2016年5月18日に毎日新聞など複数の報道機関が報じたところによれば、LINEのスマホゲーム内で使われる一部のアイテムが、資金決済法の規制を受ける電子マネーに当たると関東財務局に追加認定されたもようだ。 同法の規定では、電子マネーの未使用残高が1000万円を超えていれば、発行事業者は残高の2分の1以上を供託する義務が生じる(銀行と保全契約を結ぶことで代替することもできる)。報道によると今回の認定によるLINEの供託不足額は、125億円に上るとされる。 毎日新聞の報道によると、関東財務局が電子マネーと認定したアイテムは、パズルゲーム「LINE POP」で宝箱を開けて別のアイテムを入手できる「宝箱の鍵」と、「LINE PLAY」のミニゲームで使われる「クローバー」の2種類である。 なお、これらのゲームで使われるゲーム内通貨「ルビー」については、LINEは正式に届け出をして供託を行っている。つ