コロナ禍により新たな働き方として社会に浸透したテレワークだが、現在はグーグルなどの大手IT企業でも出社が義務化されるなどオフィス回帰の動きが相次ぐ。テレワークとオフィス出社、どちらもメリットやデメリットがある中で、組織のリーダーは「オフィス出社の義務化」の是非をどう決めればいいのだろうか。ガートナーのシニア・ディレクター2名が議論した。 ライター。2010年、IT製品・サービスに関する情報提供を目的とするWebサイトにて医療チャンネルの立ち上げに参画し、担当記者として医療分野のIT推進の動向を取材して記事を制作。2011年、日本医療情報学会認定の医療情報技師資格を取得後、病院・診療所向け合わせて30社以上の電子カルテベンダーを取材した実績がある。医療関連システムの製品情報や導入事例、医療IT政策・市場動向に関する取材を行ってきた。
「ワーケーション」という言葉がそれほど取り沙汰されることのなかった2023年。オフィス回帰の流れや米シェアオフィス大手WeWorkの経営破綻などのニュースを見て、ワーケーションが“オワコン”化したと考える人は多いかもしれない。 しかし、企業や地域、海外の動向をつぶさにチェックすれば、無自覚ワーケターの存在や多様化した各地の施策など、ワーケーションが”オワコン”ではなくライフスタイルとして浸透し始めていることが見て取れる。2024年は子育て世代のワーケーションや日本に対する海外デジタルノマドの期待など、さまざまな面で「多様性」が問われる一年となりそうだ。 ワーケーションは“オワコン”なのか ワーケーションを語る上で、よく「テレワーク実施率」が指標として挙げられる。満員電車の復活とともに、実施率減少を伝えるニュースを耳にするようになった方も多いだろう。ここからワーケーション“オワコン”の雰囲気
ふろしきやは12月1日、長野県8地域と提携し、過去最大規模の「レボ系ワーケーション」を実施すると発表した。 2024年1月22~26日、60人程度を募集して実施する。参加形態は、2泊3日、3泊4日、全日参加から選択可能。新規事業を生み出してきたワーケーション企画の4年にわたる学びを詰め込むという。 1月22~26日に実施するレボ系ワーケーションは、長野県千曲市(ちくまし)を核に、長野市、坂城町、上田市、東御市、小諸市、佐久市、御代田町、軽井沢町の8市町村と鉄道事業者が協力して実施する。しなの鉄道の観光列車「ろくもん」や「SR-1」車両を合計3日間貸し切る「トレインワーケーション」になるという。 フィールドワークやアイデアソンなど、自然のなかで企画や対話を楽しむ仕掛けを用意し、そこから生まれる偶発的な出会いや、新規事業が発足する環境を体験できるとしている。 参加プランと参加料金(税込)は、「
菅義偉官房長官が観光戦略のひとつとして7月27日に発表した「ワーケーション」に対して、SNSで否定的な声が多く挙がっています。 「ワーケーション」への感情分析。『Yahoo!リアルタイム検索』より なかでも朝日新聞の宮崎園子記者による「GOTOに続いて、またけったいな和製英語が出てきました」との批判ツイートは約3,000RTもされ、「ワーケーションは和製英語だ」、「いや、2000年代にアメリカで生まれた言葉だ」といった場外乱闘も始まりました。 この「ワーケーションは和製英語」について筆者も気になったので、初出をできる限りの範囲で調べてみました。 日本の紙面での登場は2015年か 全国紙や地方紙の紙面を特定のキーワードで検索できる有料サービス『G-Search』を使って調べたところ、2015年2月に発行された『ニューズウィーク』2015年3月3日号で「ワーケーション」の登場を確認できました。
新規事業を生み出してきたワーケーション企画、4年にわたる学びを詰め込み過去最大規模で実施~鉄道会社や長野県8地域官民連携による偶発的な出会いから新規事業のアイデアを見つけ出す~ ワーケーションやMaaSなど 「コレクティブ・インパクト(社会を変える集団的インパクト)」が生まれる事業に取り組む株式会社ふろしきや(所在地:長野県千曲市、代表:田村英彦、以下:当社)は、長野県8地域と提携し過去最大規模の60名を募集する形で「レボ系ワーケーション」を2024年1月22日(月)~1月26日(金)に実施します。「レボ系ワーケーション」とは、開放的に対話や交流ができる環境を提供することにこだわることで、参加者の価値観や行動が変化し、インパクトあるプロジェクトや事業が自然発生的に生まれる、千曲市発のワーケーションスタイルをさします。 千曲市ワーケーション体験会を4年間実施するなかで、累計574人が参加、1
観光を兼ねて職場以外の地域に滞在して仕事をする「ワーケーション」の受け入れ拡大に向け、道は企業への売り込みを強化する。市町村のモデルプランを検索できる専用サイトに企業向けのページを新設する。新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行し、社員に出社を求める企業が増える中、関係人口の創出や地域への経済効果が期待できるワーケーションの需要を喚起する。...
諏訪市の関係人口を増やすプランを金子ゆかり市長(前列右から4人目)に提案し、記念撮影に納まる丸の内プラチナ大学逆参勤交代コースの受講者ら 市民大学の丸の内プラチナ大学(東京)で学ぶ首都圏などの人たちが11日、諏訪市の関係人口を増やして地域活性化につなげる「逆参勤交代」を金子ゆかり市長に提案した。発表会が同市豊田の観光施設「SUWAガラスの里」であり、社会人を中心にした13人が一人ひとり、市内での現地学習で感じた市の魅力や課題などを踏まえたプランをプレゼンテーションした。 逆参勤交代は、首都圏から地方への期間限定型滞在を通じ、地方創生と働き方改革の同時実現を目指すという。13人は同大学逆参勤交代コースの受講者。9、10日に市内で企業などの視察や経営者らとの交流をし、11日にプランを作成して発表会に臨んだ。 プランは、市内外の企業と学生の共創で人材を創出するプロジェクトや、諏訪湖畔へのキッチン
観光産業は活況を取り戻しつつあるが、そうなると気になるのはコロナ禍で生まれた 「新たな観光スタイル」 【画像】えっ…! これが中国人観光客の「来日人数」です(計10枚) の行方である。 それは ・ワーケーション ・マイクロツーリズム ・ステイケーション などだ。 コロナ禍によって、それまで観光産業のターゲットであった大都市圏からの観光客やインバウンドの需要が消滅し、新しいビジネススキームを模索せざるを得なくなった結果、提唱された観光スタイルである。 観光地において特に取り組みが拡大したのはワーケーションである。ワーケーションとは「ワーク」と「バケーション」からなる造語で、観光地やリゾート地で仕事をしながら休暇をとる欧米発祥のワークスタイルだ。コロナ禍でのリモートワーク普及で改めて注目された。 地方自治体では地域内のシェアオフィスやテレワーク対応の宿泊施設を紹介する専用サイトを新たに開設。ど
【ワーケーション×スポーツ人口拡大×地域活性化】医療機関や自治体と連携し「健康ワーケーション」を実施します~スポーツ庁「Sport in Life推進プロジェクト(スポーツ人口拡大に向けた取組モデル創出事業)」委託事業~ NEXCO中日本サービス株式会社(本社・名古屋市中区、代表取締役社長・伊東(いとう)要(かなめ))は、11月15日・16日に美濃加茂市内にて従業員向けの「健康ワーケーション」を実施します。 自社の「健康経営」の推進とともに、高速道路沿線地域の持続可能な活性化を目指して「地域共創」の活動に取り組んできた実績を活かし、従業員の健康維持と地域の活性化を両立しながら、同時にスポーツ人口の拡大に寄与する取り組みです。 美濃加茂市内の施設で仕事時間 「健康ワーケーション」は美濃加茂市の協力のもと、美濃加茂市内で行われます。ワーケーションは1泊2日の行程で、従業員は余暇の時間に健康づく
観光庁などがワーケーションの普及促進を目的に11月を「ワーケーション月間」として定め、イベントの開催や、賛同企業・地域等によるアクション宣言の発信などを実施しています。 旅行需要の創出はもちろん企業の働き方改革や経営課題への対応、地方創生などにも寄与することを目的に掲げ、新たなワークスタイルやライフスタイルの実現に寄与していくとしています。 「訪日ラボ」の最新インバウンドノウハウが配信されるメルマガに登録する 観光庁など、11月を「ワーケーション月間」と定めイベント開催 ワーケーションとはWork(仕事)とVacation(休暇)を組み合わせた造語で、テレワークなどを活用し、普段の職場や自宅とは異なる場所で仕事をしつつ自分の時間も過ごすことをいいます。 観光庁は今年度より新たに11月をワーケーション月間として定め、テレワーク・ワーケーション官民推進協議会が中心となってさまざまなイベントを実
地域活性の一環として、各地で推進される、ワーケーション(※1)。信州では、軽井沢町、佐久市、塩尻市、立科町、富士見町、辰野町など都市部の企業やビジネスパーソンから注目される地域が多数存在する。背景にはワーケーションやテレワークを用いながらのサステナブルな都市部と地域の人材の交流があるが、その代表的な事例として次々と新展開が起こる千曲市を紹介する。 取り組みが始まった2019年以降、すでにワーケーションの体験会を19回開催し、参加者は延べ600名超。リピーター率は7割にのぼる。またワーケーションを起点に、同地を舞台とした新プロジェクトが次々始まっている。驚くべきは、多くのプロジェクトに、ワーケーション参加者が主体的に関わっている点だ。 ※1 ワークとバケーションの造語で、日常と異なる場所で仕事と休暇の両方を充実させること。 地元資源にクリエイティビティを投入 なぜこうしたことが、千曲市ワーケ
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