出典:日経 xTECH、2019年 11月 21日 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) 日本郵船は2019年11月21日、ノルウェーの海事向けIT企業であるデュアログ(Dualog)と共同で船舶向けサイバーセキュリティー対策を開発すると発表した。開発プロジェクトの名称は「Cepa Shield」。ノルウェー政府傘下で産業振興目的の特別会社であるイノベーション・ノルウェーから210万ノルウェークローネ(約2500万円)の資金援助を受ける。日本郵船とデュアログは2017年5月に戦略的パートナーシップを締結済み。 日本郵船の鈴木英樹技術本部デジタライゼーショングループ長は「海運にもようやくデジタライゼーションの波が来た」と言う。衛星通信の高速化により、船舶が陸上のネットワークとつながるようになったためだ。既にIoT(インターネット・オブ・シングズ)を使って、エンジ