私は「残酷な神が支配する」と「一度だけの恋なら」
植民地期台湾で上映・撮影された映画が2003年に発見された。その数は映画フィルム168本および検閲済映画脚本135冊に上る。本書は、その膨大な資料を分析し、最新の研究成果を踏まえ植民地期の台湾研究に新たな光をあてる。【DVD付】 序 章 発見された植民地期台湾映画フィルム(三澤真美恵) 第Ⅰ部 日本から移入された映画 第1章 植民地期台湾で巡回上映された娯楽映画の特徴(古川隆久) 第2章 台湾で見つかった戦前日本アニメーション映画――フィルム・アーキビストはどう見たか(とちぎあきら) 第3章 「銃後」の“あるべき国民”と植民地台湾の映画利用――国民精神総動員運動との関係から(町田祐一) 第Ⅱ部 台湾で製作された映画 第4章 植民地台湾の戦時動員と映画――『台南州 国民道場』を中心に(三澤真美恵) 第5章 『南進台湾』が展示する「統治者の視点」(陳怡宏著,片倉健博訳) 第6章 植民地期台湾の
新作映画・旧作映画・日本未公開映画のレビューブログ。面白い映画・DVD・ブルーレイなどを紹介・批評・考察しています。あらすじ、ネタバレあります。 アクション、コメディ、SF、ホラー、ファンタジー、ミステリー、サスペンス、アニメ、ドラマなど。 ※2016/4/7追記 おかげさまで版元が決まりました。 ご協力くださった方、ご連絡くださった方、どうもありがとうございました。 記録したいので、募集の文面はこのまま残しておきます。 ちなみにわたしはまったく怒ってはいないです。 ボツは仕方のないことだったと思っています。 編集さんには、執筆のきっかけをくださったこと、感謝しています。 いつもお世話になっております。ナイトウミノワです。 Twitterにも書きましたが、おじいちゃん映画本を出版していただける、出版社さんを探しています。 もともとは、ある出版社さんから、おじいちゃん映画ブログ経由で依頼があ
西村雄一郎 ニシムラ・ユウイチロウ ノンフィクション作家、映画・音楽評論家。1951年、佐賀市生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科を卒業後、「キネマ旬報」パリ駐在員。帰国後、映像ディレクターとしてビデオCM、ビデオクリップを演出。1985年から古湯映画祭(佐賀市富士町)の総合ディレクターを務め、その功績により1990年に「佐賀新聞文化奨励賞」受賞。2001年公開映画『いのちの海』(原作・帚木蓬生)で脚本を初執筆(石堂淑朗と共作)。2003年にオープンした「映像ミュージアム」(埼玉県川口市)の総合監修を担当。佐賀新聞のコラム「西村雄一郎のシネマ・トーク」は連載36年を超え、新聞単独執筆連載の長期記録を更新中。現在、佐賀大学で教鞭をとる。著書『映画に学ぶビデオ術』(ソニー・マガジンズ)はフジテレビによって映画技術講座番組「アメリカの夜」としてテレビ化され好評を博した。『黒澤明 音と映像』(立風書
「帝国」の映画監督 坂根田鶴子―『開拓の花嫁』・一九四三年・満映 [著]池川玲子[評者]上丸洋一(本社編集委員)[掲載]2011年5月15日著者:池川 玲子 出版社:吉川弘文館 価格:¥ 3,990 ■男女平等の「ユートピア」描く 「満州国」は日本人女性を必要とした。他国の領土を完全に手中にするには、日本人を定住させて、日本民族を再生産しなければならなかったからだ。日本人女性を満州にいざなうため、1943年、映画「開拓の花嫁」が作られた。監督は日本最初の女性映画監督、坂根田鶴子(1904〜75)だった。 坂根は、現在の黒竜江省通北に入植した埼玉県出身者の開拓団を訪れ、この映画を撮影する。シナリオに基づくプロパガンダ映画だが、移住を呼びかけるナレーションも軍歌もなかった。 昼食の場面では夫が「疲れたべ、えれえ、頑張ったなあ」と妻に声をかけ、妻の茶わんにお茶を注ぐ。 「愛情においても労働にお
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