北海道は何度も行っているが、道東エリアはまだ行ったことがない――という方も多い。 そんなフロンティアとしての印象が残る道東地域を目指して9月2日、各地から13人が集まった。所属、性別、背景はさまざまだが、たった1つ「サウナ」という共通点を持つメンバーだ。 読者の皆さんも、サウナが全国的に注目されていることをご存じだろう。地方の素晴らしいランドスケープを取り込んださまざまなサウナが各地でオープンし、観光産業の強力なコンテンツの1つとなっている。経営者同士がサウナを通して地方に出向く機会も増えており、筆者もそのつながりからサウナの魅力を教えてもらった一人である。 今回は、そんな道東地域を舞台に三日間行われた「サ旅ワーケーション」について紹介する。 なぜ道東なのか?--原体験は子どもとの帰省 ”道東”とは、北海道の東側、「十勝・釧路・根室・オホーツク」を一体とするエリアの総称である。筆者は、この