写真は、ユーチューブのホームページ(2007年3月13日撮影)。(c)AFP/ROBERT SULLIVAN 【7月16日 AFP】米メディア大手バイアコム(Viacom)がネット検索大手グーグル(Google)を相手取り、傘下の動画共有サイト・ユーチューブ(YouTube)の著作権侵害を訴えていた裁判で、両社は15日、バイアコムに提出するユーチューブ利用者の閲覧記録について、利用者情報を匿名化することで合意した。 バイアコムがグーグルを相手取り十億ドル規模の著作権侵害で訴えていた裁判で米連邦裁判所は3日、バイアコム側の訴えを支持し、ユーチューブで動画を閲覧した利用者の閲覧記録をバイアコムに提出するよう命じていた。この判断に対し、プライバシー保護活動家や世界各国のユーチューブ利用者らは激しい反発を示していた。 しかし、15日になって米ニューヨーク連邦地裁のルイス・スタントン(Louis S