年に数度しか更新しないブログになってしまったが、たまには考えたことでも書こうと思う。 今月の初め、仕事の都合で、ヨーロッパに出張に行ってきた。今回のお目当てについては、そのうちどこかで公開されることもあると思う。 ただ、今日書きたいのはそのことではなくて、フランスに行ったときに聞いた、INAという機関のお話。 フランス国立視聴覚研究所(Institut National de l'Audiovisuel)という機関については聞いたことがある人もいると思う。この機関は、フランスのテレビ映像の収集や、権利処理の窓口機能をもつのだが、去年の春に、そのアーカイブがインターネット上で公開されるという報道が流れたためだ。 日本にも川口にNHKのアーカイブがあったりするが、これはインターネット上での公開などもってのほかという状態にある。権利処理がすんだものもあるらしいが、なかなか公開には結びつかない。