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中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 「先生、つぶしがきく学部とか、つぶしがきく学問って、あるんでしょうか?」 ・ ・ ・ かなり前のことになりますが、あるところで講演させて頂いた際、ある親御さん(たぶん?)から、講演終了後、ご質問をいただいたことがあります。 小生の拙い話を聴いて下さり、本当にありがとうございます。このやりとりは、かなり印象深い思い出です。 親御さんからのご質問は、「つぶしがきく学部 / 学問」に関するご質問でした。 しかし、あいにく僕の方は「つぶしがきく」という言葉と、その発想を、おそらく、この数十年にわたって一度も使ったことも、思いついたこともなかったので、一瞬、絶句してしまったことを覚えています。悪気はまったくないのです。どうか
中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 1) 仕事人として、将来、何を目標にするのか? そのために逆算して 2) 今いま、何をやっているのか? 問いにしてみれば、非常にシンプルなことなのですが、現在、トーマツイノベーションさん × 中原研有志で進めさせて頂いている「中小企業の人材開発研究」において、非常に重要になってくる問いのひとつです。 若い頃から、これらについてじっくりと考えてさせてことが、組織にとって有力な人材を確保するキーなのではないかと思っています。 ▼ まず、1)の「仕事人として、将来、何を目標にするのか?」のポイントは、「組織人」ではなく、「仕事人」であるということです。その組織における職位やポジションなどは、いったん脇において、 仕事人と
中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 仕事柄、人事・人材開発を企業で担っている方で、かつ、これまでに様々な接点がある方々から、人材開発に関する種々の相談をお引き受けすることがあります。 最近増えているように感じるご相談事項としては、 人材開発を担ってくれる人を採用したいのだけれども、思うように人がとれない です。 このお悩みに直接お答えすることはなかなか難しいのですが、半分、ぼやきのようなかたちで「中原さんのお近くにいい人いませんか?」と聞かれることが少なくありません。 最近も、同種の3件のご相談を、別々の組織におつとめの方からご連絡いただいたくらいなので、よほどのことなのでしょう。皆様のご苦労に同情を禁じ得ません。 ここで興味深いのは、「人材開発を担
中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 昨日、コロンビア大学大学院(Dept of organization and leadership)のAdult learning and Leadershipのコースに通われている桔梗哲也さんが、研究室に来られました。 ちょっと前のことになりますが、僕が、組織開発の泰斗であるWaner Burkeの本をツイッターで「いいなぁ、これ」とつぶやいていたら、その直後に、そこで通われている桔梗さんから連絡がきて、それ以来「ご帰国のおりはぜひ東大にお立ち寄りください」ということになったのです。それが実現したのが昨日ということになりますね。来研、ありがとうございます。 ▼ Adult learning and Leaders
中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 2年の歳月をかけて創り上げられた拙編著の新刊「人事よ、ススメ!」が、AMAZONにて予約を開始しました。 中原は編著をつとめ、松尾睦先生、難波克己先生、守島基博先生、久保田美紀先生、アキレス美知子先生、金井壽宏先生、妹尾大先生、高尾隆先生、曽山哲人先生、長岡健先生など、人材業界の第一人者の方々を著者に迎えた、440ページの大著です。 正式名称は「人事よ、ススメ! ―先進的な企業の「学び」を描く「ラーニングイノベーション論」の12講」で、3月11日より碩学舎さんから発売になります。 著者でもあり、かつ、人事領域を先導なさる守島先生、金井先生から御両名からも、下記のような推薦文章を「帯」にいただきました。この場を借りて
活用の原則 成人学習者は「いつかそのうち役立つから」という説明に納得しない。日々の実践の中で、さっそく使える、役に立つスキルや理論武装を求めている。学習者の現実の職場や生活空間の状況を的確に把握し、学習内容との接点を設けることが有効だ。 協力の原則 権威主義的に学習を強要しても、成人は服従しない。学習者の尊厳とプライドに敬意を払うとともに、指導者と学習者の協力のもとに学習活動を進めていくことが大切である。具体的には、学習目標の設定や学習計画の策定にあたって、成人学習者の自主性を重んじることが重要だ。 工夫の原則 問題解決のための正解は1つにかぎらない。ブレーン・ストーミングなどを使って、学習者の創意工夫、自由な発想を引き出すことで、新たな発見や革新が促される。一人で抱えていては解決しなかった問題が、共有し衆知を集めることで解決に導かれることも多い。 経験の原則 一人ひとりの成人学習者が持っ
今回取り上げる「ちゑや」は、社員同士が部署や肩書きを越えて活発にコミュニケーションができる非公式の場でありながら、会社の組織として存在するユニークな活動です。自主運営時代からの経緯と現在の「ちゑや」の活動内容について、同社事業戦略支援ユニットグループマネージャーの中村繁さんと、同ユニットの中嶋由美さんにお話をお伺いしました。 有志の集まりが、事業戦略支援ユニットの一部門へ 事業の発展と共に組織が拡大し、従業員数が増えることは会社としては喜ばしいことですが、一方で組織が大きくなればなるほどお互いの顔を知らない、あるいは、知っていたとしても業務に関わる人以外とコミュニケーションを図る機会は減少して行きます。現在、従業員数1800名を有する転職エージェントの同社でも、同様の悩みを抱えていました。 2006年当時、営業企画担当者であった中村さんが、「コミュニケーションが取りにくい」という居心地の悪
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