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福嶋聡に関するworrisのブックマーク (8)

  • 書店に「生活提案」は可能か?

    original image: Thomas Leuthard(CC BY) 11月13日(金)、グランフロント大阪で開催された「BOOK EXPO 2015 秋の陣」のイベント企画「明日につなげる書店人トーク」に登壇した。他の登壇者は、梅田蔦屋書店店長 亀井亮吾氏、井戸書店代表取締役 森忠延氏、司会は文化通信社常務取締役 星野渉氏である。 各々簡単な自己紹介をしたあと、星野さんが投げた最初の質問は、「梅田蔦屋書店ってどうなの?」であった。登壇者の一人の店を最初から直接のターゲットにするのは異例かもしれないが、今年の大阪でのもっともトピカルな話題であるので、と星野さんは付け加えた。 事前に告げられていたこの質問に備えて、ぼくは『TSUTAYAの謎 増田宗昭に川島蓉子が聞く』(日経BP社)を読んでいた。実際に店を訪れた感想と、増田宗昭社長の理念、戦略を絡めて、率直に感想を述べようとしたのだ。

  • 福嶋聡コラム 本屋とコンピュータ 第158回

    ○第158回(2015/11) 11月13日(金)、グランフロント大阪で開催された「BOOK EXPO 2015 秋の陣」のイベント企画「明日につなげる書店人トーク」に登壇した。他の登壇者は、梅田蔦屋書店店長亀井亮吾氏、井戸書店代表取締役森忠延氏、司会は文化通信社常務取締役星野渉氏である。 各々簡単な自己紹介をしたあと、星野さんが投げた最初の質問は、「梅田蔦屋書店ってどうなの?」であった。登壇者の一人の店を最初から直接のターゲットにするのは異例かもしれないが、今年の大阪でのもっともトピカルな話題であるので、と星野さんは付け加えた。 事前に告げられていたこの質問に備えて、ぼくは『TSUTAYAの謎 増田宗昭に川島蓉子が聞く』(日経BP社)を読んでいた。実際に店を訪れた感想と、増田宗昭社長の理念、戦略を絡めて、率直に感想を述べようとしたのだ。そのことは間違いではなかったと思う。時折いささか意地

  • 福嶋聡コラム 本屋とコンピュータ 第149回

    ○第149回(2015/2) 『新潮45』2月号の特集 “「出版文化」こそ国の根幹である”で、永江朗が昨秋上梓した『「が売れない」というけれど』(ポプラ新書)が、波状攻撃を受けている。それも、二人の論者が、全く同じ個所を攻撃しているのだ。 “はタダではありません!”と、ややヒステリックに叫ぶ作家林真理子が、『「が売れない」というけれど』の「しばらくまえ「図書館栄えて物書き滅ぶ」などと騒いだ作家や出版社があった。図書館がベストセラーを多数そろえて貸し出すので、出版社や作家の儲けが減るという主張だ。ずいぶん下品な物言いだ。」という箇所に対して、「果たして当に下品なことだろうか。」と噛みつく(失礼!反論する)。 「図書館の“錦の御旗”が出版社を潰す」と石井昴(新潮社常務取締役 )が、「一方、著者の側でも日文藝家境界理事の永江朗さんは、図書館に文句をつけるのは出版社や作家の儲けが減るとい

  • asahi.com(朝日新聞社):【出版】『秘録』と『問題の核心』 2冊のグーグル本が書かなかったこと - メディアリポート - デジタル

    今年5月に翻訳・出版された『グーグル秘録―完全なる破壊』(ケン・オーレッタ著、文藝春秋)は非常に読み応えのあるルポルタージュだ。  グーグル内外の延べ300人に及ぶ著者の取材力、構成力と共に、「出版前に書に目を通したグーグル社員はいない」(注1)ことに、心からの敬意を表したい。  それは、「インターネットこそ人々を解放し、民主的な精神を育む」という信念、「邪悪になってはいけない」という社是への、社員(グーグラー)たちの自信の証左とも言える。  だが、「消費者のためになることを、消費者以上によく理解している」という彼らの自負は、知らず知らずのうちに「驕り」へと変節し、「滅び」へと到る途を辿る危険も孕む。  グーグルの検索システムが孕む弱点を示しオルタナティヴを提示するのが、『Google問題の核心―開かれた検索システムのために』(牧野二郎著、岩波書店)である。  著者の牧野は、グーグルの検

  • 福嶋聡コラム 本屋とコンピュータ 第94回

    worris
    worris 2010/07/13
    「数パーセントの受付業務手数料は、実は、広告費だったのだ」「その、広告という業態=利益獲得形態を利用し、世紀を挟んで瞬く間に大成長を遂げた企業がある。言わずと知れた、Googleである」
  • ジュンク堂書店公式サイト WEBほんのしるべ ジュンク堂書店難波店店長の福嶋聡による寄稿 書店の役割・紙の本がもつ「いのち」

    「衝撃」が、次から次へと押し寄せる。『キンドルの衝撃』(毎日新聞社)、 『電子書籍の衝撃』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)…。 アマゾン・ドット・コムが2007年11月に売り出した「キンドル」をはじめ、ソニーや、 米大型書店のバーンズ&ノーブルも対抗機を発売、2010年1月にはアップルが 「iPad」を発表(日では5月28日に発売)、と電子端末が続々と出現、 『電子書籍の衝撃』は、ジュンク堂池袋店新書売上げの4月度第一位となった。 『電子書籍の衝撃』の著者、佐々木俊尚は言う。 "これまでだったら、ほしいは書店に買いに行かなければいけませんでした。 都心の大きな書店ならともかくも、地方の書店だと自分のほしいが置いてあるとは限りません。古いだと絶版になっていることも 多いし、そもそも書店にまで足を運ぶという手間は省けないのです。 アマゾンのオンライン書店なら配

    worris
    worris 2010/07/07
    「まるで書店に赴くという行為は、本を入手するための「必要悪」」/「「取次悪玉論」、「取次不要論」の新バージョン」
  • asahi.com(朝日新聞社):【出版】押し寄せる電子書籍の衝撃! 反エントロピー的書店のススメ - メディアリポート - デジタル

    【出版】押し寄せる電子書籍の衝撃! 反エントロピー的書店のススメ2010年6月10日 筆者 福嶋 聡 『キンドルの衝撃』(毎日新聞社)、『電子書籍の衝撃』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)……。「衝撃」が、次から次へと押し寄せる。『電子書籍の衝撃』は、ジュンク堂池袋店新書売上げ4月の第1位となった。 著者の佐々木俊尚は言う。 「これまでだったら、ほしいは書店に買いに行かなければいけませんでした。都心の大きな書店ならともかくも、地方の書店だと自分のほしいが置いてあるとは限りません。古いだと絶版になっていることも多いし、そもそも書店にまで足を運ぶという手間は省けないのです。アマゾンのオンライン書店なら配達してもらえますが、日にちはかかるし品切れになっていることも多い」(注1) 「書店に買いに行かなければ」、「書店にまで足を運ぶという手間」、まるで書店に赴くという行為は、を入手するた

  • asahi.com(朝日新聞社):【出版】出版界をめぐる様々な状況と対応 話をややこしくしているもの - メディアリポート - デジタル

    【出版】出版界をめぐる様々な状況と対応 話をややこしくしているもの2009年9月10日 筆者 福嶋 聡図:読者の文字情報へのアクセスルート(「ジャーナリズム」09年9月号掲載) 出版界の業界紙「新文化」は7月9日号、7月16日号の2回にわたり、「2009年 出版界上半期の動き」という特集を組んだ。それぞれ、「構造疲弊?…合従連衡、体質改善の大波」、「脱委託、中古…生き残りかけて」と題され、「業界再編・DNP連合」「Googleブック検索裁判」「取次の配送・返品協業化」、「責任販売 版元も続々」「中古新たな動き」「上期新規店 2極化?」と3ずつの見出しが並んだ。 「疲弊」、「生き残りかけて」など、危機感に満ちた語が目立つ。売り上げの下降、雑誌の休刊、出版社の倒産、書店の廃業と、出版界の現状を見ると、それも当然のことだし、記事のほとんどは、危機を脱しようとするさまざまな試みで埋められてい

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