東京都は24日、現在も残る江戸城外堀の景観を生かしたプロジェクションマッピングの投影を行うと発表した。 都が進める「外濠(そとぼり)浄化プロジェクト」の一環。「都民の理解を深め、より多くの方に外濠に興味・関心を持っていただくため、外濠の景観を活かしたプロジェクションマッピングの投影を実施いたします」としている。 小池百合子知事は24日の会見で「外堀の水辺の再生事業を進めているが、理解を深め、魅力を発信するためスタートアップの力を生かした形でプロジェクションマッピングを上映する」と発表した。歌川広重の『名所江戸百景』に描かれた江戸の水辺の風景などをモチーフにした映像コンテンツを、「江戸城外濠牛込濠」法面(のりめん)に100メートルに渡り約8分間、映し出すとしている。 実施は5月30日から6月2日までの4日間で、午後7時半から同9時まで。小池氏は「東京のナイトタイムを彩るイベントの1つに加わる