電子書籍が盛り上がりを見せている。7月には楽天が電子書籍リーダー「kobo Touch」を発売。 さらに、今月にはアマゾンの「Kindle」も日本での発売が予定されている。ジャーナリストの西田宗千佳さんは、電子書籍の魅力をこう語る。 まず、省スペース化。部屋のなかだけでなく、カバンの中においても、だ。 「旅に出るとき、『読まないかもしれないけど、読むかもしれない』と本を持っていくことがありますよね。そんなときにもデータで持ち運べば簡単です」 また、買うときにもメリットが。書籍がデータになっているため、「在庫切れ」という概念は一切なくなる。クリック一つでダウンロード可能だからだ。 「読みたいな、と思ったときに待つ必要がなくなるんです。さらに言えば、書店に行って探す必要もなくなりますし、書店の営業時間に左右されることもない」 夜中に無性に漫画が読みたくなった瞬間に、ウェブ書店で“大