自民党の安倍晋三元首相は6日夜のBSフジの報道番組で、ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、バイデン米大統領がロシアが軍事侵攻しても米軍を派遣する考えはないと語ったことについて「(バイデン氏の)アプローチ自体がプーチン大統領にやや足元を見られたかもしれない」と語った。 安倍氏は「ロシアがやっていることが正当化されるわけでは全くない」としながら、「ドイツなどの反対により、ウクライナは北大西洋条約機構(NATO)に加盟できない。この段階でウクライナが中立の道を選ぶことで(ロシアの…
自民党憲法改正実現本部長の古屋圭司衆院議員が今月、神武天皇と現在の天皇陛下が「全く同じY染色体である」とツイートした。本紙がファクトチェックすると、結果は「根拠不明」だった。 古屋氏は今月6日、ツイッターにこう投稿した。「天皇制度は如何(いか)に男系男子による継承維持が歴史的に重要か、神武天皇と今上天皇は全く同じY染色体であることが、『ニュートン誌』染色体科学の点でも立証されている」と記した。リツイートと「いいね」は計7千近くに上る。 神武天皇は初代天皇とされる。宮内庁は本紙取材に「日本書紀などの文献に基づき歴代天皇に数えているが、実在するか否かについては諸説ある」との見解を示した。 奈良県には神武天皇の墓という位置付けの場所もある。ただ、管理する宮内庁は「神武天皇のご遺体が発見されたということは承知していない」と述べる。 Y染色体は父から男子に受け継がれる。しかし、神武天皇は実在も遺体も
「芸能人逮捕」との関係を言う人もいるが 野党は、今年4月に安倍総理が主催した「桜を見る会」について、税金の私物化だと追及する動きを強めている。と思っていたら、菅官房長官は13日の記者会見で、招待者の基準の明確化など全般的な見直しを検討するとして、来年の開催を中止することを発表した。野党が追及チームを立ち上げようとした矢先、安倍政権のリスク管理で機先を制する形になった。 それでも野党は、桜を見る会の前日に行われた「前夜祭」について、「会費5000円は安すぎる」「政治収支報告書に記載されていないのはおかしい」などと批判している。 どこまでも「疑惑あり」という野党の印象操作の感がある。15日の安倍首相による会見を聞くまでもなく、ホテルと交渉することを考えれば、5000円の会費は異常な廉価ともいえないし、ホテル代や交通費などで安倍事務所側の負担がないなら、収支報告書に記載する意味も乏しい。 ネット
産経新聞のコラム「極言御免」を手がける阿比留瑠比・政治部編集委員兼論説委員が、松江市で「安倍政権と日本の将来」と題して講演した。経営者らの会合に講師として招かれた阿比留編集委員は、国会運営や憲法改正などさまざまなトピックスを挙げ、取材現場で耳にした安部晋三首相の「肉声」を交えながら、メディアの問題点を指摘するとともに、わが国の行く末について見通しを示した。 主な講演内容は次の通り。 メディアのバカ騒ぎ 多くの新聞が「共謀罪」と印象操作した「テロ等準備罪」の法律が成立した。世界中で同種の法律を持たない国がいくつあるか。日本が何か特別なことをやろうとしたわけではなく、世界標準に加わろうとしているだけ。それもザル法で、だ。 少し前には、特定秘密保護法をめぐるバカ騒ぎがあった。多くのメディアは、「暗黒社会が訪れる」「戦前回帰だ」「映画が作れなくなる」「小説が書けなくなる」と騒いだ。 その次には、集
プレミアムフライデーの夕方、空席が目立つ東京・新橋のガード下の居酒屋=東京都港区で2017年6月30日午後5時半、今村茜撮影 月末の金曜日に早めの退社を促し、消費を喚起する官民一体のイベント「プレミアムフライデー」(プレ金)が30日、5回目を迎えた。2月のスタートから4カ月経過したが今一つ浸透しておらず、退社奨励時刻の午後3時を過ぎても街中に人はまばら。小売業や飲食店はプレ金に合わせてイベントを実施するが空振り気味で、普及を進めるには抜本的な対策が求められそうだ。【今村茜】 夜が深まれば会社帰りのサラリーマンでにぎわう東京・新橋。だが、30日午後5時過ぎ、ガード下の居酒屋に客はほとんどいない。台湾料理屋を営む男性店主(66)は「プレ金の日だからって客は夕方から来ない。みんな仕事が忙しいのにお上が早く帰れと言ったって無駄」と冷ややかだ。打ち合わせ後に一杯やっていた男性経営者(70)も「自分は
来年から月末の金曜日に消費を盛り上げる大がかりなキャペーンの実施を検討している政府と経済界は、より効果をあげるため、企業に対して従業員が午後3時をめどに退社できるよう対応を呼びかける方針です。 キャンペーンに向けて、経済産業省と経団連、それに業界団体などは、今月中旬にも新たな協議会をつくって具体的な実施方法を検討することにしていて、この中で、月末の金曜日は従業員が午後3時をめどに退社できるよう企業に対応を呼びかける方針です。 退社時間を早めることで、買い物や娯楽の時間を増やしたり土日を活用した旅行を促したりする狙いがあります。 消費を盛り上げようという動きは、流通大手が11月下旬の感謝祭が明けた金曜日にアメリカで行われているセールイベント「ブラックフライデー」にならったセールを実施するなどしていますが、消費とあわせて早めの退社を呼びかける今回のキャンペーンが定着するかどうか、注目されます。
自民党の大西英男衆院議員(東京16区)は24日、所属する細田派の会合で、衆院北海道5区補選の応援で現地入りした際、神社の巫女(みこ)から「自民はあまり好きじゃない」と言われた出来事を紹介。「巫女さんのくせになんだと思った」と発言した。 大西氏は補選の必勝祈願のために神社を訪れ、出会った巫女に自民公認候補への支援を依頼したが、断られたという。「巫女さんを誘って札幌の夜に説得しようと思った」とも述べた。 神社関係者らによる神道政治連盟は自民と近い関係にあるため、巫女から言われた言葉が不満だったようだが、細田博之幹事長代行(島根1区)は直後に「出雲の人からみるとはらはらした。東日本の人は頭に浮かんだらすぐに発言してしまう。言動、行動は十分に注意いただきたい」と制した。 大西氏は昨年6月の自民党議員の勉強会で、「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番」などと発言し、党から厳重注意処分
自民党の大西英男衆院議員は24日、所属する細田派の総会で、衆院北海道5区補欠選挙(4月24日投開票)で自民党公認候補への支援を依頼した巫女(みこ)が「自民党は好きじゃない」と語っていたことを紹介し、「巫女のくせに何だと思った」といちゃもんをつけた。さらに、「巫女さんを誘って札幌の夜に説得をしようと思った」などと際どい発言も連発した。 冒頭、司会でマイクを握った大西氏は、補選の応援で自身も札幌入りしたことに触れ、「私は神社関係を中心に回ったが、私の世話を焼いた巫女さんが20歳くらいだった。投票が初めてだということだから、ひとつ口説いてやろうと思った」とも述べた。 補選での支援を求める意味だったようだが、男女間の交際ともとれる言い回しに、同僚議員からも「センスがない」とため息が漏れた。 大西氏は昨年6月にも、報道機関への圧力ともとれる発言で党執行部から厳重注意処分を受けている。派閥会長の細田博
参院予算委員会で野党議員の質問を聞く高木毅復興相(左)と丸川珠代環境相=3月7日、参院第1委員会室(斎藤良雄撮影) 東日本大震災は政治や行政のあり方にも大きな影響を与えた。復興行政の変化、被災自治体の慢性的な職員不足など、今後の災害発生時の教訓とすべき点は数多くある。一方、東京電力福島第1原発事故に伴う避難実態調査も中途半端な状況だ。震災から5年たつ今、改めて浮かび上がってきた課題を検証する。 ◇ ◇ ◇ 3月11日まで2日となった3月9日、国会内では高木毅復興相をめぐり、与野党が対立を深めていた。この日開かれた衆院東日本大震災復興特別委員会で、高木復興相が所信表明を行い、今後の復興政策の方針について語った。 野党は所信表明を受け、高木氏に出席を求めて10日に委員会を開くよう主張したが、与党は「来週以降にしてほしい」の一点張りで、ものわかれとなった。 こうした与党の対応に、民主党の
民主・中川元文科相「首相を睡眠障害に」に安倍首相が逆ギレ 2016年2月20日6時0分 スポーツ報知 安倍晋三首相が19日午前の衆院予算委員会の答弁で、民主党の中川正春元文部科学相が16日に「首相の睡眠障害を勝ち取りましょう」と発言したことに対し「人権問題だ」と怒りをぶちまけた。 自民党の丸山和也参院議員の「奴隷が大統領」発言について「党の法務部会長をこれからも務めさせるのか」と更迭を迫った民主党・西村智奈美議員に対し、首相は「民主党にもそういう発言をした方がいる」と反撃。中川氏の発言を持ち出し「睡眠障害に悩む人にとって大変な発言だ。しかも、私をそういう状況に陥れようと考えているんですか、民主党の皆さんは。私にも家族がいる。『お前を病気にしてやろう』というのは人権問題。私への謝罪は一切ない」と大声でまくし立てた。西村氏は「睡眠障害の件はおわびいたします」と陳謝。安倍首相は「与野党問わず、
衆院予算委員会は3日、安倍晋三首相と全閣僚が出席して2016年度予算案の基本的質疑を行い、実質審議が始まった。首相は憲法について「占領時代に作られ、時代にそぐわないものもある」との考えを強調。「国会は発議するだけだ。国民に決めていただくことすらしないのは責任の放棄だ」と憲法改正に重ねて意欲を示した…
高木毅復興相をめぐる下着窃盗疑惑問題で、同氏の地元である福井県の地方紙「県民福井」が、疑惑を報じた週刊誌報道は事実だとする当時の捜査関係者の証言を報道した。高木氏は15日の閣議後の記者会見と参院予算委員会で事実関係を重ねて否定した。 県民福井は13日の朝刊1面で、当時の福井県警の捜査関係者の証言の記事を掲載。記事中で捜査関係者は、高木氏が三十数年前に被害者女性の自宅で下着を盗み、警察官に取り押さえられた状況を具体的に述べている。 閣議後に記者団から「捜査関係者の話であり、信ぴょう性が高いのではないか」と問われ、高木氏は「そうした事実はない」と否定。進退については「今は復興の仕事にまい進することが私の責任だ」と語った。 参院予算委員会では、民主党の石橋通宏氏(比例)が「捜査関係者を名誉毀損(きそん)などで訴えないのか」とただすと、高木氏は「大臣としての務めを果たすことが、私の責任」と繰
Japan Prime Minister Shinzo Abe speaks during a news conference, Tuesday, Sept. 29, 2015, in New York. (AP Photo/Julie Jacobson)
菅義偉官房長官は31日午前の記者会見で、安全保障関連法案に反対する市民団体などが国会周辺で開いた30日の集会に関し「一部の野党やマスコミから『戦争法案』『徴兵制の復活』などと宣伝され、大きな誤解が生じていることは極めて残念だ」と述べた。 菅氏は「わが国を取り巻く安全保障環境は厳しさを増している。国民の生命と平和な暮らしを守るのは政府の責任だ。万が一に備える必要があることも訴え、誤った認識を解く努力をしたい」と強調した。
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