アメリカのトランプ前大統領は、不倫の口止め料をめぐって業務記録を改ざんした罪に問われた裁判で、有罪の評決が出たことを受けて、記者会見でみずからの潔白を改めて主張した上で、控訴する方針を明らかにしました。 アメリカのトランプ前大統領は、不倫の口止め料をめぐって帳簿などの業務記録を改ざんした罪に問われ、アメリカの大統領経験者としては初めてとなる有罪の評決が下されました。 トランプ氏は31日、ニューヨーク・マンハッタン中心部の「トランプタワー」で会見を行いみずからの潔白を改めて主張した上で「公平な裁判ではなかった。詐欺的なもので控訴する」と述べ、有罪の評決を不服として控訴する方針を明らかにしました。 量刑を決める審理は7月11日に開かれることになっていて、裁判が行われているニューヨーク州では量刑が言い渡されたあと、30日以内に控訴することができます。 また、トランプ氏は「バイデン大統領は歴代最悪