タグ

イスラムに関するPledgeCrewのブックマーク (5)

  • 2006.2.6 - 日記

    ムハンマドのカリカチュア事件についてである。例のデンマーク製の、手榴弾型ターバンをかぶったムハンマドを「私はムハンマドを描いてはいけない」という文字で描き出したカリカチュアがイスラム教徒の憤激を呼び、一方、言論の自由を守れとばかりにヨーロッパ各紙が転載したり支持の記事を載せたりしている、という、あれだ。 描いた奴の低能と無神経は呆れるばかりだ。まず第一に、ムハンマドはテロリストでは全然なく、イスラム教徒の99%もテロリストではない。ムスリム=テロリストの紋切型は、その点に関して相当な愚鈍さを発揮し続けたアメリカ映画でさえ最近は抑え気味なのに、まだそんなことをやって、しかも面白いと思っているのか、こそ大いに批判されてしかるべきだろう。第二に、やるにことかいて何だその「私はムハンマドを描いてはいけない」は。あんたには関係のない話だろう? そんなにムハンマドを描きたいのか? 描かなきゃならない理

    2006.2.6 - 日記
  • イル・サンジェルマンの散歩道 スカーフ問題など

    このエントリーは、私が目黒の住民団体に連載させてもらっている記事を、団体の了解を得てアップしたものです。 フランス雑感 その5 スカーフ問題 フランスというとどうしてもスカーフ問題に触れなければなりません。スカーフ問題とは、1989年にイスラムのスカーフを着用した二人の女子高校生が、校長によって教室への入室を拒否された事件を指します。校長の処置を支持する意見と非難する意見とが当時のフランスを二分しました。2004年、日の衆議院にあたる国民議会は、公立学校で宗教的な標章を着用することを禁じる法案を決議し、スカーフ問題に一定の結論を出しました。 ライシテ(政教分離)の国フランス どうしてスカーフ一枚でこんなに大論争にまで至るのか、日人である私たちにはなかなか理解しがたいものです。しかしこの問題は、フランスでは大革命まで遡ります。フランス革命のめざしたものは、封建領主と教会の支配からの自由で

  • たしかに反体制的な日の丸というのは聞いたことはない - Living, Loving, Thinking, Again

    http://hatesa.g.hatena.ne.jp/hokusyu/20090622/1245657361 明治維新の性格については諸説あって、中には(陰謀論者御用達の)副島隆彦的な怪しい解釈まであるわけだが*1、それが「革命」かどうかはともかくとして、「自然発生的な進化」ではないだろう*2。革命であろうがなかろうが、明治維新というのは〈錦の御旗〉を掲げて遂行されたのであって、日の丸を掲げてではない。その意味でも、「日の丸は革命を経た旗ではありません」。 ところで、イランについての記述を読むと、この人がシーア派の世界観或いはその神学的伝統に対する関心を全く有していないということはわかる。 シーア派の伝統的な政治観・国家観を、以前引用したことがある*3 上岡弘二「「私は、何者か」――イラン人の帰属意識と国家意識――」(in 飯島茂編『せめぎあう「民族」と国家 人類学的視座から』)から再

    たしかに反体制的な日の丸というのは聞いたことはない - Living, Loving, Thinking, Again
    PledgeCrew
    PledgeCrew 2009/06/24
    たいていの革命国家では「建国の父」を神格化しその弟子を自称することで正統性を継承。ホメイニの権威は彼個人のカリスマによるもの、しかも彼は神の代理人にすぎぬから神格化できない。なので二代目以降はただの人
  • fenestrae - ムハンマドの風刺画(1)――フランスのメディアはなぜ火中の栗を拾うのか

    預言者風刺画問題記事、準備中。今日中(フランス現地時間)にはなんとかアップ予定。→大幅に遅れて現地時間で2月11日午後になりましたが、こちらの日付でアップします(一応、時間的整合性のため、以下では9日以前の事実については書かない予定)。2月15日に積み残し部分を掲載(この記事終了)。 デンマークの新聞、ユランズ・ポステン紙が掲載したムハンマド(マホメット)の風刺画をめぐる一連の事件について先週末に記事をアップしたいと思っていたが、時間がとれず仕上がらないうちに状況がどんどんと進行し、事件そのものについてはフランス紙の報道をわざわざ伝える必要がないほどに、日のメディアでもブログでも詳しく取り上げられている。 日のネットをざっと見たところでは、この事件を「言論の自由」と「宗教の尊重」の二つの原理の衝突、さらには前者の原理を優先させる欧州対後者の原理を優先させるイスラム世界の二つの世界の衝突

    fenestrae - ムハンマドの風刺画(1)――フランスのメディアはなぜ火中の栗を拾うのか
    PledgeCrew
    PledgeCrew 2009/06/11
    「ある言辞が宗教的冒涜という名目で法的に制裁されるという事態はフランス人にとっては本質的な人権の侵害であり」フランスという国はたしかにそんな感じ
  • パキスタン 大統領との晩餐 - 日暮れて途遠し

    パキスタンが戒厳令で揺れている。 軍事独裁だ、民主主義的でない等の批判が目に付くが、下記番組などを見ると、事は単純ではないことがわかる。この先も何度も放送があるようなので一見をお勧めする。 BS特集 NHK33ヶ国共同制作 民主主義 ●パキスタン 大統領との晩餐 2007.10.16(火)0:05~1:00 ムシャラフ大統領が晩餐の席で語る「パキスタンの矛盾」。民主主義を守る為に、武装勢力に対抗し得るのは、軍支配という、矛盾。政治(世俗)が宗教に屈するという矛盾。その晩餐の発言を、ある農家の夕の会話と織り交ぜて構成していく。(NHK HPより) この紹介は的確ではない。ムシャラフ大統領との事での彼の語りを軸として、女性映像作家サビハ・スマルがパキスタンの各地に出向いて国の実情を追う。 パキスタンの農村の族長たちとの昼会に入り込んでイスラムの保守主義者たちを相手に民主主義論議を戦わせる

  • 1