日本映画・洋画を問わず、ネタバレ・あらすじを交えて感想(レビュー、 批評、 解説…?)を語りながら、映画の魅力を再発見していきましょう。ラストを明かすことも。 インド映画の特徴といえば、上映時間が長いこと、歌と踊りが満載なこと、底抜けに楽しいことなどいろいろ挙げられるだろうが、酒とタバコがほとんど出てこないのも大きな特徴だろう。 もちろん、そんなものにはかかわらないお国柄によるのだろうが、酒を飲んでおしゃべりするシーンや、タバコの煙をくゆらせるシーンに尺を使わない分、映画に歌や踊りやアクションがぎゅうぎゅう詰まって、濃密で面白い。 たまに酒が出てきても、次のシチュエーションへ導くための鍵として必然性のある扱いだから、物語の進行を妨げない。 『きっと、うまくいく』にも酒を飲むシーンはあるものの、単に友人と旧交を温めるとか、同僚とくだを巻くのではなく、悪い出来事へのイントロダクションとして意味