2022年11月26日 12:00 日本は、なんでも捨てる「あほの国」になりつつある Tweet 図書館によく行くが、最近しみじみ「劣化」を感じる。図書館の開架棚の本が、一般書店みたいになってきているのだ。私は野球に関しては新聞の縮刷版を見る。またお寺や歴史を調べるためには、その地域の「市史」「町史」を見る。少し前まで、図書館は「ここでしか見ることができない」大部の専門書や歴史的資料、新聞などを見る人の場所であって、そういう老若男女が分厚い資料と格闘していたものだ、 しかし今の図書館は、そうした専門書など大きな本は端っこに追いやられ、ベストセラー小説や子供向けの図鑑、ビジネス書などがメインになってきている。 それだけでなく、古い市町村史などは閉架書庫に追いやられている。最近も市町村史が編纂されているが、中身はどんどん軽くなり、ビジュアル中心になってきている。 私は社史をたくさん作ってきたが