寺に伝わる「人魚のミイラ」は造形物 倉敷芸科大など分析 | 毎日新聞
倉敷芸術科学大（岡山県倉敷市）などのチームは7日、同県浅口市の寺院、円珠院に伝わる「人魚のミイラ」について、CT検査などで分析した結果、魚の皮や紙、綿などを使った造形物と発表した。放射性炭素による年代測定で19世紀後半に作られたとみられる。 「ミイラ」は全長約30センチ。「人魚干物」との書き付けとともに寺に保管されており、研究者や民俗学の専門家で構成するチームが2022年2月から分析を進めていた。 頭部はほぼ綿で、しっくいのようなもので形が整えられていた。上半身は積層した紙とフグの皮で、動物の毛が接着してあった。下半身を覆っていたのはニベ科の魚類の皮とみられ、歯は肉食性の魚のものだった。頭蓋骨（ずがいこつ）や背骨など主要な骨格はなく、DNAは検出されなかった。
＜アングル福島＞危機乗り越えた会津木綿工場 新たな道切り開く | 河北新報オンライン
福島県会津地方で４００年前から伝わる「会津木綿」。かつて約３０軒あった織元は現在３軒に減り、継承の在り方が問われている。 織元の一つ、会津若松市の「はらっぱ」は、１８９９年創業の「原山織物工場」を前身とする。工場の５代目社長が２０１４年に急逝し、一時存続が危ぶまれたが、親族や関東のアパレル関係者の…
国立民族学博物館、身装画像データベース＜近代日本の身装文化＞を公開
2016年5月30日、国立民族学博物館が、身装画像データベース＜近代日本の身装文化＞を公開しました。 明治維新以降、第二次世界大戦終結までを対象に、その文化変容の様子をデータベース化したもので、当時の新聞小説挿絵、写真、図書中の図版、ポスターなどから構成されています。 Twitter（＠MINPAKUofficial，2016/5/30） https://twitter.com/MINPAKUofficial/status/737137735878615040 身装画像データベース＜近代日本の身装文化＞（国立民族学博物館） http://htq.minpaku.ac.jp/databases/mcd/shinsou.html
明かりの歴史をたどる企画展 岩沼 | 河北新報オンラインニュース
生活の中で使われた明かりの変遷を紹介する企画展「すこし前のくらし～灯（とも）す～」が、岩沼市の市民図書館ふるさと展示室で開かれている。 市内の民家などに保管されていた照明道具約５０点を展示。江戸から明治、昭和へと、明かりの種類が炎から電気へと移っていく時代の変化が見て取れる。 石にぶつけて火を起こす「火打ち金」、盆に軒先などにつるした「盆灯籠」、おけ形の容器にろうそくをともす携帯用ランプ「龕灯（がんどう）」など珍しい道具が並び、来場者は興味深げに見入っていた。 ４月２４日まで。開館は午前１０時～午後５時（月曜休館）。入場無料。
畳の縁が庶民の畳に広まるきっかけや普及した時代などについて知りたい。 | レファレンス協同データベース
①②に記述なし。 ②１７頁に京都御所の畳の縁の色、柄は身分により 使用される部屋で区別して使用されていたとの記述あり。 ③にも縁についての記述なし。 ③４８頁「江戸時代になってようやく庶民の住宅にも 敷きつめられるようになった畳。それでも明治時代の 賃家には「造作つき」と書いてなければ、家を借りた人が 畳を自分で買って敷かなければならなかったという。」 「町屋や長屋にも畳の部屋がつくられるようになったが、 まだまだ畳は高価な床材で火事になれば持って逃げるし、 お金がなくなれば畳を質草に入れて工面する話もあった ようだ。火事の多い江戸ではしょっちゅう家屋を建てなければ 間に合わない。柱を基準にした「柱割り」のほうが生産性 は上がるので、江戸間というちょっと小振りの畳が一般的 になった。江戸間の登場によって畳は床の一部＝床材としての 性格を強めていった。」 ４９頁に浮世絵あり。畳には縁が描かれ
［大弦小弦］先週の小欄で、元文化服装… | 大弦小弦 | 沖縄タイムス＋プラス
先週の小欄で、元文化服装学院長の故小池千枝さんが愛蔵していた琉球人形を紹介したところ、人形を制作した故徳村光子さんの次女津波古眞理子さん（５９）から手紙をいただいた。小池さんや娘さんとの交流などがつづられていた ▼１９９７年１月、小池さんから制作者を見つけてほしいと依頼された。人形の写真を手に尋ね回り、徳村さんにたどり着いた。那覇市首里の自宅で、写真を見た徳村さんは「思いがけず、うれしい」と長野県須坂市の人形博物館への展示を喜んだ ▼展示された人形は終戦直後につくられた。着物は絣（かすり）や芭蕉布の端切れでつくり、小物のくば笠もむんじゅる笠も職人の手作り。ちゅーかー（急須）も壷屋焼だ ▼そのつくりは沖縄の伝統工芸の結晶のよう。津波古さんも「何もない時代だけに、すべて本物で作るしかなかった。いまでは考えられないぜいたくなもの」と感嘆する ▼徳村さんは１９４７年、首里文化洋裁講習所をつくり、洋
クリスマスの時期にアメリカ旅行で買ってきたクマの人形について、説明など載っている絵本や本があるか。素... | レファレンス協同データベース
クリスマスのものとして、ワラで作られたヤギは本などに出てくるが、クマについては特に記述がなくわからない。（アメリカで販売用に、いろいろな動物で商品を作ったのかもしれない等と話した。） １）先に問い合わせを受けた職員より、北欧のクリスマスにヤギをかたどったワラの人形を作るという習慣があるようだと聞いたとのこと。おそらくウィキペディアの「ユール」を見てと思われる。（閲覧日2013.5.7） http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%AB ２）インターネットで「クリスマス」「ワラ」「クマ」をキーワードに検索してみる。（閲覧日2013.5.7、9） →ウィキペディアの「ユール」が１と同じくヒットする。同項目を読むと「ユールゴート」というワラで作るヤギの飾りについて記述がある。以下引用。“また、ワラで作ったこのヤギを、クリスマスのデコ
水引とのし紙のマナー：のし紙や水引の慶弔マナー、慶事・弔事の名入れと包み方「年賀状・暑中見舞いドットコム」
慶弔いずれの場合も、祝儀袋やかけ紙には「水引」を掛けます。 水引の起源は、飛鳥時代に遣隋使とともに来日した随の使者の贈呈品に結ばれていた、紅白の麻ひもであったといわれます。その後、宮中に献上品に紅白の麻ひもを結ぶ習慣が広まり、庶民にも贈答が盛んになった江戸時代には日本独特の文化として定着しました。 < 水引の色 > 慶事には紅白・金銀・赤金、弔事には白黒・黄白・青白・銀が多く使用されます。 濃い色が右、薄い色が左になるように結びます。 < 水引の本数 > 慶事には、5本・7本・9本の奇数を使用します。特に婚礼関係には5本2束の10本を使用します。 弔事には、2本・4本・6本の偶数を使用します。 < 水引の結び方 > 結び方には、主に「花結び（蝶結び）」と「結び切り」の2種類があります。 花結びは、ほどいて何度でも結べるため、何度繰り返してもよいことを祝う場合に用います。出産、長寿、開店など
日本人のスーツの着用実態を知りたい。着用人口や着用率などについて、業種や職種、年齢層、地域別の統計が... | レファレンス協同データベース
事例作成日 2012年07月26日 登録日時 2012/12/15 10:06 更新日時 2012/12/15 10:06 スーツ（男子用背広服）に関する統計資料としては、次のようなものがある。 【資料1】世帯の種類、年齢、男女、地域別などに１か月間のスーツに対する支出の統計がわかる。 ■地域別（二人以上の世帯，二人以上の世帯のうち勤労者世帯） 第1表 「地域，品目別1世帯当たり1か月間の支出」 p.94, 134 ■二人以上の世帯，二人以上の世帯のうち勤労者世帯 第2表 「年間収入階級，品目別 1世帯当たり1ヶ月間の支出」 p.174 第3表 「年間収入五分位階級・世帯主の年齢階級，購入形態，品目別1世帯当たり1か月間の支出」 p.214, 254 第4表 「世帯主の職業・世帯人員・世帯類型・主な年間収入の種類，品目別1世帯当たり1か月間の支出」 p.294, 334 ■単身世帯，単身世
烏山和紙の歴史について知りたい。明治初期には、投票用紙に使用されていたと聞いたが、それについて書かれ... | レファレンス協同データベース
事例作成日 2012年05月20日 登録日時 2012/09/06 14:32 更新日時 2012/09/06 14:32 以下の資料に、関連する記述が確認できました。 ・『聞き書きによる知恵シリーズ 9 全国の伝承江戸時代人づくり風土記 』（加藤秀俊／〔ほか〕編纂 農山漁村文化協会 1989） p112-120に烏山和紙について記されています。西の内紙と程村紙を挙げて「西の内紙は常陸を代表し、程村紙は下野を代表する紙として有名」と述べられています。江戸時代には、「藩の「御用紙」として領主の保護・奨励を受けながら」発展し、藩が幕府に献上する品物にもなった（献上紙）とあり、また「明治三十四年（一九〇一）には、衆議院議員選挙投票用紙に程村紙と西の内紙が指定され、全国的にも有名になりました。」（p119）という記述も確認できます。 ・『西の内紙』（茨城県那珂郡山方町文化財保存研究会／編 茨城県那
座布団の歴史や座布団にまつわるしきたりについて知りたい。 | レファレンス協同データベース
事例作成日 2012年04月07日 登録日時 2012/05/26 09:06 更新日時 2012/07/27 17:04 下記の資料を紹介する。 座布団の歴史について 『日本大百科全書 10』（小学館 1986） p230〈座ぶとん〉の項目に座ぶとんの歴史についての簡単な記述あり。「今日の形の座ぶとんは、江戸時代になってからしだいに普及したもの」 『日本史大事典 3』（平凡社 1993） p677〈座布団〉の項目に「古代から貴族階級で使われてきた茵（しとね）が原型」「江戸時代に入り…この茵を改変して現在のような座布団が生まれた」という記述あり。 『家具 日本史小百科 17』（小泉和子著 近藤出版社 1980）p70～71〈茵（しとね）・座布団〉あり。 『家具と室内意匠の文化史』（小泉和子著 法政大学出版局 1979）p216～218〈座布団〉あり。 『日本民俗大辞典 上』（吉川弘文館 1
伊藤左千夫の小説「野菊の墓」の中で、民子の死後政夫が墓参をする場面がある。その時に、お祖母さんに「... | レファレンス協同データベース
伊藤左千夫の小説「野菊の墓」の中で、民子の死後政夫が墓参をする場面がある。その時に、お祖母さんに「政夫さん、あなた力紙を結んでください」と言われ「僕は懐にあった紙の有りたけを力杖に結ぶ。」と書かれている。民子の実家である戸村家は市川市にあると思われるが、墓所等で力紙を結ぶ風習が明治時代の市川市内であったのか、それはどのような意味があるのか知りたい。また、その風習が残っている地域があれば県内のどの区域か知りたい。 力紙、力杖については『日本国語大辞典 第8巻 第２版』（小学館 2001）ｐ1307とｐ1309に次の記述があり、出典として『野菊の墓』が挙げられている。 ｐ1307力紙 葬列の道具の一つである力杖（ちからづえ）に結びつける紙。洗米などを包んでいった紙を細かく折って用いる。 ｐ1309力杖 葬列の道具の一つ。死者が冥途への旅に使うと考えられている杖。茨城県から千葉県にかけて、墓参
数珠（念珠）の種類と作り方について知りたい。 | レファレンス協同データベース
数珠（じゅず，じゅじゅ，ずず）は念珠（ねんじゅ）ともいわれ，一定の数の珠を線（糸・紐）で通した環をさし，仏や菩薩の礼拝に用いる法具です。数珠は珠の数を１０８とする百八数珠が基本となりますが，一般では珠の数が１０８より少ない略式念珠（片手念珠）を用いることが多く，珠の数や構成は多様化しています。数珠の珠は顆（か）という単位で数えられ，材料には，菩提樹・水晶・香木・貴石・木の実などが使われています。 数珠は最も多く連ねられている子珠（こだま，ししゅ，こしゅ）のほか，子珠よりひとまわり大きく数珠の中心となる母珠（ははだま，ぼしゅ，もしゅ），母珠から数えて７顆目の次と２１顆目の次に位置する四天（してん），房についている珠をさす記子珠（きしだま），記子珠の最下部に位置し，記子珠を留める役割をする記子留（きしどめ），記子珠の補助的な役割をする浄名（じょうみょう）によって構成されています。本来は珠を一重
草鞋(わらじ)の履き方(ひもの通し方)を知りたい。 | レファレンス協同データベース
『日本のくらしの知恵事典』(神野善治監修 岩崎書店 2008年)によると、わらじのはき方は(1)つま先に足の指をかけ2本の縄を順番に台についている乳(ち)に通し、かかとの輪(返し)で交差させる。(2)つま先の2本の縄を親指と人差し指の間ではさみ、台に足をのせる。(3)わきの縄にひっかけて前に回し、足の甲で交差する。(4)足首の後ろでさらに交差し、前で結ぶ。詳細については照会資料をご覧下さい。 1.自館システムで、件名「はきもの」で検索し、掲載のありそうな資料を確認 ・『日本のくらしの知恵事典』(神野善治監修 岩崎書店 2008年)→p79に「わらじのはき方」が図入りで掲載。これによると、わらじのはき方は次の通り。 (1)つま先に足の指をかけ2本の縄を順番に台についている乳(ち)に通し、かかとの輪(返し)で交差させる。 (2)つま先の2本の縄を親指と人差し指の間ではさみ、台に足をのせる。 (
紅型（びんがた）の語源を知りたい。 | レファレンス協同データベース
事例作成日 2010年07月13日 登録日時 2010/10/22 02:00 更新日時 2014/09/04 00:30 下記の図書をご紹介した。 ・『日本の染織 18 紅型』( 京都書院,1993.9） 「紅型」の文字は、大正年間に命名され、それまでは「紅差」「紅入色型」「形付（ｶﾀｷﾁ）」と記されていたとある。（p.91） また、発音は交流のあった中国福建省の古名「びん」（門構えに虫）からもじったという説も紹介されている。 ・『日本の染織 10 紅型 沖縄の心を染めた紅型』（泰流社,1976） 「琉球紅型の覚書」に「びんがた」の「びん」の語源の説として以下が紹介されている。（ｐ.152-） 1.弁柄という紅褐色の色料を用いた布 2.インドのベンガルから伝来した南方更紗から転じた 3.「びん」は色の総称。沖縄では、たくさんの色をひっくるめて「びん」ということが多い。 「紅差型」「紅入色
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「ナウシカの服のモデルでもある」ジョージアの民族衣装がかっこいいと話していたら駐日大使が素晴らしいプログラムを教えてくれた
http://www.niigata-nippo.co.jp/life/tourist/news/20160112228207.html
白石和紙残したい 市民グループ生産に挑む | 河北新報オンラインニュース
山陰中央新報 - 若者に人気、陶器の「用の美」
河北新報 東北のニュース／間もなく出番、居並ぶウサギ 米沢・笹野一刀彫