フランス・ビュシエールにあるユダヤ教超正統派の学校(2022年2月1日撮影)。(c)Maryam EL HAMOUCHI / AFP 【2月7日 AFP】仏検察当局は5日、パリ近郊にあるユダヤ教超正統派の学校で虐待を受けた複数の生徒を保護し、加重暴行容疑で職員7人に対する正式捜査を開始したと発表した。 検察によると、虐待があったとされるのはパリの東方約60キロのビュシエール(Bussieres)にあるベト・ヨセフ(Beth Yossef)で、13~18歳の生徒約60人が学ぶ。生徒には「フランス語を全く話せない米国籍とイスラエル国籍の未成年者が多く含まれ、虐待といえる状況に置かれていた」という。 生徒らは「監禁され、身分証明書を没収され、劣悪な状況で虐待を受け、教育や医療をきちんと受けられないまま、家族の元に帰ることもできなかった」とされる。 警察は職員17人を事情聴取。検察は4日、75歳の