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philosophyに関するworrisのブックマーク (17)

  • 言語哲学がはじまる - 岩波書店

    フレーゲからラッセル、そしてウィトゲンシュタインへ――二十世紀初頭、言葉についての問いと答えが重なりあい、つながりあっていった。天才たちの挑戦は言語哲学の源流を形作っていく。その問いを引き受け、著者も根に向かって一歩一歩考え続ける。読めばきっとあなたも一緒に考えたくなる。とびきり楽しい言葉の哲学。 はじめに 第一章 一般観念説という袋小路 1 どうして言葉は新たな意味を無限に作り出せるのか 新たな意味の産出可能性という問題 言語は有限の語彙と文法からなる 2 「」の意味は何か 「富士山」と「」 指示対象説 3 個別の一般 太郎は「」の意味が分からない 個別性と一般性のギャップという問題 4 心の中にの一般観念を形成する? 「」はの一般観念を指示するという考え 批判その1――一般観念とは何か 批判その2――一般観念説はコミュニケーションを不可能にする 批判その3――観念も

    言語哲学がはじまる - 岩波書店
  • 名著136「偶然性・アイロニー・連帯」 - 100分de名著

    トランプ現象」を予言したとして、SNSで大きな反響を巻き起こした哲学者がいる。リチャード・ローティ(1931-2007)。現代アメリカを代表する哲学者であり、現代哲学界で最も多くの論争を巻き起こした人物と評される。彼が哲学の新たな役割を提示し、あるべき社会の在り方を論じた名著が「偶然性・アイロニー・連帯」(1989)だ。SNSによる社会の分断、ポピュリズムによる民主主義の劣化など厳しい局面に立たされている私達現代人は、どんな社会を構想し、どんな言語空間を創出していけば問題解決につながっていくのか? ローティの哲学を手掛かりに、その解決の道筋を探っていく。 ローティは、伝統的な哲学を葬り去った哲学者ともいわれる。古代ギリシャに端を発し、デカルト-カントによって完成されたとされる近代哲学は、「究極の真理を見出し、それによってすべての学問や知を基礎づけ直す」という野望をもっていた。しかし、ロー

    名著136「偶然性・アイロニー・連帯」 - 100分de名著
  • OpenAI内紛劇の背後に「21世紀の優生思想」、EAコミュニティとe/accの危険性:朝日新聞GLOBE+

    CEOの突然の解任と復帰、理事会の再編劇 背後に「思想」対立? まずOpenAI内紛劇を簡単に「おさらい」しておこう。 OpenAIの理事会は11月17日にサム・アルトマンCEO(最高経営責任者)を解任。ところがわずか5日後、11月22日にアルトマンはCEOとして復帰すると発表された。 ただしアルトマンは理事の地位は失い、また自分の行動について独立した調査を受けることに同意した。OpenAIの理事会は再編となり、旧理事6名のうち、アダム・ダンジェロ(Quora CEO)だけが残り、ブレット・テイラー(元Salesforce 共同CEO、元Twitter 取締役会会長)、ローレンス・サマーズ(ハーバード大学教授、元財務長官)の2名を加えた3人態勢での再出発となった。 OpenAIのサム・アルトマン前最高経営責任者(CEO)=2023年11月6日、サンフランシスコ、五十嵐大介撮影 アルトマン解

    OpenAI内紛劇の背後に「21世紀の優生思想」、EAコミュニティとe/accの危険性:朝日新聞GLOBE+
    worris
    worris 2023/12/22
    “国連機関やEUが採用する規範倫理であり国際法体系である「人権(human rights)」は功利主義だけでは理解できず、義務論がないと説明できない。”
  • 今なぜ哲学者スピノザ? 関連本の刊行相次ぐ 國分功一郎さん新書・全集は異例の売れ行き|好書好日

    國分功一郎さん 社会問題先取り 人の根底探る 岩波書店によると、國分さんの新書は現在2刷3万2千部。スピノザは西洋哲学の歴史上、デカルトやライプニッツと並び17世紀の合理主義の哲学者とされる。デカルトが残した哲学の根原理をめぐる著作を徹底して読み込むことを通して、自らの思索を深めた「読む人」という視点で、スピノザの思想をたどる。スピノザ全集の初回配『3 エチカ』も3刷6千部と、学術書では異例の売れ行きを見せている。岩波文庫のスピノザの主要著作(畠中尚志訳)もこれを機に重版したという。 國分さんは「構想から10年かかって出版にこぎつけた」と新書執筆の苦労を振り返る。スピノザは、國分さんにとって自らの哲学の道しるべとなる存在だ。『暇と退屈の倫理学』(2011年)や『中動態の世界』(17年)などでその思想を手がかりにしてきた。「この10年で読みが深まり、ようやくスピノザの生涯と思想を一の線

    今なぜ哲学者スピノザ? 関連本の刊行相次ぐ 國分功一郎さん新書・全集は異例の売れ行き|好書好日
  • アンジェラ・ネイグル 著『リア充を殺せ! ―― 匿名掲示板とカウンターカルチャーは、いかにしてオルタナ右翼を育て上げたか』(2017年)/80点 - リベラルアーツの扉:海外教養書を読む

    紹介(評者・田楽心 Den Gakushin) 原題 著者について はじめに オバマの希望からハランベの死まで 第一章 リーダー不在のデジタル反革命 第二章 逸脱のオンライン・ポリティクス 第三章 オルタナ右翼のグラムシ主義者たち 第四章 ブキャナンからヤノプルスまでの保守文化戦争 第五章 「Tumblr」からキャンパス・ウォーズへ:美徳のオンライン経済における希少性の作り方 第六章 「男性圏」を覗いてみると 第七章 よくいる女、リア充、マスゴミ 結論 「ネタだよ」と言われてももう笑えない 評価(評者・田楽心) お知らせ ★その1 サイト運営者の一人、青野浩の翻訳書が出ます。 ★その2 友人が最近を出したので、よろしくお願いします。 紹介(評者・田楽心 Den Gakushin) 2016年のトランプ当選を受けて、アメリカ人の多くが、2008年のオバマ当選時との「不可解なギャップ」に首を

    アンジェラ・ネイグル 著『リア充を殺せ! ―― 匿名掲示板とカウンターカルチャーは、いかにしてオルタナ右翼を育て上げたか』(2017年)/80点 - リベラルアーツの扉:海外教養書を読む
    worris
    worris 2021/12/08
    最近ネトウヨや表現の自由戦士やアンチフェミや自民党支持者からの「俺たちを揶揄するな、理解して、手を差し伸べろ」という要求を目にするのだが、「甘えんな、お前が勝手に逸脱したんだろ」としか思えない。
  • 「論理的思考」の落とし穴――フランスからみえる「論理」の多様性/『「論理的思考」の社会的構築』著者、渡邉雅子氏インタビュー - SYNODOS

    「論理的思考」の落とし穴――フランスからみえる「論理」の多様性 『「論理的思考」の社会的構築』著者、渡邉雅子氏インタビュー 社会 「ロジカル・シンキングを身につけよう」「これからの教育に必要なのは論理的に話す・聞く・書く能力である」……論理的に考え、書いたりプレゼンテーションしたりする能力はビジネスや教育分野でもてはやされ、現代では欠かせないスキルとして広くうたわれている。 しかし改めて考えると、「論理的」とはなにか? 「論理的」であることは何に立脚しているのか? どこでも共通する普遍的なものなのか? 『「論理的思考」の社会的構築』を著した渡邉雅子氏は、「「論理的」だと感じる思考や論理の型は、実は文化によって異なっており、それぞれの教育の過程で身につけていくものだ」と指摘している。稿では、「論理」の多様性やその社会的構築過程、小論文教育から見えるフランス独自の論理のあり方、日におけるア

    「論理的思考」の落とし穴――フランスからみえる「論理」の多様性/『「論理的思考」の社会的構築』著者、渡邉雅子氏インタビュー - SYNODOS
    worris
    worris 2021/09/22
    「ダブスタガー」と言えば論理的で客観的で冷静で論破()だと思っている本邦のネット議論はどうすれば改善されるのやら。
  • 東浩紀、『動物化するポストモダン』刊行から18年後の現在地を語る

  • 在野に学問あり 第2回 山本貴光・吉川浩満

    インターネットの発達により、誰もが簡単に情報にアクセスでき、発信できる時代になった。さらに働き方が多様になり、退職後の人生も長くなっている。これまでは大学に属していないと難しかった研究が、より身近なものになっていくのではないか。 というわけで、この連載では在野で活躍する人々に、どのような研究ノウハウを持っているのかインタビューをする。「研究」とまではいかずとも、自力でや論文を読み、学問と関わりたいと思っているすべての人にとって、自分もやってみたいと思えるようなノウハウが聞けるはずだ。

    在野に学問あり 第2回 山本貴光・吉川浩満
  • コンピューターは哲学者に勝てない――気鋭の38歳教授が考える「科学主義」の隘路 - Yahoo!ニュース

    異例の売れ行きを見せる哲学書がある。ドイツの哲学者マルクス・ガブリエルさん(38)が書いた『なぜ世界は存在しないのか』。今年1月に邦訳が刊行されると、半年で2万部を超えた。ガブリエルさんは、ボン大学哲学科教授に史上最年少の29歳で就任した気鋭の哲学者だ。彼が語る「危機の時代の哲学」とは。(ライター・斎藤哲也/Yahoo!ニュース 特集編集部) NHKの取材クルーとともに夜の街を歩いていると、「誰? 誰?」と周囲がざわざわし始める。気さくに話しかけてきた男性は、彼が世界的に有名な哲学者だと聞いて、どこかうれしそうだ。テレビカメラが密着取材する哲学者なんて、めったにお目にかかれるものじゃない。 9日間の来日中、ガブリエルさんは、東大、京大、全国紙をはじめ、10件以上の取材や対談、講演に応じた。専門的な哲学の話ばかりじゃない。宇宙物理学、ロボット、民主主義、資主義など、テーマは多岐にわたってい

    コンピューターは哲学者に勝てない――気鋭の38歳教授が考える「科学主義」の隘路 - Yahoo!ニュース
  • 佐藤淳二「68年から人間の終わりを考える」/小泉義之「1968年以後の共産党」

    (ソルボンヌ中庭の)パスツール像の傍らで語りあう学生たち。1・3面掲載の写真は、故・西川長夫が68年当時撮影。現在は京都大学人文科学研究所に寄贈され、以下のサイトで閲覧可。http://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/archives-mai68/index.php。またキャプションは、西川著『パリ五月革命 私論―転換点としての68年』(平凡社新書)による。 西川長夫による写真詳細説明 右手には「各国のプロレタリアよ団結せよ」の文字が読みとれる。写真には写っていないが、その右には毛沢東の大きな写真が二枚掲げられている。マオ派のグループであろう。(西川長夫『パリ五月革命私論』176頁より、以下同) 1968年「5月革命」から50年、フランスでは回顧する催しやマスコミの特集が相次いでいます。当には思い出せない記憶を、英雄を祀る霊廟(パンテオン)に収めるように、お決まりのよう

    佐藤淳二「68年から人間の終わりを考える」/小泉義之「1968年以後の共産党」
  • 哲学者が語る民主主義の「限界」 ガブリエル×國分対談:朝日新聞デジタル

    日々のニュースで当たり前のように政治や経済の危機が語られる今、民主主義は「危機」の解決に役に立つのか。もはや民主主義こそ問題なのではないか――。著書「なぜ世界は存在しないのか」(講談社選書メチエ)がベストセラーになっているドイツの哲学者マルクス・ガブリエルさんが来日し、東京・築地の朝日新聞東京社読者ホールで6月12日、哲学者の國分功一郎さんと対談した。「危機」の時代に、改めて歴史をさかのぼり、民主主義の原理を見直した議論では、「民主主義と国民国家は両立しない」「主権という考え方は怪しい」など、ラディカルな発言が飛び出した。 対談は、住民運動への参加経験などから議会中心の既存の民主主義観を批判してきた國分さんが事前に送った「手紙」による問題提起を受け、ガブリエル氏が講演する形でスタートした。 通訳は斎藤幸平・大阪市立大学准教授、聞き手・司会は朝日新聞文化くらし報道部の高久潤記者が務めた。対

    哲学者が語る民主主義の「限界」 ガブリエル×國分対談:朝日新聞デジタル
  • 学者とマニア、右と左の「中間領域」から過去を問う 近現代史研究家・辻田真佐憲が「戦争」を書く理由 | 文春オンライン

    戦後72年。かの戦争体験の声が次第に聞けなくなっている今、証言者たちの“孫世代”の中に、声を拾い、研究を深め、表現をする人たちがいる。 戦争から遠く離れて、今なぜ戦争を書くのか――。 インタビューシリーズ第2回は近現代史研究家の辻田真佐憲さん。『ふしぎな君が代』『大営発表』『文部省の研究』など、政治文化の関係を主軸に研究を展開する辻田さんが考える「戦争を問い続ける」意味とは何か? ◆ 森友・加計学園問題と『文部省の研究』 ――森友学園、加計学園と今年は何かと文部科学省案件の問題が政治を揺さぶっています。そんな中に出版された『文部省の研究』では、国民道徳の規範として「教育勅語」が戦前、戦中、そして戦後どう使われてきたかが一つのテーマになっていて、森友学園問題を予見していたかのような感じさえ持ちました。 辻田 出版のタイミングは全くの偶然です。ただ以前から森友学園は「軍歌を歌わせる幼稚園」

    学者とマニア、右と左の「中間領域」から過去を問う 近現代史研究家・辻田真佐憲が「戦争」を書く理由 | 文春オンライン
  • 民主主義を貶め右翼を蔓延させるポストモダニズム - 道徳的動物日記

    ネットサーフィンをしていたら見つけた、ヘレン・プラックローズ(Helen Pluckrose)という人文学者による、『How French “Intellectuals” Ruined the West: Postmodernism and Its Impact, Explained(フランス知識人はいかにして西洋を台無しにしたか:ポストモダニズムとその影響を解明する)』という記事について、軽く紹介しよう*1。 areomagazine.com この記事の前半にて、著者のプラックローズは主にジャン=フランソワ・リオタール、ミシェル・フーコー、ジャック・デリダの思想について、説明しながらポストモダニズムの思想に含まれる特徴について論じている。上記の論者に共通して挙げられるのが「すべての知識や認識は相対的で等価なものであり、科学的認識が他よりも客観的な認識であるとはいえない」「科学的で客観的な

    民主主義を貶め右翼を蔓延させるポストモダニズム - 道徳的動物日記
  • 人文系出版社とその潮流、執筆者と編集者の系譜(主として90年代以降)

    (2010.1.7-8) 時間軸的には http://togetter.com/li/2809 の直後にやってた話。冒頭で@reger44さんが「「そんなところでつながっていたのか!」と…赤間さんなんか全く知りませんでした」と言ってるのは、http://togetter.com/li/2810 で触れられた赤間と東のつながりのこと。 河出書房新社、青土社、作品社、インパクト出版会、松籟社、洛北出版、以文社、月曜社など。発端は赤間啓之について。 後日談的まとめ: 続きを読む

    人文系出版社とその潮流、執筆者と編集者の系譜(主として90年代以降)
  • 「『思想地図β』創刊記念シンポジウム~情報時代の人文知と言論~」まとめ

    東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma 今日は思想地図β紀伊國屋シンポジウム「情報時代の人文知と言論」です。チケット予約された方は忘れずに! そして急遽「前半だけ」ニコ生で放送されることになりました。よろしく! http://bit.ly/eQoKAw 2011-02-03 10:53:47

    「『思想地図β』創刊記念シンポジウム~情報時代の人文知と言論~」まとめ
  • 『思想地図β』創刊記念シンポジウム~情報時代の人文知と言論~

    【新宿・紀伊國屋サザンシアターから生中継】 ツイッター、ニコニコ動画、Ustream、あるいはウィキリークス……。 格的なネット時代が到来して15年、 ようやく日でもネットメディアが文化と言論のありかたを大きく変え始めています。 激変のなか、これまで大学制度や出版流通に依存してきた言論は今後どのように変わっていくのか。 またそこで、人文的な知性にはどのような役割が残されているのか。 第一線のジャーナリスト、批評家と、第一線のネットサービスの経営者が徹底討議! 日時:2月3日(木)19時~ 場所:紀伊國屋サザンシアター(当日券若干あり) ■紀伊國屋書店イベント情報 ※イベントの一部のみの中継となります。ご了承ください。 ■出演 ※敬称略 川上量生(ドワンゴ会長) 清水 亮(ユビキタスエンターテインメント代表取締役) 津田大介(メディアジャーナリスト) 福嶋亮大(批評家、中国文学者) 東

    『思想地図β』創刊記念シンポジウム~情報時代の人文知と言論~
  • 東浩紀氏、日本文壇、日本論壇が「現実を直視せず、狭い世界の空理空論に終始している」ことを、痛烈に非難する

    東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma その部数が意味しているのは、現実と向かいあうより、文学の絶対性を謡いあげて作家と対談してたほうがよほどが売れるということだ。この状況を変えるために、みなさん、思想地図βを応援してください。別に僕のを買わなくてもいい。宇野常寛や鈴木謙介や濱野智史のを買ってください。まじです。 2010-12-16 23:06:13 東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma こんな状況では、当に思想や批評は死にます。思想や批評の棚に来るひと、イコール、文学や思想の絶対性を謡いあげてくれるロマンティストを待望している痛いひと、という状況そのものが障害になっている。現実と格闘しているひとを思想や批評の棚に呼び戻さねばならない。 2010-12-16 23:07:49 東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma ぼくはいままで、論壇からも文壇か

    東浩紀氏、日本文壇、日本論壇が「現実を直視せず、狭い世界の空理空論に終始している」ことを、痛烈に非難する
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