会学 - 情報ネットワーク社会と公共圏 - 雑記帳
  • 趣味嗜好と人間関係(パーソナルネットワーク) - Standing Stone 別館の引越し先

    Omar Lizardo. 2006. "How cultural tastes shape personal networks." American Sociological Review 71: 778-807. 文化的な趣味嗜好は各人の人間関係ネットワークにどのような影響を与えるか。 理論的背景 ブルデューの経済資/社会資文化の議論 ・・・どれがネットワークと一番関わるか グラノヴェッター以来の社会ネットワーク理論 強い紐帯:親密な、閉じたネットワーク(友人友人は、だいたい友人) 弱い紐帯:疎な、開かれたネットワーク(友人友人は、友人でない場合が多い) ディマジオ(1987)*1の、文化的嗜好と社交性に関する議論 インテリhighbrow文化 ポップカルチャー GSS(General Social Survey)2002のデータを使用して、「強い紐帯/弱い紐帯」と「イン

    趣味嗜好と人間関係(パーソナルネットワーク) - Standing Stone 別館の引越し先
  • 共同体概念の脱構築と再構築 小田亮 - garage-sale

    1.はじめに 共同体概念の脱構築と再構築というテーマは、実は私がここ数年ずっと研究課題としているものです。ここで脱構築の対象となる「共同体」という概念は、「社会学の世紀」であった19世紀の社会学において、近代都市をモデルとする「市民社会」から「失われたもの」として「発見」された、「人格的な親密さや相互扶助を伴う道徳的・情緒的紐帯といった全面的な関係による凝集体で、等質な価値に充たされた集団」としての「共同体」です。 ジェラード・デランティは、「近代初期の思想では、コミュニティと社会は、事実上置き換え可能であった。つまり、コミュニティは『生活世界』という社会的領域、日常生活の生きられた世界を指していた。これらの領域は次第に分化していくが、17−18世紀には両者はほとんど同じ事柄を指すことが可能であった」[ デランティ 2006:13 ]と述べています。また、レイモンド・ウィリアムズも、当初、

    共同体概念の脱構築と再構築 小田亮 - garage-sale
  • SYNODOS JOURNAL : わたしたちが生きる社会はどのように生まれたのか ―― 計量社会学者・筒井淳也氏インタビュー

    2013/3/49:0 ツイート わたしたちが生きる社会はどのように生まれたのか ―― 計量社会学者・筒井淳也氏インタビュー 大学も学部もたくさんあるけれど、いったいなにをやっているのかわからない! そんな高校生のためにスタートした『高校生のための教養入門』。今回は、計量社会学者の筒井淳也氏にお話をうかがいました。 社会学ってどんな学問? 計量社会学はなにをやっているの? なにが面白いんだろう? 「社会の背景を知らなくても生きていける。でも理解できたら納得して進むことができる」。社会学の魅力に触れていただけたら幸いです。(聞き手・構成/小島瑳莉)―― 社会学ってどんな学問なのでしょうか? どのように答えても他の社会学者から「違う!」と言われてしまうと思いますが(笑)、ぼくの考えをお話しましょう。ぼくは社会学を、長期的な観点から社会の変化を説明したり、空間的に広い視野で社会について説明したり

  • 弱い紐帯の強さ(よわいちゅうたいのつよさ)

    価値ある情報の伝達やイノベーションの伝播においては、家族や親友、同じ職場の仲間のような強いネットワーク(強い紐帯)よりも、ちょっとした知り合いや知人の知人のような弱いネットワーク(弱い紐帯)が重要であるという社会ネットワーク理論のこと。 1973年に米国の社会学者マーク・S・グラノヴェター(Mark S. Granovetter)が『strength of weak ties』という論文で示した仮説で、企業と労働者のジョブマッチング・メカニズムを明らかにするための実証研究に由来する。 調査は1970年、米国ボストン郊外のニュートン市に住む282人の男性のホワイトカラーを対象に行われた。このうち、56%が人的ネットワークを用いて職を見つけ、しかも同じ人的ネットワークでも弱いネットワークから得た情報で転職した人の方が満足度などが高いことが分かってきた。これは求職者自身を含む強いネットワーク内の

    弱い紐帯の強さ(よわいちゅうたいのつよさ)
  • 現代メディア文化論・桜井芳生・同時進行型知的探求個人誌

    ハ ビトゥス変 異とシグナリングのダーウィニアン社会学・序説-方 言変異・変 な流行・バビトゥス論懐疑から、パスワード改訂仮説・パラサイトシグナリング・多重シグナリングへの暗黙のご了解モデルへ。あるいは、「ジェンダーバイア ス」の指弾はいつ高まるか?- (ワード文書) 権力と意味のダーウィニアン社会学・序 説−ナッシュ交渉解援用による、権力と意味の一モデル−(パ ワーポイントファイル。白いページがでたら、クリックすると始まります)。(ご自分のpcに ダウンロードしてからごらんいただくと快適です。) ヒ トはなぜ 「文化」をかたりたくなってしまうのか?-文化のダーウィニアン 社会学その1− (ワード文書) 「圏外」にケバイ女が、いる? ー化粧のダーウィニアン社会学序説ー (パワーポイントファイル。白いページがでたら、クリックすると始まります)。 (長文)ダーウィ ニアン社会学への イ

  • 「再帰的近代化」ってなに

    「再帰的近代化」ってなに 『現在研究中のトピック』へ戻る 「再帰的近代化」ってなに? ベックやギデンズが現代社会の特徴を把握するために用いた概念。ベックによれば、以前の近代化は自然と伝統という目的・対象(Objekt)を近代化していく「単純な近代化」であった。それは身分的な特権や宗教的な世界像を「脱魔術化」していく近代化である。しかし、現在、この近代化はその目的・対象を吸収し尽くして喪失し、自己を近代化していく段階に入った。これが「再帰的近代化」である。現代社会の変容と課題を理解するためには非常に有効な概念。 私がこの概念を知ったのは10年前の留学中のこと。テンニースやウェーバーの社会学を取り入れながら、この概念を用いて拙著はドイツ現代社会を論じた。 再帰的近代化の予備知識 英語ドイツ語には再帰動詞というものがある。<主語+動詞+目的語>といういわゆるS+V+O文型で、主語と目的語(ob

    shiraber
    shiraber 2012/07/12
    「1970年代ごろから、近代はそのObjekt(目的語=目的、対照、目的物)も近代化し尽くして、今度は近代化自身が生み出した市民社会、を近代化していったのである。こうして近代は自分自身を近代化して~」
  • 社会構築主義 - Wikipedia

    社会構築主義(しゃかいこうちくしゅぎ、英: social constructionism[注釈 1][1])とは、ある事柄に対して、社会的に作られたものと考え、それを変更可能だとみなす立場。構築主義とも呼ぶ。逆に、ある事柄に対して、変更不可能な性質だと見なす立場を質主義と呼ぶ[2]。例えば「男女差」を、「生物学的なモノ」と考えるのは質主義、「社会的に構築されたもの」とするのが社会構築主義的な考えである[3]。 ピーター・L・バーガーとトーマス・ルックマンによる1966年の著書『現実の社会的構成』[注釈 2]によりアメリカで有名になった。シュッツ、バーガー、ルックマンらの現象学的社会学、ハロルド・ガーフィンケルらのエスノメソドロジー、グラムシのヘゲモニー論やフーコーの権力理論などに想を受けた最近の社会学流派のことを一括してこう呼ぶ。社会的構築主義、社会構成主義ともいう。 構築主義の理論[

    shiraber
    shiraber 2012/05/02
    「現実(reality)、つまり現実の社会現象や、社会に存在する事実や実態、意味とは、すべて人々の頭の中で(感情や意識の中で)作り上げられたものであり、それを離れては存在しないとする、社会学の立場」
  • 富永健一 - Wikipedia

    富永 健一(とみなが けんいち、1931年〈昭和6年〉7月1日 - 2019年〈平成31年〉2月23日[1])は、日の社会学者。 社会学博士(東京大学・論文博士・1967年)、博士(経済学)(京都大学・論文博士・1998年)。東京大学名誉教授、文化功労者、日学士院会員。 略歴[編集] 1931年、東京都杉並区生まれ[2]。。1950年3月に東京都立新宿高等学校を卒業し、東京大学文学部社会学科に入学。1955年3月に卒業し、同大学大学院社会学研究科に進んだ。1959年9月、博士課程を中退。 1959年10月に東京大学文学部助手に採用される。1962年4月に同専任講師、1966年11月に同助教授に昇格。1967年に学位論文『社会変動の理論-経済社会学的研究』を東京大学に提出して社会学博士(東京大学)号を取得[3]。1977年4月に東京大学文学部教授に昇進した。1992年3月に東京大学を定年

    富永健一 - Wikipedia
  • 福武直 - Wikipedia

    福武 直(ふくたけ ただし、1917年2月12日[1] - 1989年7月2日[2])は、日の社会学者。文学博士(東京大学・論文博士・1962年)(学位論文「日村落の社会構造」)。東京大学名誉教授。 略歴[編集] 岡山県生まれ。1937年第六高等学校卒業[3]。1940年東京帝国大学文学部社会学科卒業[4]。卒業論文は「社會學と社會的現實−社會學方法論における諸問題−」[5]。1948年に東京大学文学部助教授[6]、1960年に教授。1962年に「日村落の社会構造」で東京大学より文学博士の学位を授与される[7]。1977年(昭和52年)に定年退官、名誉教授。1981年1月から1986年3月まで社会保障研究所所長。 ベネッセホールディンクス(福武書店)の福武總一郎とは遠縁に当たる[8]。 活動[編集] 日農村は「家」を構成単位として成立しているとした。同族的結合の強い東北を「東北型農

  • 宮台真司 dialogues×blog

    各位 刊行予告を出してから一年以上経ってしまいましたが、皆さんのおかげでようやく無事に、『宮台真司ダイアローグズ 1』を刊行する事が出来ました。著者である宮台さんはもちろん、書店さん、取次ぎさん、版元さん、何より、刊行を楽しみにして下さった読者の皆さん、大変、申し訳ありませんでした。 先に、「皆さんのおかげ」と書きましたが、これは通り一片の挨拶ではありません。なぜなら、一冊のが出来て、読者の皆さんの手に渡るまでには、デザイン、組版、印刷、製、出荷、配、流通といった多くの過程と、版元、取次ぎ、書店など、大勢の人の力を必要としているからです。 また、採録にあたって、連絡を取らせていただいた、対談相手の皆さん、連絡先が分らずに教えていただいた、同業の編集者の皆さんにも、この場を借りてお礼申し上げます。皆さんの、ご協力がなければ、このはこういう形にする事ができませんでした。ありがとうござい

  • スタンダード 反社会学講座

    こんにちは。パオロ・マッツァリーノです。 今後は、お知らせや駄文、日々雑感などはブログのほうで書いていくことにしました。試験的に開設してあれこれいじってみたところ、ブログのほうが、過去の記事が管理しやすいみたいですし、見映えもよさそうなので。これまでは1か月に1度のペースで更新してきましたけど、ブログだとちょっとしたことでも書けるので、更新頻度は上がる……ことでしょう、きっと。 このサイトは過去の資料庫として、FC2が無料HPサービスをやめないかぎりは、そのまま残しておくつもりです。 では、ブログでお会いしましょう。 文庫版『反社会学講座』を先にお読みになったかたへ 文庫版の内容は、サイトの第1回から19回までの内容に加筆修正をほどこしたものです(ネット版は公開時(2001~3年)のままなので、現在の社会情勢や法律などと異なる記述もあります)。文庫版のほうがデータも新しく、ネット未公開ネタ

  • 現象学的社会学 - Wikipedia

    現象学的社会学(げんしょうがくてきしゃかいがく)とは、エトムント・フッサールの哲学の方法である現象学的アプローチをマックス・ウェーバーの理解社会学の方法に応用する社会学の立場。オーストリア出身の社会学者アルフレッド・シュッツ(Alfred Schütz,米)が初めて提唱したとされる。 現象学的社会学は、「日常的生活世界とはいかにして構成されるか」ということを主要テーマとする社会学である。 すなわち、日常生活世界に生起する社会現象を社会学の研究対象とする以前に、むしろその社会現象の起こる前提条件として、日常生活世界で与えられている暗黙的了解=自明性に研究関心を向け、日常生活世界のこの自明とされる構成メカニズムを解明するために、フッサールの現象学的概念や方法を援用したので、この立場の社会学を現象学的社会学と呼ぶようになった[1]。彼の社会学はピーター・L・バーガーやトーマス・ルックマン等に引き

  • エスノメソドロジー - Wikipedia

    エスノメソドロジー(英: ethnomethodology)は アメリカの社会学者であるハロルド・ガーフィンケル(Harold Garfinkel、1917年 - 2011年)が、自らの研究方法を呼ぶために作った造語である。文字通りには「人々の - 方法論 (ethno-methodology)」を意味する[1]。 名称の由来[編集] ガーフィンケルが陪審員研究に従事していたときに、陪審員たちが、陪審員として判断を行うという課題を、独自の方法論で遂行していることに注目したことから名づけられたと言われている。以下はガーフィンケルの著書からの引用である。 「まず、この言葉の由来について話そう。一九五四年にさかのぼるけれども、今はラトガース大学の法学部にいるソール・メンドロウィッツがシカゴ大学の法学部にいて、フレッド・ストロベックの陪審員研究計画に参加していたんだ。(略)ストロベックはすでにウィ

  • http://homepage3.nifty.com/katodb/

  •  社会学史と社会調査 - 社会学徒の研究(?)日誌

    社会学, 研究生活一般 社会学者はふつう、自分の専門を示す際に「社会学」の前に何らかの連字府を付けます。例えば、「家族社会学」「都市社会学」「文化社会学」などのように自身の専門を規定しています。この傾向は、アメリカと日などで強いという印象を受けます。しかし、僕はこのような連字符社会学の枠組みで自分の研究を枠付けるのが好きではありません。もちろん、僕の研究もこうした連字符社会学がいくつも重なって成立しています。また、大学で社会学を教える際には、連字符社会学に分けられていた方が教員にとっても学生にとっても扱いやすいと思います。ですから、連字符社会学の存在意義は全く否定しません。 しかし、僕は自分の専門について、社会学史と社会調査であると自称しています。それは、先人の残した社会学の業績の中で最も重要と思えるもの、あるいは社会学の歴史を支えてきたと思われる諸学説をしっかり学んだ上で、今の時代に生