北陸の寒い冬を乗り切ってもらおうと、熱々の料理や熱血指導者を扱った本を集めた企画展「熱い本展」が、白山市松任図書館で開かれている。十二月二十八日まで。 鍋料理やトウガラシを使ったグルメを紹介した本や、「熱血」ぶりで人気を集めた元テニス選手の松岡修造さんの著作など百十九冊を展示。太陽、火山、地熱といったエネルギーや、子育て、音楽、スポーツなど各業界で活躍した人を紹介した本も並ぶ。
県立長野図書館(長野市)や諏訪市図書館は27日、酒蔵が並ぶ同市内を歩き、情報を発信する催し「信州・酒ペディアin上諏訪」を開く。諏訪の日本酒にまつわる文化や歴史など得られた情報でインターネット百科事典「ウィキペディア」の記事を作り、世界に発信する。イベントを通して内容を編集する「ウィキペディアタウン」と呼ばれる方法で、諏訪市図書館によると、諏訪地域で取り組むのは初めて。 11月16~18日に長野市で開かれる日本酒やみそ、漬物といった発酵文化を発信する「全国発酵食品サミットinNAGANO」(実行委員会主催、事務局・県)のプレイベントとして企画した。 催しでは、まち歩きをしてから諏訪市図書館で郷土資料を調べてウィキペディアの記事にまとめる。参加者を班分けして何を調べるか担当を決める。長野図書館などによると、市内酒蔵のうち麗人と本金はウィキペディアを新設し、すでに記事がある舞姫、横笛、真澄は内
専用アプリを入れたスマートフォンに精華町内の菓子店などでデジタルスタンプを押す「バレンタインスタンプラリー」 「製菓」と「精華」をかけて「スイーツのまち」をアピールする京都府精華町が、スマートフォンでデジタルスタンプを集める「バレンタインスイーツラリー」を実施している。14日まで町内の和洋菓子店などで押印でき、スタンプ5個で先着100人に町オリジナル絵本を贈る。 町スイーツタウン協会加盟の6店舗とイチゴ狩り園2カ所、けいはんなプラザホテル、けいはんな記念公園の計10カ所。情報通信技術(ICT)を使った町の宣伝活動の一環で、デジタルコンテンツ制作会社「チームラボ」(東京都)との共同企画。 絵本は関西文化学術研究都市の架空の3家族を描いた「けいはんな日記。」で、作家や京都精華大出身のイラストレーターに依頼した。町立図書館(精華町南稲八妻、月曜休館)で交換できる。 アプリはホームページ「精華町け
古書店街ツアー 東京都千代田区(ちよだく)が今秋、同区在住(ざいじゅう)・在学のジュニア記者世代を対象(たいしょう)に始めた「神保町(じんぼうちょう)へようこそ! 中高生のための古書店街(こしょてんがい)ツアー」を体験(たいけん)しました。本の街(まち)・神保町についてのレクチャーを受けた後、個性豊(こせいゆた)かな古書店が軒(のき)を連(つら)ねる街に出発です! 最初(さいしょ)に私たちが集まったのは、同区立千代田図書館。ここで、同図書館やその周辺(しゅうへん)の情報(じょうほう)も紹介(しょうかい)してくれる「図書館コンシェルジュ」の池田陽子(いけだようこ)さんから、神保町について説明(せつめい)を受けました。 それによると、神保町の書店は2種類(しゅるい)に大別(たいべつ)できます。一つは、新品の本や雑誌(ざっし)が売られている新刊(しんかん)書店。もう一つが、誰(だれ)かが手放した
兵庫県伊丹市は、安定して大量に清酒を醸造する近代的な技術を確立したことから「清酒発祥の地」と呼ばれています。2012年、そんなお酒の町に建てられたのが、伊丹市立図書館「ことば蔵」。そのオープン5周年を記念した、オリジナルラベルの日本酒が10月に発売されました。 「ことば蔵」のあるエリアには、100年前は酒蔵が立ち並んでいたのだそう。そして「ことば蔵」の建つ場所には、かつて剣菱の酒蔵があったといいます。 剣菱が「稲寺屋」の屋号で創業したのは永正2年(1505年)。いつまで稼働していたのか定かではありませんが、500年以上の歴史が刻まれたこの場所は、図書館として新たに生まれ変わり、今も伊丹市民に愛され続けています。 伊丹市民から生まれたアイデア 「ことば蔵」は、地域の人々と密着しながら画期的な取り組みを続けてきました。2016年には、先進的な活動を行う図書館を表彰する「ライブラリーオブザイヤー
横浜市緑区 礒部伸樹 70 無職 近所の大きな図書館へ時々行く。必ず立ち寄る上部階の奥のコーナーはいつも静か。先日、そこで本を探していると、棚に何か変なものがあるのに気づいた。よく見ると、しいの実の殻だった。誰かがそこで生の実を隠れて食べたのだろう。 食べた人の人物像が頭にすぐ浮かんだ。まず、そのコーナーは地誌や郷土誌の本が並び、若い人などはまず寄らない場所。そして何より、しいの実を生で食べる人は、自分と同世代か、それ以上の年齢の人であろう。つまり老人ということになる。 私は田舎育ちではないが、空き地に大きなしいの木があって、子供のころは教わってよく食べた。戦後の食糧難のころだった。 飽食の時代の子供はしいの木を知らないだろう。私はふと、図書館の中でひそかにしいの実を食べた人に会ってみたいと思った。無味乾燥で、あの独特のぱさついた食感が懐かしくて恋しい。
大阪市出身の料理研究家で、家庭料理のカリスマとして人気を集めた小林カツ代さん(1937〜2014年)の波(は)瀾(らん)万丈な人生を紹介する話題の著書「私が死んでもレシピは残る小林カツ代伝」(中原一歩著・文芸春秋)の出版を記念し、大阪市北区の府立中之島図書館で2日、「小林カツ代写真展」が始まった。小林さんの横顔を知ることができる。12日まで。 小林さんは昭和12年、大阪の商家の三女として誕生。大学卒業直後に結婚したが、当初はみそ汁もろくに作れなかったという。その後料理の腕前を上げた小林さんは、テレビのワイドショーへの投書をきっかけに番組で料理を披露することになり料理の道へ。昭和45年に料理番組でレギュラー出演し、その後も料理界で大活躍した。
6月はかがわ食育月間。高松市林町の県立図書館では食育について楽しく学べる図書や教材を展示している。子どもの嫌いな食べ物の上位に挙げられる魚と野菜をおいしく食べるためのレシピ本や、魚や野菜に親しむ絵本もそろえている。 図書は、子育て支援コーナーに食育入門書やレシピ本など約200冊、中高生向けコーナーに地産地消や弁当に関するものなど約30冊を並べた。 骨のある魚の食べ方を学び、アジをまるごと一匹食べる食育イベントも開いた。司書で主任の橘香里さん(39)は「バランスの良い食事は大切だけど、嫌いなものを無理強いして食べさせるのも良くない。子どもが好きな食べ物が増えるきっかけになればうれしい」と話す。 このほか、朝食を食べる大切さについて伝えるパネルや、消化の仕組みを教える学校教材も展示している。パネル展は7月3日まで(月曜休館)。図書の展示・貸し出しは子育てコーナーが9月4日まで、中高生向けが7月
株式会社ドトールコーヒー(本社:東京都渋谷区 社長:鳥羽 豊)は、5月3日(火)に公立図書館施設内という立地に初のドトールコーヒーショップを出店します。 《店舗概要》 店 名 : ドトールコーヒーショップ千葉市中央図書館・生涯学習センター店 所 在 地 : 千葉県千葉市中央区弁天3-7-7 開 店 日 : 2016年5月3日(火)予定 店舗面積 : 44.7坪 客 席 数 : 74(全席禁煙) 営業時間 : 9:00-19:00(定休日:第4月曜日・年末年始) 《千葉市中央図書館・生涯学習センターへの出店について》 千葉市中央図書館は、105万冊もの蔵書と閲覧席数450を誇る、千葉市最大級の市民の情報と知のオアシスです。一日平均2,543人もの方々が訪れる図書館がある施設内には、今までコーヒーショップがなかったこともあり、図書館を利用する方々や生涯学習センターを利用する方々が気軽に訪
子どもたちに無料や低価格で食事を提供する「子ども食堂」の開催ノウハウを勉強する会が9日、徳島市沖浜町大木の私設図書館で行われた。県内初の子ども食堂を3月30日に催した同市のグループが開き、県内の管理栄養士や主婦ら約20人が参加した。 グループの1人の森哲平さん(36)=徳島市大原町、営業コンサルタント=がホワイトボードを使い、飲食店への委託方法や資金の集め方などを説明。会員制交流サイト(SNS)を活用した広報活動も紹介した。 参加した阿波市阿波町の主婦安田佳子さん(53)は「郡部にも満足に食事ができない子どもがいる。学んだことを参考に地元でも開催できれば」と話した。 グループは2回目の子ども食堂を徳島市で5月ごろ開く予定。県内各地での開催に意欲を持つ人に向けた勉強会も定期的に開いていく。
東部4町(幕別・池田・豊頃・浦幌)の図書館が連携し、北海道新幹線開業(26日)に合わせたクイズラリー「『はやて』で行く駅弁づくりの旅」を開催している。4図書館で掲示、配布されるすごろくに書かれたクイズに答えると、駅弁の具材が描かれたパーツをもらえ、組み合わせて好きな駅弁を作るゲームが楽しめる。参加賞として先着で北海道新幹線のクリアファイルももらえる。27日まで。 昨年8月に続く幕別、池田、豊頃、浦幌の4図書館による連携事業第2弾。「いろいろな図書館を訪れてもらえれば」と、各図書館に勤める司書らが手作りで企画した。 クイズは北海道新幹線の盛岡から新函館北斗までの5つの駅をすごろくで回り、駅ごとにクイズが出題される。 クイズは、例えば木古内駅では「みそぎ祭りとはどんなお祭りか」など、各駅や図書館所在地に関係した問題で、子ども向けを想定した簡単な内容となっている。 盛岡駅と木古内駅のみ全図
12月11日(金)、花輪市民センター、花輪図書館共催 おいしく食べて健康づくり図書館食堂を開催しました。 本の中のレシピを実際に作って食べようという企画です。 小説や絵本の中にもおいしそうに描かれている料理がたくさんあるんですね。 今回は、 『蛍坂』より「猫に恩返し」 北森 鴻/著 手羽の炙り焼き 『絵本の中の幸せスープレシピ』 東條 真千子/著より 『木を植えた男』 ジャン・ジオノ/原作 かぶときのこのスープ の2品を中心にコース仕立てで作りました。 当日のレシピは・・・ ・手羽の炙り焼き ・カレーピラフ ・変わりポテトサラダ ・かぶときのこのスープ ・簡単アップルパイ 講師は、花輪市民センター 人気講師 浅石美穂子さんです。 こんなに盛りだくさんのレシピで、時間内にできるのかしら・・・ 心配ご無用! 先生はいつも、簡単、安い、ボリュームの三拍子そろったレシピを考案してくれます。 見た
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